【東京地検】:「桜」補てん問題 安倍前首相や秘書ら新たに不起訴
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地検】:「桜」補てん問題 安倍前首相や秘書ら新たに不起訴
「桜を見る会」前日の夕食会費補てん問題で、東京地検特捜部は30日、ホテル側の宴会代金の値引きは寄付に当たるなどとする新たな政治資金規正法違反容疑について、安倍晋三前首相や、安倍氏の後援会代表だった配川博之元公設第1秘書(61)ら4人全員を不起訴処分とした。
安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」や後援会が夕食会の支出に関し、ホテル側の値引きを寄付として2015~19年分の政治資金収支報告書に記載せず、17~19年分の領収書を保存していないなどとして、市民が告発していた。
安倍晋三前首相(2020年9月14日撮影)
特捜部は値引きの証拠はないと判断し、安倍氏について「嫌疑不十分」や「嫌疑なし」とした。
この問題を巡っては、全国の弁護士らが昨年5月以降、安倍氏らを告発。特捜部は同12月、16~19年分の収支報告書に収支計約3022万円を記載しなかったとして、規正法違反罪で配川氏のみを略式起訴した。安倍氏に関しては「不記載を認識していたという証拠はない」として、嫌疑不十分で不起訴とした。
15年分の不記載について特捜部は、山口県選挙管理委員会が保存期間を理由に原本を廃棄したことなどから、配川氏の立件を見送ったが、東京第5検察審査会は今年3月、「他の証拠で不記載を認定できる」などとして「不起訴不当」と議決した。東京地検は再度捜査した上で、起訴するか改めて判断する。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東京地検・「桜を見る会」前日の夕食会費補てん問題】 2021年03月30日 22:20:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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