マスゴミ界のなかでも気骨のあるマスコミが登場する場合のあることが、一つ明らかになった。現代ネットが、それだ。
登場する「関係者」「事情通」が誰なのか、判らないが、これとて誰が、どんな情報に基づいて発しているか、判らない。架空の人間が勝手に喋っているのかもしれない。意図的に情報を流すことだってあるし・・・。
家康が関が原の闘いを前に、全国の「大名」に手紙を送って「工作」していたのは、有名な話だ。情報を与えながら「論功行賞」を。それで味方を増やすのだ。政治の世界というか、人間の性かもしれない。
だからこそ、「情報戦」の位置づけが必要なのだろう。そういうことを踏まえたうえで、このような記事が書かれるのはどういう諸事実を反映しているのだろうか、という問題意識があるのだが、言えることは、「橋下市長なんでアリ」から「おかしいよね」式の動きがマスコミ界のなかで少しだが出てきたのかもしれない。「賞味期限」という言葉だが、事態の進展に伴って化けの皮が剥がれる日をできるだけ早くしていくために、橋下氏にできるだけたくさんのことをやってほしいものだ。そうすれば目を覚ますかもしれない。
ということで、現代ネットの存在は光るものがあるようだ。次の記事が楽しみだな。
ま、これも橋下氏や維新の会への批判運動の反映かもしれない。
橋下・石原会談 ホントの狙い2012年04月08日10時00分提供:ゲンダイネット
<“賞味期限切れ”の焦り>
東京都の石原知事と大阪の橋下市長が4日会談したことで、メディアは大騒ぎだ。2人が会った大阪市内のホテルだけでなく、帰京した石原を自宅まで追っかけ回している。この時期、わざわざ2人が大阪で“会談”した狙いは何なのか。
「大新聞テレビは、もっともらしく『新党構想について話し合ったもよう』『連携について意見交換した』と大袈裟に解説していましたが、もともと石原知事が『昼メシでも食べよう』と橋下市長を誘っただけの話。具体的に何かを決めるというより、2人で会って注目を集めることが目的です。マスコミに事前に会うことを漏らして“密談”するわけないでしょう。橋下さんのこれまでの手法を見ても、次期衆院選での公明党との選挙協力など、本当に大事なことは水面下で接触して決めています」(維新の会関係者)
政界では、「石原さんが息子のために、お願いに行ったんじゃないか」と揶揄する声すら聞こえてくる。
「石原ファミリーは杉並区長だった山田宏が、次期衆院選に東京8区(杉並区)から維新の会の公認で出馬することを恐れているといいます。山田は大阪市の特別顧問を務めるなど橋下市長に近い。東京8区は自民党の石原伸晃幹事長の選挙区で、山田が維新から出れば、伸晃が危うくなる。石原ファミリーは、山田の出馬を何としても回避したいはず。父親の慎太郎は、山田を東京8区から出さないで欲しいと頼みに行ったんじゃないか、なんていわれているのです」(自民党関係者)
まさかそこまでの“親バカ”ではないだろうが、この時期に世間の注目を集めたがった真の狙いは何か。ズバリ、2人は焦り始めているという。
石原も橋下も年内に解散・総選挙があると考えていたが、第3極を警戒する民主、自民が選挙を先延ばししようとしている。選挙が1年先になったら、賞味期限が切れると慌てているというのだ。
「消費増税の成立に向け、民主党と自民党の大連立の可能性が政局の大きな目玉になってきた。民、自で手を握るということになれば、解散は遠のくし、第3極が埋没しかねない。折にふれジャブを放ち、注目を集め続けるというシタタカな計算が見えます。2人が本当に一緒にやれるのか、お互いの『値踏み』という側面もあるでしょう」(永田町事情通)
いい加減、大新聞テレビは、中身のない“会談”にバカ騒ぎするのはやめるべきだ。
(日刊ゲンダイ2012年4月5日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/6447859/
以下の赤旗の記事をみると、橋下「維新の会」の狙いがハッキリしてくるだろう。橋下「維新の会」を支持する人たちは、決して裕福な人たちばかりではないだろう。むしろワーキングプアの人たちではないか?公務員に向けられていた刃が、今度は弱者である自分たちの方へ向いてきた、最たる事例が、大阪の民の暮らしを奪う政策なのだ。
