私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2023年8月25日(木)26日(金)宮古島探鳥記(1)

2023年09月04日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】硫黄島周辺海域(1980年12月)で船上から見たセグロアジサシ、奄美大島宇検村(1979年 7月)で見た美しいベニアジサシ、エリグロアジサシをきちんと見たい、大きく写真に撮りたいという気持ちが以前からあり、昨年の石垣島、今年の宮古島行きとなった。
 さて、7時35分の仙台空港発中部国際空港行きに乗り、8時40分過ぎには到着。ここですぐ宮古島行きがあればいいのだが、11:35発の宮古島行きは14:05到着となる。レンタカーを借りて最初の写真を撮影したのは、14:55の宮古島市熱帯植物園となった。事前に調べてはいったが、アジサシ3種とキンバトさえ見ればOKという日程なので、まずはキンバトを見に、大野山林に行くことにしたが、入口が分からず、熱帯植物園の駐車場に止めて、園内に入り、すぐにおいしそうな店(INandOUT)があったので、超濃マンゴースムージーをテイクアウトし、外に出て、おいしいスムージーを飲んでいるうちに、こんな暑いのに山の中へは入りたくないとか、キンバトだって出て来ないだろうと勝手に考え、いつものなまけ癖が出てきて、そうだ、俺はアジサシを見に来たのだとか思い、池間大橋に行くことにした。
 大野山林の外周路を行くと、石垣島でおなじみの道端にいたズグロミゾゴイ成鳥が、走って藪の中に入って行った。島尻マングローブ林に着くまでには、リュウキュウツバメとスズメ、リュウキュウキジバトが農地や電線に止まっていた。マングローブ林の公園に着いたが、ダイサギとイソシギしかいなかった。続いて、10分ほどで池間大橋に到着、車を走らせると、最初に見たのが、何と、黄色いくちばしのコアジサシ。え、コアジサシもいるの?と驚き。あとで聞いたら営巣しているらしい。いったん橋を渡り、Uターンする。というのも橋の中央部分の下にアジサシ類がたくさんいるのがわかったからだ。宮古島側の駐車場に車を停め、歩いて橋の中央部まで歩道を歩く。600mくらいあり、暑いのにけっこうな距離だ。ちょうど、アジサシ類がいるあたりの上に、評定河原橋にあるような半円の休憩場所のようなスペースがあり、そこから下を見ると、肉眼でもけっこう見られる大きさに、憧れのベニアジサシとエリグロアジサシの群れがいた。目線の高さを2種のアジサシが飛び回っている。感動!というわけで撮影したが、すでに16時30分。ハイチュウ時間になっている。しかし、晴れ間が多く、日没は19時過ぎなので、何とか撮影することができた。最初からここに来れば、もっと明るいうちにたくさん撮影できたのにと思った。遠くに伊良部大橋がきれいに見え、反対側には大神島が見え、絶景だった。
【写真】
  
宮古島市熱帯植物園。近くに沖縄県立宮古青少年の家があって、その後ろに広大な大野山林が広がる。/リュウキュウツバメ成鳥。特徴は下尾筒のうろこ模様。電線に止まっている2羽のうち、右側のうろこ模様がない個体は幼鳥。
  
マングローブ林のダイサギ。イソシギが2羽近くを飛んでいった。宮古島は川がなく、石垣島のような水田がなかった。/今回、伊良部大橋には行けなかったが、ここにもアジサシ類がいるらしい/大神島。ここには橋が架かっていない。
  
池間大橋とベニアジサシ、エリグロアジサシ
  
ベニアジサシ成鳥
  
おそらくエリグロアジサシ/ベニアジサシ/エリグロアジサシ
  
エリグロアジサシ/混群/ベニアジサシ・・・後半に続く。


Copyright(C)2023 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.