私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2012年3月25日(日)自宅

2012年03月25日 | 庭に来る鳥
■2012/3/25(日)7:14-7:18【天気】晴れ
【場所】自宅
【種名】キジバト1,ヒヨドリ1,メジロ1,シジュウカラ3,カワラヒワ3,スズメ10+(6科6種)
【メモ】いつもの餌台風景。リビングのガラス越しに撮影した。200.1/100.5.6。ヒヨドリと言えば大学時代に思い出がある。いつだったか,サークルの顧問の教授から,来日したアメリカの教授を広瀬川を案内して野鳥を見せてほしいと言われ,早朝花壇にお連れした。その日は運良くヤマセミとカワセミが同じ木に止まっていて,ほら凄いだろうとスコープ(当時コーワのプロミナと言っていたような)見せたら,全然感激せず,その辺にたくさんいるヒヨドリを見て,Oh!Beautiful!と言ってやたら感動していた。ヒヨドリがそんなに美しいかはわからないが,世界的に見れば分布が局地的なので,いない国から来れば珍しいのと相俟って美しいとなるのだろう。これもずっと昔のことだが,新任の頃,職員旅行で香港に行ったときに,ホテルの窓から公園を見ると見たことがないが,ヒヨドリの仲間っぽい感じの鳥がいて,スケッチをしたことがあった。なぜ,FD600mmをわざわざ持って行ったのに撮影しなかったのか,今考えると不可解だが,ずっとあとになってから図鑑(『日本の野鳥590』)を見るとシロガシラとコウラウンでやはりこの2種はヒヨドリ科だった。
【写真】
  
■ミカンを食べるヒヨドリ


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2012年3月24日(土)自宅

2012年03月24日 | 庭に来る鳥
■2012/3/24(土)11:50-13:30【天気】曇り,時々小雨,霙
【場所】自宅の庭
【種名】オオタカ若鳥1,キジバトペアと1羽,コゲラ1,ヒヨドリ3,ウグイス1,シジュウカラ3,メジロ2,カワラヒワ4,シメ1,スズメ32+(9科10種)
【メモ】出かける支度を待っている間,暇だったので,庭の餌台をリビングのコタツに入って見ていた。シメ,ヒヨドリ,メジロ,カワラヒワ,シジュウカラなどが採餌している。しばらくするとぱっとスズメやキジバト,メジロが庭木の中に飛んでに隠れた瞬間,茶色の猛禽が庭を横切った。はっと思って後を追うとカエデの木に止まったので,急いで見るとオオタカの若鳥だった。2階の書斎から数メートルの位置なので,急いで階段を駆け上がり,静かに部屋に入って外を見たが,オオタカは飛び去った後だった。最初からカメラを持ってきていれば,窓越しとは言え,かなり大きく撮影できたのだが,残念だった。仕方なく,またリビングに降りてきて,しばらく見ていると,いつものキジバトペアがまた降りてきて,仲良くカエデの木に止まったり,餌台で餌を啄んでいた。5月初旬は毎年サシバの声を聞くが,オオタカが庭にやってきたのは初めてだった。
【写真】
  
■リビングのガラス越しに撮影。いつも窓はきれいに外と内を撮影用に拭いている。餌台とカエデの木に止まったキジバトペア。これまでの観察だとおそらく餌台の後ろにいるのが♂で採餌しているのが♀。カエデの木は左が♂,右が♀。オオタカはこのカエデの木に止まった。とても残念だった。


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2011年7月12日(火)自宅

2011年07月12日 | 庭に来る鳥
■2011/7/12(火)6:01【天気】晴れ
【場所】自宅
【種名】シジュウカラ成鳥♂(1科1種)
【メモ】夏になると,我が家の庭では毎年のようにウグイスが4時頃から鳴き始める。そしてこれも毎年庭の木に巣を作っているヒヨドリが今年は3羽雛が巣立ち,成鳥に近い幼鳥になっても庭から離れず,親が餌を運んでくるのをうるさく鳴きながら,そのあたりをばさばさ飛んでいる。今日はシジュウカラがしきりに鳴いて,電線に止まっていたのを,出勤前に撮影した。
【写真】
  