橋下市長は、「攻撃は最大の防御」式の論戦がお好きなようだが、守りは、結構弱い、民衆の攻撃の量と質を高めていけば、早晩化けの皮が剥がれるのも早いのかもしれない。「朝日」への反論を見ていると、そう思う。市民レベルから言っても、攻撃は最大の防御かも。
焦るまでチクチク刺ささむ大棘を連打を浴びせ転落誘ふ
全世代襲う負担増 大阪市「試案」 施策大改悪、撤回せよ 共産党市議団 山中幹事長の談話2012年4月6日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-06/2012040604_01_1.html
日本共産党大阪市議団は5日、大阪市改革プロジェクトチームが示した「施策・事業の見直し」試案に対する山中智子幹事長の談話を発表しました。
◇
市改革プロジェクトチームが発表した「施策・事業の見直し(試案)」に大きな怒りとショックが広がっています。 これまで大阪市は、批判されるべきいろいろな無駄遣いもありましたが、大都市としての力を発揮し、国の制度や他都市の水準を上回った施策や事業も多く行ってきました。 今回の試案は、それらを「ぜいたく」と決めつけ、軒並み廃止または大改悪しようというものです。 敬老パス大改悪、水道料減免廃止は、苦しいなかでもこれらを頼りに暮らしておられる方たちにとっては、命綱を奪われるようなものです。 市長が「重点投資する」と繰り返している若い世代にも、学童保育への補助金廃止、保育所保育料の値上げ、新婚家賃補助制度の廃止など、子育て支援どころか、大きな負担増が襲いかかります。老人福祉センターの削減、障害者スポーツセンターの廃止などによって、行き場を失う人たちはどうすればいいのでしょうか。 さらに、1区1館ある区民センター・屋内プールを市内で9館にすることなどは、大阪市を8~9の特別自治区に分ける「大阪都」を前提にしたものとしか思えず、まさに、大阪市の“こわし屋”として乗り込んできた橋下市長の意を受けて、大阪市解体の道を進むものです。 党市議団は、この試案に、怒り、困る、すべての人たちと手を携え、撤回せよ、の声を大きく広げるために奮闘します。
登場する「関係者」「事情通」が誰なのか、判らないが、これとて誰が、どんな情報に基づいて発しているか、判らない。架空の人間が勝手に喋っているのかもしれない。意図的に情報を流すことだってあるし・・・。
家康が関が原の闘いを前に、全国の「大名」に手紙を送って「工作」していたのは、有名な話だ。情報を与えながら「論功行賞」を。それで味方を増やすのだ。政治の世界というか、人間の性かもしれない。
だからこそ、「情報戦」の位置づけが必要なのだろう。そういうことを踏まえたうえで、このような記事が書かれるのはどういう諸事実を反映しているのだろうか、という問題意識があるのだが、言えることは、「橋下市長なんでアリ」から「おかしいよね」式の動きがマスコミ界のなかで少しだが出てきたのかもしれない。「賞味期限」という言葉だが、事態の進展に伴って化けの皮が剥がれる日をできるだけ早くしていくために、橋下氏にできるだけたくさんのことをやってほしいものだ。そうすれば目を覚ますかもしれない。
ということで、現代ネットの存在は光るものがあるようだ。次の記事が楽しみだな。
ま、これも橋下氏や維新の会への批判運動の反映かもしれない。
橋下・石原会談 ホントの狙い2012年04月08日10時00分提供:ゲンダイネット
<“賞味期限切れ”の焦り>
東京都の石原知事と大阪の橋下市長が4日会談したことで、メディアは大騒ぎだ。2人が会った大阪市内のホテルだけでなく、帰京した石原を自宅まで追っかけ回している。この時期、わざわざ2人が大阪で“会談”した狙いは何なのか。
「大新聞テレビは、もっともらしく『新党構想について話し合ったもよう』『連携について意見交換した』と大袈裟に解説していましたが、もともと石原知事が『昼メシでも食べよう』と橋下市長を誘っただけの話。具体的に何かを決めるというより、2人で会って注目を集めることが目的です。マスコミに事前に会うことを漏らして“密談”するわけないでしょう。橋下さんのこれまでの手法を見ても、次期衆院選での公明党との選挙協力など、本当に大事なことは水面下で接触して決めています」(維新の会関係者)
