愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

互いのハードルを高く設定して要求した米朝会談の合意不成立は当然だな!核兵器軍事抑止力論に立つ米国が北朝鮮に丸腰を求めることそのものが傲慢・外交無知!

2019-02-28 | 北朝鮮

日本が日米核兵器軍事同盟を廃棄しない理由と

北朝鮮の制裁解除の狙いは完全に一致している!

プーチン大統領に

日米核兵器軍事同盟に基づく米軍基地問題を持ち出されて

安倍政権はどう反応したか!

安倍政権と金政権は全く同じ土俵にいる!

紛争解決のためには

軍事的脅威を出し合うではなく

経済交流の発展や政治的文化的和解を展望しかない!

この交流こそ

憲法9条平和安全保障論に基づく外交政策だ!

米朝会談を傍観しているだけでは

北朝鮮問題=朝鮮半島の平和の枠組みは構築できない!

トランプ大統領依存症の

拉致問題以外は関心を示さない圧力一辺倒の

安倍政権では

拉致問題も解決できない!

安倍政権に対する恩を売るトランプ大統領の見返りは何か!

冷静に考えなければならない!

安倍晋三首相の保身・政権温存を見破らなければならない!

NHK 米朝首脳会談 非核化の進め方で合意に至らず 2019年2月28日 21時54分米朝首脳会談

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190228/k10011831261000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。トランプ大統領は北朝鮮が制裁の完全な解除を求める一方、非核化の措置は一部にとどまったことが原因だと主張しました。

トランプ大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談は、27日に続いて28日もベトナムの首都ハノイのホテルで行われました。
両首脳は1対1で会談したあと、側近を加えた拡大会合を開きましたが、その後、予定されていた昼食会や合意文書の署名をとりやめて、そのまま会場をあとにしました。
トランプ大統領はこのあと記者会見し「非常に建設的な2日間だったが席を立たなければならない時もある。今回がそれだった」と述べ、会談は有意義だったとする一方、合意には至らなかったことを明らかにしました。
その理由についてトランプ大統領は「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった」として、アメリカとして非核化が実現するまで解除しないとしている制裁の全面解除を北朝鮮が求めたからだと説明しました。
またトランプ大統領は「制裁は多くの国と協力してやっていることを忘れてはいけない」と述べ、制裁について妥協すれば各国からの信頼や協力体制を損ないかねないという認識も示しました。
そのうえで最大の焦点となっている非核化の措置については、キム委員長がニョンビョン(寧辺)の核施設などを廃棄する意思を示す一方、そのほかのウラン濃縮施設を含むほかの核施設の廃棄の要求には応じず、折り合えなかったとしています。
ただトランプ大統領は「キム・ジョンウン委員長との関係は良好だ」として決裂ではないと強調し、引き続き交渉を進めていく考えを示しました。
両首脳は今回、トップ交渉で去年6月の首脳会談以降、こう着状態に陥っていた非核化の協議の前進をはかりましたが、両者の溝は深く非核化の措置と見返りをめぐる大きな隔たりがかえって浮き彫りになる結果となりました。

北朝鮮 反応なし

ベトナムの首都ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談の結果について、北朝鮮は、これまでのところ反応を示していません。北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは28日午後5時からの放送でも、27日行われたキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とトランプ大統領の会談初日の様子を伝えるにとどまっています。

韓国「活発な対話継続に期待」

韓国大統領府の報道官は28日午後、会見を開き、「トランプ大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が完全な合意に至らなかった点は残念に思う」と述べました。
一方で、成果もあったと強調し、「両首脳が互いの理解を深めたことを評価する。特にトランプ大統領が明らかにした、持続的な対話の意志と楽観的な見解は、次の会談に向けて明るい展望をもたらした」と述べました。
そのうえで、「今回の結果をもとに、今後も活発な対話が持続することを期待する。韓国政府は双方が緊密な協力と対話の流れを維持していくよう、あらゆる努力を尽くす」と述べ米朝の仲介役として積極的な役割を果たす考えを改めて示しました。