■これは完全に♂である。


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2011年3月26日(土)自宅

2011年04月16日 | 庭に来る鳥
■2011/3/26(土)6:50-6:58【天気】晴れ
【場所】自宅
【種名キジバト】(1科1種)
【メモ】雪の朝,空気がきれいだった。庭の餌台に餌を蒔こうとして,モミジの木を見るとキジバトのペアが仲むつまじく止まっていた。♀個体が♂個体の右足の指一本一本を嘴で挟む行動をしていた。求愛行動という感じだった。
【写真】
  
  
■求愛行動をする♀(おそらく)


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2011年2月13日(日)自宅

2011年02月13日 | 庭に来る鳥
■2011/2/13(日)13:35-13:50【天気】晴れ
【場所】自宅の庭
【種名】キジバト1,ヒヨドリ1,ツグミ1,ジョウビタキ♂1,シジュウカラ3,ヤマガラ1,カワラヒワ8,スズメ+(6科8種)
【メモ】2F書斎から撮影。朝まであった雪もだいぶ溶けた。キジバトが1羽,最近ペアの姿が見えないのが気になる。1羽でとぼんとしていた。ヤマガラはヒマワリの種を咥えると,すぐに書斎の窓際のモミジの枝に止まり,ヒマワリを両足で押さえて,啄む。シジュウカラも同じ食べ方。カワラヒワはフィールドでも見るようにもっぱら地面で採餌している。
【写真】
  
  
  
■書斎の窓をそっと開け,パソコンのディスプレイ越しに見えるヤマガラを撮影する。キジバトはやや下の方に止まっているので,窓からそっとレンズを出して連写するが,別に気にするでもない。時々,このキジバトはぼーっとしているが,今日も何を考えているのやら,ぼーっとしていた。

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2011年1月29日・30日庭に来る鳥

2011年01月30日 | 庭に来る鳥
■2011/1/29(土)14:29-15:30,1/30(日)15:00-16:00【天気】曇り
【場所】自宅
【種名】キジバト3,ヒヨドリ3,ジョウビタキ♂1,ツグミ1,エナガ4,コガラ1,ヤマガラ3,シジュウカラ8,メジロ2,カワラヒワ6,シメ1,スズメ50+,オナガ1(10科13種)
【メモ】餌台の撒き餌はホーマックで売っている野鳥の撒き餌,ヒマワリの種,鳩の餌計1000円くらいの3種類を混合したもの。他にミカンの半分輪切りにしたものと,リンゴの輪切り。キジバトは2羽がペアでもう1羽来ると♂が追い払っている。2羽で仲良く食べている。ヒヨドリはミカンとリンゴを食べに来るが,朝は一番早く待っている。ジョウビタキ♂は日中時々ベランダの脇の灌木の所にやってくるが,何を食べているのかはわからない。ツグミはピラカンスを食い尽くしているので,もっぱら地面に落ちたリンゴやミカンの皮など食べている。カラ類は2階の書斎のカーテンを開けると目の前のモミジの枝に止まっている。今日は今シーズン初めてコガラが来た。カラ類は地面に落ちたヒマワリの小さい方の白い種を咥えて枝で食べている。エナガはたまたまきた感じ。メジロはリンゴが好きなようで,昨年はミカンをよく食べていたが,まだミカンを食べているのを見ていない。カワラヒワは,地面でスズメをちょっと遠巻き(と言っても10cmくらいなものだが)にして,落ちた餌を食べている。シメは大きいヒマワリの種専門。シメが来るとみんな逃げる。スズメは朝,出勤前に餌をやりに来ると,待っていて,すぐに食べに降りてくる。ベランダでお食事をしているスズメも有り。距離50cmほど。今日はオナガが1羽いて,リンゴを食べていた。写真を撮るのもさいきん飽きてきたので,もっぱらガラス越しに見たり,暖かい日はベランダに座って餌をやると,スズメやキジバトは寄ってくる。
【写真】
  
