橋下「維新の会」のニュースがまたまた飛び交っている!反原発・脱原発の国民の地道な運動には目もくれないマスゴミが、橋下市長のパフォーマンスにはあらんばかりの飛びつきをしている。上手いと言えば、上手いのかもしれない。
橋下「維新の会」という政党は、機関紙誌など、自分たちの理念や政策を宣伝するメディアを自身でもつことなく、現代社会のメディアを利用して宣伝・扇動して支持を広げている。その構造にメスを入れていかなければならない。歴史の教訓を生かすときだ!
その点機関紙「しんぶん赤旗」をもつ共産党はオーソドックスだ。この共産党の主張が橋下「維新の会」のように取り上げられるようになったらどうなるか、想像するだけで面白い!
国家の内部問題が大きな要因であったにせよ、メディアによってソ連・東欧社会の崩壊が扇動されて起こったことを思うと、今の日本の社会状況は反面教師だ。日本の国家は、その歴史的変革の扉をどのようにしてこじ開けていくか、目の前にあるように思う。
さて本題に入ろう。以下の記事を読んでみる。脱原発を掲げる橋下「維新の会」が安倍氏と会談する、石原都知事と会談する。或いは小沢氏や石原自民党幹事長との連携などなど。そうした橋下氏を国民が支持するという構図をどのように捉えていくか、だ。
大飯安全宣言、絶対おかしい…8提案の橋下市長(2012年4月24日13時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20120424-OYT1T00491.htm
藤村官房長官(右)との会談に臨む大阪市の橋下市長(左)と大阪府の松井知事(24日午前10時45分)=清水敏明撮影
橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は24日午前、首相官邸で藤村官房長官と約25分間会談し、原子力発電所の安全性に関して府と市がまとめた「8提案」を申し入れた。
橋下氏らは、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、野田首相と関係閣僚が安全性を確認したことを批判し、手続きを見直すよう求めたが、藤村氏は応じなかった。 会談後、橋下氏は都内で記者団に対し、大飯原発に関して、「科学者による安全性のチェックもないまま、政治家が安全宣言をしたことは絶対におかしい。国家運営の重大な危機だ」と述べ、政府の対応を批判した。改めて、大飯原発の再稼働に反対する姿勢を強調したものだ。 8提案は、〈1〉国民に信頼される独立性の高い規制機関の設立〈2〉安全基準の作り直し〈3〉原発から100キロ程度の範囲内にある都道府県と電力事業者が協定を締結できる仕組みの構築――などを求めている。
橋下市長「国民はだまされるな」…大飯安全宣言(2012年4月24日16時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120424-OYT1T00856.htm
24日、原子力発電所の安全性に関する8提案を政府に申し入れた橋下徹大阪市長は、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働方針を巡り、藤村官房長官に対し、政権批判を繰り広げた。 藤村長官との会談は午前10時45分から官邸で始まった。冒頭、橋下市長が「時間をいただき、感謝している」と切り出して和やかな雰囲気だったが、報道陣が退出した後、一転した。 出席者によると、橋下市長が「(科学的知見がないまま)政権が安全宣言をしたことは絶対におかしい」と強い調子で懸念を伝えた。藤村長官は「ストレステスト(耐性検査)の1次評価を含めて、再稼働を進めていく」と、政府方針を堅持することを説明したという。10分間の会談予定は25分間に延びたが、両者の溝は埋まらなかった。 橋下氏は終了後、報道陣に、「政権は安全と言うが、科学者は言っていない」「政権の安全宣言に国民はだまされるな」と、政府の対応をやり玉にあげた。
橋下市長、原発再稼働8条件を衆院選の争点に(2012年4月12日08時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120411-OYT1T01135.htm
大阪市の橋下徹市長は11日、市役所で記者団に対し、大阪府と大阪市で近くまとめる原子力発電所の再稼働に関する「8条件」について、「我々の考え方をきちんと伝え、政府がどういう答えをするかを国民にしっかりと見てもらい、どっちの方向で歩むかを(有権者に)決めてもらう」と述べ、次期衆院選の争点とする考えを示した。 橋下氏が代表の地域政党「大阪維新の会」は次期衆院選で、この8条件を踏まえた原発対応を公約に掲げるものとみられる。
安倍元首相、橋下市長と松井府知事と意見交換2012.4.24 17:09 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120424/stt12042417110008-n1.htm
安倍晋三元首相は24日、国会近くのホテルで、橋下徹大阪市長、松井一郎大阪府知事と会談した。今後の政局見通しや原発再稼働問題について意見交換したとみられる。
橋下・松井氏、安倍元首相と会談…狙いは?(2012年4月24日14時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120424-OYT1T00685.htm?from=main4
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事は24日午前、東京都内のホテルで自民党の安倍元首相と会談した。 次期衆院選での連携の可能性について協議したとみられる。 松井氏は今月13日にも都内で安倍氏と会談し、維新が掲げる大阪都構想や教育改革などについて意見交換しており、距離を縮めている。松井氏は、都構想実現に向けた各党の法案のうち、自民・公明両党の案を支持する考えを表明している。
今日24日、午前官邸で申し入れをした直後、あの安倍元首相と会談しているのだ。「産経」と「読売」の記事の内容は微妙に違っている!だがこちらの方の扱いは、極めて小さい!テレビなどは報道していない!