中国「対話と協議で問題解決を堅持していく必要」

米朝首脳会談で非核化などで合意に至らなかったことについて中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で「朝鮮半島の問題解決は簡単に成功することはない」としたうえで、「双方は誠意を示して互いに歩み寄り、対話と協議を通じた問題解決を堅持していく必要がある」と強調しました。
そのうえで、「双方は対話を続けて互いの懸念に配慮し、アメリカと北朝鮮だけでなく、世界が望む前向きな成果を達成することを望む」と述べ、アメリカと北朝鮮が対話を継続し、問題解決に取り組むことに期待を示しました。
また今後の中国の役割について陸報道官は「中国は引き続き和解を促し、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築を同時に進めていくことや、双方が互いに歩み寄ることを提起していく」と述べて、双方の対話を促すため、積極的な役割を果たしていく考えを示しました。

ロシア「交渉途絶えていないことを前向きにとらえている」

米朝首脳会談の結果についてロシア大統領府のペスコフ報道官は28日、「明確な合意には至らなかったようだが、交渉のプロセスが途絶えていないことを前向きにとらえている」と評価しました。そしてこのような難しい問題は一気に解決できるものではないとしたうえで「双方が柔軟性や譲歩を示し、少しずつ合意にたどりつく必要がある」と述べ、アメリカと北朝鮮の双方が歩み寄る必要があるという考えを示しました。(引用ここまで)

 

 NHK トランプ大統領記者会見「互いに隔たりがあった」  2019年2月28日 17時27分米朝首脳会談

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190228/k10011831361000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談のあと、会見で、「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった。今回は会談の席を立たなければならなかった。制裁は今後も維持する」と述べました。

また、トランプ大統領は「彼らは制裁を解除してほしかったが、われわれはそれをできなかった。彼らはニョンビョン(寧辺)の施設を解体する用意があると表明したが、彼らは制裁を完全に解除することを求めた。お互いに隔たりがあった」と述べて、合意に至らなかった状況を説明しました。

「ニョンビョン以外の核施設も廃棄を」

トランプ大統領は北朝鮮のニョンビョンにある核施設について「とても大きな施設だが、それ以外にも非核化を進める必要がある」と述べ、このほかの核関連施設についても北朝鮮は廃棄しなければならないと述べました。

「査察は容易にできる」

北朝鮮の核関連施設への査察を今後実施できるのかと質問されたのに対し、トランプ大統領は「簡単にできる。われわれは査察をするだろう。査察が実施されればうまくいくだろう」と述べました。

経済制裁強化には言及せず

トランプ大統領は、北朝鮮への経済制裁について「北朝鮮には、すでに強い制裁が科せられていて、今後強化するかどうかについては、発言を控えたい。北朝鮮にはすばらしい人がたくさん住んでいて、彼らにも、生活がある。キム委員長のことをよく知るようになって、私の考え方は変わった」と述べ、今後、制裁を強化するかどうか、明言を避けました。

「キム委員長は核実験中止継続を約束した」

また、「昨夜、キム委員長は核実験とミサイル実験は今後も行わないと約束した」と述べました。

「合意文書を準備したが署名せず」

トランプ大統領は「きょう合意文書に署名することはできたし、紙まで用意していた。しかし、最終的には署名を見送った」と述べました。

「日韓との関係は崩せない」

また、合意に至らなかった経緯について説明し、「日本と韓国とよい関係を築いているのでそれを崩すことはできない」と述べ、「このあと韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と安倍総理大臣に電話をする」と話しました。2日間にわたるキム委員長との首脳会談について説明すると見られます。

「次回会談の約束はない」

また、「次回の首脳会談について約束はしていない」と述べました。

ポンペイオ国務長官「キム委員長の準備ができていなかった」

アメリカのポンペイオ国務長官は、トランプ大統領とともに記者会見にのぞみ、「この2日間の首脳会談でさらなる進歩があった。しかし、不幸なことに、われわれはキム委員長に対して、もっと踏み込む準備があるかと質問したが、キム委員長はその準備ができていなかった。今後については、楽観視している」と述べました。(引用ここまで)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする