クールビズも定着したかにみえる。小泉総理はさすが政治家。基地問題で
迷惑をかけている沖縄に恩返しのつもりなのだろう。知事からプレゼント
されたビズでTV画面に登場、沖縄のPRにこれ勤めた。結構なことである。
コメンテーターの話だと、今年のビズは傾向としてよりカラフルになった
という。かって”どぶねずみ”と酷評された日本人の色彩感覚も小泉改革で
"改革”されたのかもしれない。
戦争中、ときの政府の号令で国民服を強制された。色は国防色(カーキ色)
わずかな選択肢は襟の形で,「甲」は詰襟「乙」はネクタイが着用できる
襟だったが、圧倒的に「乙」に人気があったようだ。戦時下とはいえタイ
で多少おしゃれをしたいという男心があったのだろう。もっとも、そのころ
若い男性は、ほとんど軍服を着て戦地へ赴いていたが。
高温多湿の日本の夏、平安の昔から衣更えという風習がわが国にはあった。
明治、大正、昭和のはじめまでは夏の衣更えの日、6月1日には学生から
警官、鉄道員などの制服がいっせいに変った。それがある種の季節感に
なっていて、それを知る世代には郷愁を呼ぶ。平成の衣更えはクールビズ
である。政府の音頭どりで始まったとはいえ、国民服になっては困るが。
迷惑をかけている沖縄に恩返しのつもりなのだろう。知事からプレゼント
されたビズでTV画面に登場、沖縄のPRにこれ勤めた。結構なことである。
コメンテーターの話だと、今年のビズは傾向としてよりカラフルになった
という。かって”どぶねずみ”と酷評された日本人の色彩感覚も小泉改革で
"改革”されたのかもしれない。
戦争中、ときの政府の号令で国民服を強制された。色は国防色(カーキ色)
わずかな選択肢は襟の形で,「甲」は詰襟「乙」はネクタイが着用できる
襟だったが、圧倒的に「乙」に人気があったようだ。戦時下とはいえタイ
で多少おしゃれをしたいという男心があったのだろう。もっとも、そのころ
若い男性は、ほとんど軍服を着て戦地へ赴いていたが。
高温多湿の日本の夏、平安の昔から衣更えという風習がわが国にはあった。
明治、大正、昭和のはじめまでは夏の衣更えの日、6月1日には学生から
警官、鉄道員などの制服がいっせいに変った。それがある種の季節感に
なっていて、それを知る世代には郷愁を呼ぶ。平成の衣更えはクールビズ
である。政府の音頭どりで始まったとはいえ、国民服になっては困るが。