そうしておいて「国民はだまされるな」と説教している橋下市長の方は報道されているのだ。真実を報道せず国民を騙すマスゴミが、国民を騙している民主党という橋下市長を報道しているのだから、全く不思議というか、滑稽だ。
もう一つあげておこう。以下の記事の扱いも極めて小さいものだった。橋下市長のパフォーマンスに追いやられてしまった。
大飯、京都・滋賀知事から理解得られず…経産相(2012年4月24日11時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120424-OYT1T00479.htm
枝野経済産業相は24日の閣議後記者会見で、関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)の再稼働について、京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事から理解は得られていないとの認識を示した。 牧野聖修・経産副大臣が23日に説明したが、両知事は「説明が不十分」などと反発していた。 枝野経産相は記者会見で「(一定の理解を得られたという認識は)ありません。(両知事から)いくつか宿題をいただいた」との認識を示した。政府から改めて説明者を派遣して、理解を求めるとみられる。中断しているストレステスト(耐性検査)1次評価の審査手続きについては「具体的に(作業を)進められるのかどうか調整に入っている」と述べ、早期に再開する方針を明らかにした。
こちらは完全に無視されていた!明日以降の報道に注目だ!
敦賀原発、立地不適格か 保安院、周辺断層の再調査指示2012.4.24 19:30 [エネルギー]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120424/dst12042419310020-n1.htm
敦賀原発2号機のそばを走る断層を調査する専門家ら=24日午後、福井県敦賀市(代表撮影)
経済産業省原子力安全・保安院は24日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)を現地調査し、原子炉建屋周辺の断層が新しい時代に動いた可能性があるとして、日本原電に再調査を指示した。再調査の対象には原子炉の下を通る断層も含まれ、保安院はこの断層が周辺の活断層と連動して動く危険性が確認されれば、原発の立地場所として不適格になる恐れがあるとの見方を示した。
この日は保安院の担当者と専門家らが同原発周辺の4カ所で、断層の活動状況などを調査。2号機の原子炉の下を通る断層について、専門家は、同原発の敷地内にある活断層「浦底断層」が活動したときに「連動して動く可能性がある」と指摘した。また、建屋から約150メートル離れた断層についても、新しい時代に動いた可能性は否定できないとした。原子力安全委員会が定めた原発の耐震設計審査指針の手引きでは、12万年以内に動いた活断層や、活断層と連動して動く断層の上に、原子炉建屋など原発の重要設備を設置することを認めていない。
日本原電は「専門家の意見を踏まえ、適切に対応したい」とした。
大飯再稼働認めるな 福井・滋賀・大阪・京都民商・各府県連の女性 福井知事へ要請
2012年4月24日(火) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-24/2012042406_01_1.html(写真)「大飯原発の再稼働はやめて」と県に申し入れる福井民商婦人部の原田部長(左から2人目)ら=23日、福井県庁
「関西電力大飯原発(福井県おおい町)再稼働は絶対にやめて」と、福井、滋賀、大阪、京都の民主商工会・各府県連に加入する女性が23日、西川一誠福井県知事に要請しました。原発問題住民運動福井県連絡会が「大飯原発の再稼働を認めず原発とさよならする決断を求める」といっしょに申し入れました。 請願書は(1)福島原発事故の原因究明なき再稼働反対(2)福井県が「脱原発宣言」を行い、日本の全原発廃炉の先頭に立つこと―を求めています。 28人を代表して請願書を手渡した福井民商婦人部の原田真依(まさよ)部長は「放射能は海、山、里の物すべてを壊し、そこに住む子どもたちは悲惨。県のみなさんにそのことを分かってほしい」と訴えました。 「生命を生み出す女性として、再稼働は子どもたちに説明できない」(滋賀)、「小浜市での草の根の原発立地反対の清い心を知事も受け止めて」(大阪)とこもごも訴えました。 県側は「国民が考え結論を出していくことだと思う。国の出された対応を検討している」と答えました。 京都市の下京民商の女性(66)は「県に再稼働反対の意思を伝えられてよかった。初の機会でしたが、原発をなくすためなら何度でも行きたい」と話していました。 日本共産党の佐藤正雄福井県議が同行しました。
