会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

団子さし

2014-01-15 17:54:26 | 地域情報
2014年1月15日(水)晴 -1.0℃~-10.7℃

 今日は南会津では零下17.3℃、喜多方市は15.6℃となり、全県下今季一番の厳しい寒さになった。低温注意報がでていた。路面が凍っていて転倒しないように注意しながらラッシュの散歩をした。
 昔はどこの家庭でも子どもや孫が小さい頃は、神棚に注連縄飾りとお供え、正月行事、七草粥、才の神、団子さし、節分の豆まき、ひな祭り、端午の節句など行われていた。ところが近年少子高齢化が急激に進み、老夫婦や独居家庭が増えると日本の伝統行事はすたれた。幼稚園や保育園などの行事として受け継がれているものもあるが・・・・・・。

 我が家では団子さしをしました。家内安全や健康祈願、五穀豊穣(家庭菜園をしているので)などの願いを込めて形だけでも続けている。
 飾る団子は売られている物で、団子を丸めて刺すことはしませんでした。
 石田明夫氏のブログによると
『i団子刺しは、会津の小正月の行事で、女の正月に行われる行事です。会津では、冬場、雪が1メートル(本年は暖冬で積雪15センチ程度)降るため、屋外に花が無いことから、赤い色をしたミズキの枝に団子を刺して花が咲いたようにし、豊作を祈願する行事。この日16には、女の正月と呼ばれ、嫁いだ人が、実家に帰っても良い日とされ、盆の16日とともに嫁としては、きわめて重要な日でした。そのため、お嫁さんが実家に帰ることから、夫が料理を作る正月とされ、男が家事をする小正月の行事でしたが、現在ではその名残は全く無くなり、団子刺しだけが残りました。ミズキには、白色の団子を刺しましたが、明治以降色とりどりの団子となり、お札や金も下げ、金持ち祈願もするようになりました。団子は、3日後知るに入れ、団子汁にするのが慣わしでした。今では、団子汁にする家庭は無くなりました。・・・』