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阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2023年8月25日(木)・26日(金)宮古島探鳥記(4)

2023年09月11日 | 県外・国外・その他

■2023年8月25日(木)・26日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+RF16mm
【場所】宮古島
【種名】リュウキュウキジバト++、カラスバト5+(S)、キンバト6+(大野山林)、ダイサギ1(島尻マングローブ 林)、ズグロミゾゴイ成鳥1(大野山林外周路)、セイタカシギ成鳥♂1(博愛漁港)、イソシギ2(島尻マングローブ林)、コアジサシ2+(池間大橋)、ベニアジサシ++(池間大橋下)、エリグロアジサシ++(池間大橋下)、マミジロアジサシ+(パナリ干瀬)、クロアジサシ++(パナリ干瀬)、オサハシブトガラス+、リュウキュウツバメ+++、リュウキュウヒヨドリ+++、リュウキュウメジロ1(島尻マングローブ林付近)、イソヒヨドリ++、スズメ+++(11科18種)ヤエヤマオオコウモリ6(大野山林4、マックスバリュー宮古島南店街路樹2)
【メモ】2日目日が昇るのが遅い宮古島の朝、大野山林に行って、林の中ではなく、駐車場近くの路上にいたキンバトをかろうじて見ることができ、急いで、ホテルに戻り、チェックアウトして、近くの博愛漁港に行った。船に乗る直前、セイタカシギの成鳥♂が飛んできて驚いたが、ピントは合わなかった。船は出港し、うえのドイツ文化村の建物を背に、パナリ干瀬に向かう。アジサシ類が餌となるトビウオを捕る海域を周るため、船は岸からけっこう離れて航行した。時期的に遅かったこともあり、トビウオも少なく、アジサシ類の飛来はほぼ見られなかった。そこで、パナリ干瀬に向かうと、クロアジサシやマミジロアジサシが飛んでくる。金華山沖で揺れる船と前進する船からの撮影には慣れているはずだが、よく考えれば、相手はアジサシ類で、ミズナギドリよりはスピードがやや速い。ただ、8時出航なので、明るさは十分だったが、やはりピントが合わない、ぶれる、被写体がファインダーからすぐ消えるという船ならではの問題があった。パナリ干瀬は、宮古島側は浅瀬がずっと続いていて、船を寄せることができず、反対側は、岩礁から深くなっているというので、寄ってもらったが、ふと海底を見ると、まだ岩礁までけっこうあるのに、浅くなっている。もう、いいです!と船長に言って離れてもらった。岩礁にはたくさんのクロアジサシとマミジロアジサシがいる。ヒメクロは海面に浮かんで群れでいるそうだが、今日は見ることができなかった。やはり来年7月初旬に勤め先の重要会議が終わってからの週に夏季休暇3日使って来るのがよさそうだ。結局、セグロアジサシは別のところにいて、そちらの方にもう1日あれば車で行けたのだが、来年にお預けだ。宮古島は、一周するのもそれほど時間がかからず、何と言っても美しいのは、島にかかる3つの橋とその風景だ。今回は、時間がなくて伊良部大橋には行けなかった。こちらにもアジサシ類がいるらしい。セグロアジサシは漁港近くのノッチで繁殖しているということ。何とか、アジサシ類がダイビングして魚を捕るところを見せようとがんばっていただいた船長さんに感謝したい。
【写真】
  
うえのドイツ文化村/シギラリゾートの建物。近くに航空自衛隊のレーダーサイトも見えた。
  
パナリ干瀬
  
クロアジサシ/虹彩がとてもきれいだった。
  
実は海に漂う大きな発泡スチロールの箱にちゃっかり乗っていた。/マミジロアジサシ/岩礁の上のクロアジサシとマミジロアジサシ
  
マミジロアジサシ/海面でトビウオを捕ろうとしたが失敗
  
マミジロアジサシの群れ/マミジロアジサシ/マミジロアジサシ

餌になるトビウオ。とても小さかった。小笠原のカツオドリが食べるトビウオの超ミニ版。


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