橋下「維新の会」の目玉政策である「道州制」などについて、国会でどのような議論がなされ、橋下「維新の会」のデタラメさが白日の下に晒されても、国民の前に明らかにされることはない!この点では、日本のマスコミは北朝鮮のことを批判する資格はないと言える!
橋下市長の言うように「国民を騙す」メディアと言える!
究極の地方切り捨て 参考人質疑 山下議員が道州制批判 2012年4月24日(火)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-24/2012042406_02_1.html
参院行政監視委員会で23日、道州制や地方自治のあり方について参考人質疑が行われました。日本共産党から山下芳生議員が質問に立ちました。
道州制について、慶応義塾大学の浅野史郎教授は「道州制には推進の立場だったが、今は懐疑的だ」とのべ、再び市町村合併をやって減らしていくことになると強調しました。兵庫県の井戸敏三知事は「国の行政改革や財政再建の手段に使われてしまうのではないか。本当に地方自治体といえるのか。国による強制的な府県合併だ」とのべました。一方、大阪府市統合本部特別顧問の堺屋太一氏は、国の役割は外交や防衛に限るべきだと主張しました。
山下議員は道州制について、近畿2府4県の198市町村を人口30万人規模の自治体に再編し、約130の自治体をなくすものだとして、「究極の地方切り捨てだ」と批判。道州制では「自治体の機能が維持されなくなるのではないか」と質問しました。浅野教授は「合併は上からの決め方で大きな抵抗があるのではないか」と答えました。 山下氏は「敬老パス」について、橋下徹大阪市長が昨年の市長選挙で「維持する」としていながら、半額負担を提案していることに言及。「選挙で言ったことと違う」と批判したのに対し、橋下市長の政策ブレーンである堺屋氏は「財政の問題もありできないこともある」とのべました。
橋下「維新の会」は、「大阪から国を変える」と「敵」をつくりながら、メッセージを出し続けている。これは、以下にアクセスしてみれば判る。
http://blogos.com/article/37457/
http://gendai.net/articles/view/syakai/136284
そこで歴史を振り返ってみよう。90年代は「政治改革」に反対するものを「守旧派」と呼んだのは、記憶違いかもしれないが、小沢一郎氏だったように記憶している。
そして小泉構造改革では、「抵抗勢力」と「敵」を作って煽って議席を掠め取った手法によく似ている。
古くは、戦前!賃金値上げや民主主義を主張し、さらに戦争に反対する国民を「非国民」「国賊」「アカ」=「国策に抵抗する、敵対する輩」として孤立させ、「国民の支持」をつくりだしてあの惨禍に国民を引き連れていった歴史がある!
それらの手法の結果はどうなったか、戦後と現在の政治と日本社会の動向をみれば一目瞭然だ。今その手法の誤りを見抜くことが必要ではないのだろうか?歴史の教訓に学べ!だ。
新しき国のあり様語るとき維新求むる民のこころに
追記
10日より諸般の事情により記事の更新ができない状況にありました。その間訪問していただいた方々にお礼を申し上げます。微力ながら歴史に参画するために、工夫しながら記事の更新ができるよう努力していきますので、宜しくお願い申し上げます。
2012年4月24日:愛国者の邪論
橋下「維新の会」という政党は、機関紙誌など、自分たちの理念や政策を宣伝するメディアを自身でもつことなく、現代社会のメディアを利用して宣伝・扇動して支持を広げている。その構造にメスを入れていかなければならない。歴史の教訓を生かすときだ!