政界では、「石原さんが息子のために、お願いに行ったんじゃないか」と揶揄する声すら聞こえてくる。
「石原ファミリーは杉並区長だった山田宏が、次期衆院選に東京8区(杉並区)から維新の会の公認で出馬することを恐れているといいます。山田は大阪市の特別顧問を務めるなど橋下市長に近い。東京8区は自民党の石原伸晃幹事長の選挙区で、山田が維新から出れば、伸晃が危うくなる。石原ファミリーは、山田の出馬を何としても回避したいはず。父親の慎太郎は、山田を東京8区から出さないで欲しいと頼みに行ったんじゃないか、なんていわれているのです」(自民党関係者)
まさかそこまでの“親バカ”ではないだろうが、この時期に世間の注目を集めたがった真の狙いは何か。ズバリ、2人は焦り始めているという。
石原も橋下も年内に解散・総選挙があると考えていたが、第3極を警戒する民主、自民が選挙を先延ばししようとしている。選挙が1年先になったら、賞味期限が切れると慌てているというのだ。
「消費増税の成立に向け、民主党と自民党の大連立の可能性が政局の大きな目玉になってきた。民、自で手を握るということになれば、解散は遠のくし、第3極が埋没しかねない。折にふれジャブを放ち、注目を集め続けるというシタタカな計算が見えます。2人が本当に一緒にやれるのか、お互いの『値踏み』という側面もあるでしょう」(永田町事情通)
いい加減、大新聞テレビは、中身のない“会談”にバカ騒ぎするのはやめるべきだ。
(日刊ゲンダイ2012年4月5日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/6447859/
以下の赤旗の記事をみると、橋下「維新の会」の狙いがハッキリしてくるだろう。橋下「維新の会」を支持する人たちは、決して裕福な人たちばかりではないだろう。むしろワーキングプアの人たちではないか?公務員に向けられていた刃が、今度は弱者である自分たちの方へ向いてきた、最たる事例が、大阪の民の暮らしを奪う政策なのだ。
橋下市長は、「攻撃は最大の防御」式の論戦がお好きなようだが、守りは、結構弱い、民衆の攻撃の量と質を高めていけば、早晩化けの皮が剥がれるのも早いのかもしれない。「朝日」への反論を見ていると、そう思う。市民レベルから言っても、攻撃は最大の防御かも。
焦るまでチクチク刺ささむ大棘を連打を浴びせ転落誘ふ
全世代襲う負担増 大阪市「試案」 施策大改悪、撤回せよ 共産党市議団 山中幹事長の談話2012年4月6日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-06/2012040604_01_1.html
日本共産党大阪市議団は5日、大阪市改革プロジェクトチームが示した「施策・事業の見直し」試案に対する山中智子幹事長の談話を発表しました。
◇
市改革プロジェクトチームが発表した「施策・事業の見直し(試案)」に大きな怒りとショックが広がっています。 これまで大阪市は、批判されるべきいろいろな無駄遣いもありましたが、大都市としての力を発揮し、国の制度や他都市の水準を上回った施策や事業も多く行ってきました。 今回の試案は、それらを「ぜいたく」と決めつけ、軒並み廃止または大改悪しようというものです。 敬老パス大改悪、水道料減免廃止は、苦しいなかでもこれらを頼りに暮らしておられる方たちにとっては、命綱を奪われるようなものです。 市長が「重点投資する」と繰り返している若い世代にも、学童保育への補助金廃止、保育所保育料の値上げ、新婚家賃補助制度の廃止など、子育て支援どころか、大きな負担増が襲いかかります。老人福祉センターの削減、障害者スポーツセンターの廃止などによって、行き場を失う人たちはどうすればいいのでしょうか。 さらに、1区1館ある区民センター・屋内プールを市内で9館にすることなどは、大阪市を8~9の特別自治区に分ける「大阪都」を前提にしたものとしか思えず、まさに、大阪市の“こわし屋”として乗り込んできた橋下市長の意を受けて、大阪市解体の道を進むものです。 党市議団は、この試案に、怒り、困る、すべての人たちと手を携え、撤回せよ、の声を大きく広げるために奮闘します。