会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

酒づくり開講式

2014-01-12 15:22:18 | 料理と酒
2014年1月12日(日)雪・晴 3.3℃~-3.3℃

 しんと静まり返った蔵の中に、明かりが灯る。まだ空には星も残る頃、酒蔵では朝一番の仕事が始まる。
酒造りの季節は、10月の始めから春先までの約半年間。底冷えのする厳冬季を中心に、昔ながらの手仕事で今年の新酒が醸されていく。
また今年も喜多方市中央公民館主催の「第18回知的のんべえの酒づくり講座」に申込み、受講はもう14回目となった。

受け入れ蔵元は「喜多の華酒造場」「笹正宗酒造」「ほまれ酒造」「大和川酒造」「夢心酒造」の5社。受講者は総勢97名(男75名、女22名)三分の一強が女性とは日本酒の消費拡大に心強い。日本酒で乾杯する会合も多くなり、日本酒回帰でうれしい限りである。例年通り地元喜多方、会津、県内各地、県外各地からの参加。口コミで広がっている。
なかでも私がお世話になる「ほまれ酒造」は36名の多さで人気がある。社長をはじめ、杜氏、蔵人など会社の受け入れ体制のよさと参加者の人間関係、醸し出す雰囲気、居心地の良さがリピーター、新受講者を増やしているのだろう。

1月11日(土)午前10時半~ 喜多方市プラザホールで開講式。
主催者・蔵元あいさつ、実施要項確認、蔵元ごとの世話人選出などを行い開講式終了。その後昼食を済ませて各蔵元へ移動。蔵見学と麹米洗米の実技。
再びプラザホールに集まり、講義を受ける。

 1.利酒の手法と料理との相性」 2.利酒のため蔵元より提供された自慢の酒20本(大吟醸、純米大吟醸生原酒、純米吟醸、本醸造、にごり、無濾過、カスモチ原酒・・・・) 3.料理献立(にしん山椒漬、ソフトにしん甘露煮、馬刺し、松前漬け、本棒たら、チーズ、煮しめ、漬物盛り合わせ、小づゆ)
そして各蔵元のブースをまわり利酒をし蔵人と懇談する。交流会は約1時間で散会し各蔵元ごとに会場を移して懇親を深めた。