その点機関紙「しんぶん赤旗」をもつ共産党はオーソドックスだ。この共産党の主張が橋下「維新の会」のように取り上げられるようになったらどうなるか、想像するだけで面白い!
国家の内部問題が大きな要因であったにせよ、メディアによってソ連・東欧社会の崩壊が扇動されて起こったことを思うと、今の日本の社会状況は反面教師だ。日本の国家は、その歴史的変革の扉をどのようにしてこじ開けていくか、目の前にあるように思う。
さて本題に入ろう。以下の記事を読んでみる。脱原発を掲げる橋下「維新の会」が安倍氏と会談する、石原都知事と会談する。或いは小沢氏や石原自民党幹事長との連携などなど。そうした橋下氏を国民が支持するという構図をどのように捉えていくか、だ。
大飯安全宣言、絶対おかしい…8提案の橋下市長(2012年4月24日13時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20120424-OYT1T00491.htm
藤村官房長官(右)との会談に臨む大阪市の橋下市長(左)と大阪府の松井知事(24日午前10時45分)=清水敏明撮影
橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は24日午前、首相官邸で藤村官房長官と約25分間会談し、原子力発電所の安全性に関して府と市がまとめた「8提案」を申し入れた。
橋下氏らは、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、野田首相と関係閣僚が安全性を確認したことを批判し、手続きを見直すよう求めたが、藤村氏は応じなかった。 会談後、橋下氏は都内で記者団に対し、大飯原発に関して、「科学者による安全性のチェックもないまま、政治家が安全宣言をしたことは絶対におかしい。国家運営の重大な危機だ」と述べ、政府の対応を批判した。改めて、大飯原発の再稼働に反対する姿勢を強調したものだ。 8提案は、〈1〉国民に信頼される独立性の高い規制機関の設立〈2〉安全基準の作り直し〈3〉原発から100キロ程度の範囲内にある都道府県と電力事業者が協定を締結できる仕組みの構築――などを求めている。
橋下市長「国民はだまされるな」…大飯安全宣言(2012年4月24日16時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120424-OYT1T00856.htm
24日、原子力発電所の安全性に関する8提案を政府に申し入れた橋下徹大阪市長は、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働方針を巡り、藤村官房長官に対し、政権批判を繰り広げた。 藤村長官との会談は午前10時45分から官邸で始まった。冒頭、橋下市長が「時間をいただき、感謝している」と切り出して和やかな雰囲気だったが、報道陣が退出した後、一転した。 出席者によると、橋下市長が「(科学的知見がないまま)政権が安全宣言をしたことは絶対におかしい」と強い調子で懸念を伝えた。藤村長官は「ストレステスト(耐性検査)の1次評価を含めて、再稼働を進めていく」と、政府方針を堅持することを説明したという。10分間の会談予定は25分間に延びたが、両者の溝は埋まらなかった。 橋下氏は終了後、報道陣に、「政権は安全と言うが、科学者は言っていない」「政権の安全宣言に国民はだまされるな」と、政府の対応をやり玉にあげた。
橋下市長、原発再稼働8条件を衆院選の争点に(2012年4月12日08時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120411-OYT1T01135.htm
大阪市の橋下徹市長は11日、市役所で記者団に対し、大阪府と大阪市で近くまとめる原子力発電所の再稼働に関する「8条件」について、「我々の考え方をきちんと伝え、政府がどういう答えをするかを国民にしっかりと見てもらい、どっちの方向で歩むかを(有権者に)決めてもらう」と述べ、次期衆院選の争点とする考えを示した。 橋下氏が代表の地域政党「大阪維新の会」は次期衆院選で、この8条件を踏まえた原発対応を公約に掲げるものとみられる。
安倍元首相、橋下市長と松井府知事と意見交換2012.4.24 17:09 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120424/stt12042417110008-n1.htm
安倍晋三元首相は24日、国会近くのホテルで、橋下徹大阪市長、松井一郎大阪府知事と会談した。今後の政局見通しや原発再稼働問題について意見交換したとみられる。
橋下・松井氏、安倍元首相と会談…狙いは?(2012年4月24日14時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120424-OYT1T00685.htm?from=main4
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事は24日午前、東京都内のホテルで自民党の安倍元首相と会談した。 次期衆院選での連携の可能性について協議したとみられる。 松井氏は今月13日にも都内で安倍氏と会談し、維新が掲げる大阪都構想や教育改革などについて意見交換しており、距離を縮めている。松井氏は、都構想実現に向けた各党の法案のうち、自民・公明両党の案を支持する考えを表明している。
今日24日、午前官邸で申し入れをした直後、あの安倍元首相と会談しているのだ。「産経」と「読売」の記事の内容は微妙に違っている!だがこちらの方の扱いは、極めて小さい!テレビなどは報道していない!
