「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

快適なセカンド・ライフの勧め

2006-11-17 06:17:19 | Weblog
(社)日本セカンド・ライフ協会主催のイベントが先日、在京インドネシア
大使館であり、僕も講師として招かれた。そして昔の日イ関係史につい
て雑談をした。僕自身セカンド・ライフを送っている一人であり、改めて余
生をいかに楽しみながら送るかの大切さを実感した。

主催団体は大手企業のOBを対象にした組織で、頂いたパンフによると、
文学散歩、落語観賞、ハイキング、ゴルフコンペ,囲碁将棋、カラオケな
どなど定期的に幅ひろく活動している。この日の催しも在京大使館訪問
を通じてその国の文化を知り親善を深めようという企画の一つ。

大使館の1階ロビーには男女の参加者約50人が集まり、バリ、ジャワの
踊りを楽しみ、インドネシアのお茶とお菓子を楽しんだ。面白かったのは
会員の男女が南スマトラと西ジャワの結婚式の盛装で登場、ファッション・
ショーを披露したことだ。大使館の演出だそうだが、自然にその地方の文
化が理解できた。

平均寿命が世界一という高齢社会がやってきてセカンド・ライフの期間も
長くなってきた。その間”粗大ゴミ”としてくらすのでは、本人もつらいし、
周囲もたまらない。昭和一桁世代に比べて二桁世代は趣味も遊びも幅が
出てきたとはいえ、それでも”会社人間”だった人もいる。これから長いセカ
ンド・ライフを快適にすごすために”粗大ゴミ”から抜け出よう。いたるところ
青山ありです。僕は50歳からインドネシア語を始めました。