路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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《あした元気になあれ・01.07》:自分の翼で羽ばたけ=小国綾子

2025-01-08 13:12:20 | 【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・文化の担い手である著作権】

《あした元気になあれ・01.07》:自分の翼で羽ばたけ=小国綾子

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《あした元気になあれ・01.07》:自分の翼で羽ばたけ=小国綾子

 「若い頃は『わたしを束ねないで』と詩に書いたけど最近は束ねられたい気持ちになるのよね」。95歳で亡くなった詩人、新川和江さんは約30年前、そんなふうに語ったことがあったそうだ。

 これは新川さんの「お別れの会」(昨年12月8日)で、音楽家の吉岡しげ美さん(75)が明かしてくれたエピソード。吉岡さんは45年間以上、女性詩人の詩に曲をつけ、歌ってきた。「わたしを束ねないで」ももちろん古くからのレパートリーだ。

 「束ねられたい、ってどんな思いだったのかなあ」と首をひねる私に、吉岡さんは「束ねられることも減り、自由になれた60代、ふっと物寂しさを覚えるのも人生だものね」とほほえんだ。

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