そうしておいて「国民はだまされるな」と説教している橋下市長の方は報道されているのだ。真実を報道せず国民を騙すマスゴミが、国民を騙している民主党という橋下市長を報道しているのだから、全く不思議というか、滑稽だ。
もう一つあげておこう。以下の記事の扱いも極めて小さいものだった。橋下市長のパフォーマンスに追いやられてしまった。
大飯、京都・滋賀知事から理解得られず…経産相(2012年4月24日11時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120424-OYT1T00479.htm
枝野経済産業相は24日の閣議後記者会見で、関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)の再稼働について、京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事から理解は得られていないとの認識を示した。 牧野聖修・経産副大臣が23日に説明したが、両知事は「説明が不十分」などと反発していた。 枝野経産相は記者会見で「(一定の理解を得られたという認識は)ありません。(両知事から)いくつか宿題をいただいた」との認識を示した。政府から改めて説明者を派遣して、理解を求めるとみられる。中断しているストレステスト(耐性検査)1次評価の審査手続きについては「具体的に(作業を)進められるのかどうか調整に入っている」と述べ、早期に再開する方針を明らかにした。
こちらは完全に無視されていた!明日以降の報道に注目だ!
敦賀原発、立地不適格か 保安院、周辺断層の再調査指示2012.4.24 19:30 [エネルギー]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120424/dst12042419310020-n1.htm
敦賀原発2号機のそばを走る断層を調査する専門家ら=24日午後、福井県敦賀市(代表撮影)
経済産業省原子力安全・保安院は24日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)を現地調査し、原子炉建屋周辺の断層が新しい時代に動いた可能性があるとして、日本原電に再調査を指示した。再調査の対象には原子炉の下を通る断層も含まれ、保安院はこの断層が周辺の活断層と連動して動く危険性が確認されれば、原発の立地場所として不適格になる恐れがあるとの見方を示した。
この日は保安院の担当者と専門家らが同原発周辺の4カ所で、断層の活動状況などを調査。2号機の原子炉の下を通る断層について、専門家は、同原発の敷地内にある活断層「浦底断層」が活動したときに「連動して動く可能性がある」と指摘した。また、建屋から約150メートル離れた断層についても、新しい時代に動いた可能性は否定できないとした。原子力安全委員会が定めた原発の耐震設計審査指針の手引きでは、12万年以内に動いた活断層や、活断層と連動して動く断層の上に、原子炉建屋など原発の重要設備を設置することを認めていない。
日本原電は「専門家の意見を踏まえ、適切に対応したい」とした。
大飯再稼働認めるな 福井・滋賀・大阪・京都民商・各府県連の女性 福井知事へ要請
2012年4月24日(火) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-24/2012042406_01_1.html(写真)「大飯原発の再稼働はやめて」と県に申し入れる福井民商婦人部の原田部長(左から2人目)ら=23日、福井県庁