■こちらは我が家のメジロ。
  
■こちらは母島のハハジマメグロ。ISO400 1/20でぶれぶれ。メグロの方がやはりはで。


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2010年12月30日(木)自宅餌台

2010年12月30日 | 庭に来る鳥
■2010/12/30(木)14:31-14:37【天気】曇り雪
【場所】自宅庭
【種名】シメ1(1科1種)
【メモ】今日の午後,ふと庭の餌台を見るとシメが来ていた。昨年は2月初旬に来て5月初旬に去っていったので,年内から観察できたのはよかった。湿雪の小さなかたまりが空からたくさん降ってきて,いかにも寒そうな光景だったが,小屋根のある方の餌台からしきりにヒマワリの種を口に入れては,こちらを見るので(要するに警戒して),写真は撮りやすかった。それでもサッシを40cmほど開け,カーテンの上から柱にレンズをしっかり付けてぶれないようにしたが,シャッタースピードがISO200で1/40だったので,1段下げて撮影したらちょうどよかった。ISO400(6枚目の写真)ではやはり粒子が荒れるのでよくない。今年はミカンが高くて,ヒヨドリやメジロに半分に切って枝に刺してやるのも,ちょっと間が開く。ツグミが食べていたピラカンサスの赤い実と黄色い実はすっかりなくなっている。出勤する車の脇にピラカンサスがあるので,朝,車に行くたびにツグミがばたばた飛んでいくのもおもしろい。毎朝寒くて,所在なげに餌台で自分を待っている(というか餌を待っている)キジバトもなかなか趣がある。
【写真】
  
  
■ヒマワリを食べに来たシメ。大きいヒマワリをものすごい勢いで口に放り込んで食べていた。


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2010年12月18日(土)自宅餌台

2010年12月18日 | 庭に来る鳥
■2010/12/18(土)8:42-8:52,14:34【天気】晴れ
【場所】自宅の庭
【種名】キジバト,ヒヨドリ,カワラヒワ♂,スズメ(4科4種)
【メモ】6時に起床し,新松川浦漁港の水揚げに間に合うように行くつもりだったが,寝坊してしまった。リビングのカーテンを開けると,庭ではいつものように昨日までの残った餌や地面の餌を小鳥たちが食べていた。キジバトは1羽だけで,何やら寒そうにぶるぶる震えている。餌をやるとやにわに食べ始めたが,連れ合いが今日はいなくて寂しいのか,今ひとつ動きが活発でなかった。ちなみに連れ合いは警戒心が強く,よく逃げる。カワラヒワたちがここ数日様子伺いをしていたが,ガラス越しに人がいてもあまり警戒することなく,地面で採餌するようになってきた。そこで,重いサッシを30cmほど開けて写真を撮った。朝はシャッタースピードが遅いので,ほとんどがぶれてしまう。特に餌を食べる時の首や頭の動きはどの小鳥も速く,キジバトの小刻み上下首振りもなかなかの速さだ。
 年末になり,徐々に雪が降る回数が多くなり,寒さが厳しくなっていくと,他の小鳥たちもやってくるようになる。そのうちすっかり慣れてしまうのだが,少しずつ種類が増えたり,慣れていくのが,また楽しみなのだ。
【写真】
  
■今日の朝は,もう昨日の残りを食べて満足したのか,餌をあげても餌台に上がらず,地面で採餌していた。後は地面でじっとしていたり,帰宅するといつものモミジの枝に止まっていて,木の下から見上げても,2階の書斎から見ても,羽繕いをしていた。途中,どこかには行っているのだろうが,自分の住処のようになっている。
  
■スズメは全部ぶれていて,かろうじて止まっているのがこの1枚。/カワラヒワの♂。今日は5羽来ていた。モミジの枝で待機し,そこからさっと降りてきて餌台周辺で採餌している。ヒマワリの種が得意。


