会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

PM2.5・PM10の脅威

2014-01-16 18:45:14 | 時事
2014年1月16日(木)晴 2.0℃~-6.7℃

 夕方愛犬ラッシュの散歩を終えてテレビをつけた。画面に北京の大気汚染PM2.5計測不能の文字と視界不良の市街地の画像。前々から北京の大気汚染は報道され、マスクなしでは外出もままならぬ様子が報道されてきた。

 中国だけでなくインド首都でも大気汚染が深刻と「ニューデリー時事」は1月6日に下記のように伝えている。
『インドの首都ニューデリーでは呼吸器疾患の症状を訴え、病院に駆け込む患者が急増している。中国よりも大気汚染が深刻で、ニューデリーでは最大1万六千二百人が早死にするとされている。気温の低下とともに、PM2.5やPM10など人体に有害な微小粒子物質が地表近くに滞留するためだ。・・・中略。世界保健機関(WHO)の統計によると、中国でPM10汚染が最も深刻とされ、2009年の年間平均濃度が一立方ネートル当たり150マイクログラムの甘粛省蘭州市でさえニューデリーを下回る。インド政府機関によれば、ニューデリーは10年、PM10の年間平均濃度は同261マイクログラムで、WHOの環境基準の十三倍。05年から二倍近く増えた。冬季ではPM10の一日平均濃度が470マイクログラム、PM2.5が270マイクログラムを超える日が続く。PM2.5ののWHOの環境基準は一日平均25マイクログラムで、ニューデリーの汚染はその十一倍に当たる」

 1月6日の新聞記事でびっくりしたのに、今日のテレビ報道では北京の大気汚染計測不能と放映したのでさらにびっくりした。大陸からの寒気団や偏西風にのって日本にやってくる。春先には黄砂も吹いてくる。新興国だからといって環境汚染物質をまき散らしてはいけない。自国の国民の健康を守り、他国に迷惑をかけない、地球温暖化のCO2の削減へとしっかり取り組んでほしい。特に中国は国民の不満を日本との関係を悪化させることによって外に向けようとするようなことはしてならない。