「関西電力大飯原発(福井県おおい町)再稼働は絶対にやめて」と、福井、滋賀、大阪、京都の民主商工会・各府県連に加入する女性が23日、西川一誠福井県知事に要請しました。原発問題住民運動福井県連絡会が「大飯原発の再稼働を認めず原発とさよならする決断を求める」といっしょに申し入れました。 請願書は(1)福島原発事故の原因究明なき再稼働反対(2)福井県が「脱原発宣言」を行い、日本の全原発廃炉の先頭に立つこと―を求めています。 28人を代表して請願書を手渡した福井民商婦人部の原田真依(まさよ)部長は「放射能は海、山、里の物すべてを壊し、そこに住む子どもたちは悲惨。県のみなさんにそのことを分かってほしい」と訴えました。 「生命を生み出す女性として、再稼働は子どもたちに説明できない」(滋賀)、「小浜市での草の根の原発立地反対の清い心を知事も受け止めて」(大阪)とこもごも訴えました。 県側は「国民が考え結論を出していくことだと思う。国の出された対応を検討している」と答えました。 京都市の下京民商の女性(66)は「県に再稼働反対の意思を伝えられてよかった。初の機会でしたが、原発をなくすためなら何度でも行きたい」と話していました。 日本共産党の佐藤正雄福井県議が同行しました。
橋下「維新の会」の目玉政策である「道州制」などについて、国会でどのような議論がなされ、橋下「維新の会」のデタラメさが白日の下に晒されても、国民の前に明らかにされることはない!この点では、日本のマスコミは北朝鮮のことを批判する資格はないと言える!
橋下市長の言うように「国民を騙す」メディアと言える!
究極の地方切り捨て 参考人質疑 山下議員が道州制批判 2012年4月24日(火)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-24/2012042406_02_1.html
参院行政監視委員会で23日、道州制や地方自治のあり方について参考人質疑が行われました。日本共産党から山下芳生議員が質問に立ちました。
道州制について、慶応義塾大学の浅野史郎教授は「道州制には推進の立場だったが、今は懐疑的だ」とのべ、再び市町村合併をやって減らしていくことになると強調しました。兵庫県の井戸敏三知事は「国の行政改革や財政再建の手段に使われてしまうのではないか。本当に地方自治体といえるのか。国による強制的な府県合併だ」とのべました。一方、大阪府市統合本部特別顧問の堺屋太一氏は、国の役割は外交や防衛に限るべきだと主張しました。
山下議員は道州制について、近畿2府4県の198市町村を人口30万人規模の自治体に再編し、約130の自治体をなくすものだとして、「究極の地方切り捨てだ」と批判。道州制では「自治体の機能が維持されなくなるのではないか」と質問しました。浅野教授は「合併は上からの決め方で大きな抵抗があるのではないか」と答えました。 山下氏は「敬老パス」について、橋下徹大阪市長が昨年の市長選挙で「維持する」としていながら、半額負担を提案していることに言及。「選挙で言ったことと違う」と批判したのに対し、橋下市長の政策ブレーンである堺屋氏は「財政の問題もありできないこともある」とのべました。
橋下「維新の会」は、「大阪から国を変える」と「敵」をつくりながら、メッセージを出し続けている。これは、以下にアクセスしてみれば判る。
http://blogos.com/article/37457/
http://gendai.net/articles/view/syakai/136284
そこで歴史を振り返ってみよう。90年代は「政治改革」に反対するものを「守旧派」と呼んだのは、記憶違いかもしれないが、小沢一郎氏だったように記憶している。
そして小泉構造改革では、「抵抗勢力」と「敵」を作って煽って議席を掠め取った手法によく似ている。
古くは、戦前!賃金値上げや民主主義を主張し、さらに戦争に反対する国民を「非国民」「国賊」「アカ」=「国策に抵抗する、敵対する輩」として孤立させ、「国民の支持」をつくりだしてあの惨禍に国民を引き連れていった歴史がある!
それらの手法の結果はどうなったか、戦後と現在の政治と日本社会の動向をみれば一目瞭然だ。今その手法の誤りを見抜くことが必要ではないのだろうか?歴史の教訓に学べ!だ。
新しき国のあり様語るとき維新求むる民のこころに
追記
10日より諸般の事情により記事の更新ができない状況にありました。その間訪問していただいた方々にお礼を申し上げます。微力ながら歴史に参画するために、工夫しながら記事の更新ができるよう努力していきますので、宜しくお願い申し上げます。
2012年4月24日:愛国者の邪論