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2010年12月11日(土)自宅餌台

2010年12月13日 | 庭に来る鳥
■2010/12/11(土)10:27-10:37【天気】晴れ
【場所】自宅の庭
【種名】スズメ(1科1種)
【メモ】今シーズン最初のリビングからの撮影。ツグミ,キジバト,ヒヨドリ,スズメ,カワラヒワ,シジュウカラが今日までに来ている。 カワラヒワとシジュウカラは,現在様子見という感じで,慣れてくれば普通に見られる。シメとヤマガラ,メジロはまだ見ていないがそのうち来るだろう。
 起床してからリビングのカーテンを開けると,すでに庭にはスズメが餌台周辺で落ちた撒き餌を食べている。自分の庭以外のいろんな落ち葉がそのへんに散らばっているのも冬ならでは。キジバトが縁台すぐ近くを首を上下に小刻みに振りながら餌を食べているのもなかなかおもしろい。
【写真】
  
■個体識別はさすがに不可能。毎朝30羽程度は来ている。


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2010年6月9日南吉成

2010年06月09日 | 庭に来る鳥
2010年6月9日(水)6:10~6:11・11日(金)6:30~6:31【天気】晴れ
【場所】南吉成中学校西側林
【種名】ヒヨドリ,ガビチョウ(2科2種)
【メモ】蔵王登山下見に向けたジョギング中に,南吉成中西側の東北自動車道と接する林で,ヒヨドリと囀り合戦をしていたガビチョウを発見。ヒヨドリの鳴き声の真似+変化のある美しい囀りに明らかにヒヨドリの負けだった。こんなところにもガビチョウが・・・・。
木曜日はさえずりは聞こえなかったが,11日金曜日は9日(水)と同じ場所でヒヨドリと鳴いていた。


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2010年5月1日(土)自宅

2010年05月01日 | 庭に来る鳥
■2010/5/1(土)7:49-7:55【天気】晴れ
【場所】自宅の餌台
【種名】キジバト1,シメ1,シジュウカラ♂1,スズメ+(4科4種)
【メモ】3月31日で餌を蒔くのをやめようと思ったのだが,毎日,冬の間来ていた小鳥やキジバトがやってるので,つい情にほだされて,餌をあげた。するとこれも一冬やってきていたシメ1羽が他の鳥を追い払い,しきりに小さいヒマワリの種を啄んでいた。これ以後は,シメの姿を見ていない。
【写真】
  
■餌台に来たシメ。


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2010年2月7日(日)庭に来る鳥

2010年02月08日 | 庭に来る鳥
■2010/2/7(日)8:47-8:58【天気】晴れ・曇り
【場所】自宅
【種名】キジバトペア,ヒヨドリ2,ヤマガラ1,シジュウカラ1,メジロペア+1,カワラヒワ12,シメ1,スズメ40+(6科8種)
【メモ】昨日の雪が庭にまだまだ積もっていた。朝から雪の中からカワラヒワやスズメたちが餌を探していた。キジバトペアは,いつものお気に入りの枝で2羽で並んで,餌が蒔かれるのを待っている風情だった。果物をいつもより多めにキウイの枝にさしてやった。キジバトは別として(平和主義者なので),ヒヨドリより他の小鳥が逃げるのはシメのようだ。今日は,まだサッシのガラス越しだが,シメは逃げないで餌台でしきりにヒマワリの種をついばんでいた。だいぶ慣れてきたようだ。キジバトペアは手前が♀で,奥が♂である。頭がやや細く角張っているのがこの個体の識別点。♀の頭はなだらかな感じ。手前の♀がしきりに餌をついばんでいる横で,時々周りを警戒したり♀を上からのぞき込んだり,ほほえましいのである。ただし,周りの鳥がぱっと何か危険を感じていなくなっても,堂々といつまでも食べているのは♂である。
【写真】
  
