「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

(追記)バレーボール会場は駒沢で

2016-12-01 12:32:01 | 2012・1・1
今朝、駒沢のレガシ―のブログを書いた後、民放の情報番組を見たら、コメンテーターの一人で元東京都の五輪誘致課長だった鈴木知幸氏が、バレーボール会場を前回1964年大会で”東洋の魔女”たちが金メダルを獲った室内球技場にしたらどうかと提案していた。室内球技場は老朽化しため、現在東京都の外郭団体の文化スポーツ事業団が改築中とのこと。どの程度の規模でいつ完成するのか知らないが、専門家が提案するのだから、まったく不可能な案ではないと思う。

東京都がなぜ有明と横浜アリーナにこだわるのか寡聞にして知らないが、四者協議の雰囲気から見て、クリスマスまで先延ばししても有明案しかない感じだ。工期の関係もあるが、改築中の駒沢球技場が利用できるのなら,一考してみたらどうなのか。駒沢なら中心部から近いし環境もよい。何より”東洋の魔女”を記念するレガシーになる。意外と燈台下暗し、再検討の価値があるかもしれない。

駒沢五輪公園のレガシ―(遺産)

2016-12-01 06:20:15 | 2012・1・1
昨日、国立医療センターで大腸ガン手術後の検診を受けたが、血液検査の結果は異常がなかった。国立医療センターは昭和39年(1964年)東京五輪の際の第二会場であった駒沢五輪公園に道一つ挟んで隣接している。東京地方に楓(かえで)の黄葉宣言が出た晩秋の一日、診察のあと老妻と一緒に公園を散策してきた。

駒沢五輪公園は前回の五輪の際、レスリング、バレーボール、サッカー、ホッケーの会場跡を整備した、いわば、五輪のレガシ―である。バレーボールでは”東洋の魔女”と言われた女子が金メダル、男子が銅メダルを、レスリングではなんと金メダル5、銅メダル1を獲得している(女子レスリングの種目はなかった)。

平日なのに公園内は整備された広い園内を一周するジョギングやサイクリングを楽しむ人たちで一杯。園内には飼い犬のための”ドッグラン”まである、僕ら老夫婦も散る黄葉を見ながら行く秋を楽しんできた。2020年五輪パラリンピックの会場もレガシーが残ることを期待しながら。