■キジバト,シメ,メジロ。3種ともほぼ同じ距離から(ガラス越しに)撮影した。大きさがよくわかる。
  
■シメとメジロ。


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2010年1月23日(土)餌台にくるカワラヒワ

2010年02月06日 | 庭に来る鳥
■2010/1/23(土)11:23-11:30【天気】曇り
【場所】自宅
【種名】カワラヒワ(1科1種)
【メモ】庭の餌台にカワラヒワが来るようになって1ヶ月近く過ぎたが,他の小鳥たちと一緒に7時少し前から餌台の周りに落ちている雑穀をついばんでいる。この日は11時過ぎまで寝ていて,起きてから書斎のカーテンを開けるとちょうどカワラヒワの群れが目より少し下の高さに止まっているところだった。窓をそっと開けて望遠レンズを取り出し,撮影した。距離は3,4mくらいだ。双眼鏡で見ていてもそうだが,羽の黄色の鮮やかなことには本当に感心してしまう。原色の黄色というか,本当に鮮やかな色だ。我が家の餌台の開設は11月から3月中旬までだ。最近は,シメが毎日来ているが,これがなかなか警戒心が強く,餌台で独占して食べているのに写真はなかなか撮らせてくれないが,そのうち慣れるのではないかと思う。
【写真】
  
  
  
  
■庭のカエデの木に止まるカワラヒワ


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2009年12月19日(土)庭のキジバト・スズメ観察図鑑

2009年12月21日 | 庭に来る鳥
■2009/12/19(土)7:14-8:00【天気】雪
【場所】自宅
【種名】キジバト成鳥♂,ヒヨドリ,スズメ,(3科3種)
【メモ】11月になると近くのホーマックから野鳥の撒き餌を買ってきて,給餌している。出勤前の7時頃に餌を蒔き,朝食後,読売新聞を読みながら,窓越しに餌台にくるキジバト,スズメ,ヒヨドリを見ている。スズメやキジバトは餌もないのに縁側の上にやってくることもある。他にメジロ,ツグミ,カラ類,ウグイスなども来るが,メインはキジバト夫婦,40羽ほどのスズメと数羽のヒヨドリだ。キジバト夫婦は2,3年前からこの周辺に住み着いていて,バス通りの街路樹に毎年営巣している。キジバトは雌雄同色と図鑑等には書いてあるが,デデッポポーと鳴く個体と,クークー鳴きながら求愛するのが♂だとすると,我が家のキジバト夫婦は明らかに顔が違うので個体識別ができる。写真の個体は♂で,2羽でいつも来るが♂の方がよく食べている。時々,2羽以外のキジバトが3,4羽来ることがあるが,これらに対しては猛然と♂が追い払う。スズメは個体数が多すぎるので,どれがどれだがわからないが,スズメも近くでよく見るときれいな鳥だ。
この日は,雪でどこにも出かける気がなかったので,朝7時から庭の鳥を撮影することにした。餌を蒔き,いつもは閉めている大きなガラス戸を全部開けて,コタツに入り,望遠レンズの先端を三脚代わりにティッシュボックスに載せる。ちょうどその高さにキジバト♂が止まっていたので,ISO100の1/10~1/30位で撮影した。数打てば何枚かはピントが合うというわけで,撮影したのが下の写真だ。餌台のは暗いので全部ぶれている。また,ヒヨドリがやってきてモチノキの実を食べているすぐそばにキジバトがいるが,これは争いにならないようだ。たいてい,キジバト夫婦が餌を蒔くのを庭の木の上で待っているのが常で,キジバトが最初に食べて,それからスズメがやってきて食べている。途中からは入り乱れて食べているが,その最中に,別のキジバトが来ると,追い払うという行動がほとんどである。何にしても,こたつで温みながら,雪でたいへんな庭で採餌するスズメやキジバトを見ると気の毒にもなるが,彼らの旺盛な食欲を見ると,がんばって生きているのがよくわかるのであった。
12/21の朝は,カーテンを開けるとキジバト♀がキウイの枝に止まっていて,そこへ♂がすぐ近くにやってきて,言い寄っていた。♀はちょっと嫌がって飛んでいったが,♂が後を追い,餌をやったら2羽で狭い餌台に入って仲良く食べていたようだった。
【写真】
  
■この写真は金曜日のもの。ふと気配がして上を見るとキジバトが枝に止まっていた。人がすぐそこにいるのにリラックスして伸びなどしていた。
  
  
■キジバトとスズメ
  
■餌のトウモロコシを食べるスズメ/ヒヨドリ


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