昨夕のNHKテレビのニュース番組で、早くも「除夜の鐘」の特集をしていた。除夜の鐘がうるさいと近隣から苦情が出て今年から廃止する寺が出たり、深夜ではなく昼間に鐘をつくお寺も出てきたという。わが家の近くの古刹も番組に登場してきたが、こちらは廃止するのではなく、寺の阿弥陀堂をライトアップする新しい催しのようでほーっとした。
除夜の鐘だけではなく、お寺さんの鐘が騒音だという苦情が日常的になっているようだ。数年前だが、江戸の昔が残る芝山内の古刹の住職から昔ながらに朝夕の鐘をつくと近所から猛烈な抗議が出るので中止しているという。「花の雲鐘は上野か浅草か」(芭蕉)と、お江戸の名物も、”産湯をつかった”江戸っ子の膝元でさえこうである。
イスラム圏の国々を旅行した人なら解るが、明け方の祈りを告げる「アサ―ド」の声は旅愁を感じさせるし、西欧のキリスト教会の鐘の音もうるさいとは思ったことはない。近隣の住民から抗議があると聞いたことがない。インドネシアの初代大統領スカルノはイスラム教徒だが、日本へ来ると、いま境内に日イの顕彰碑がある古刹に隣接する日本料亭で食事をし,鐘の音を聞くのが好きだったと、昔関係者から聞いたことがある。
今日、12月14日は「赤穂義士の討ち入り」記念日、昔はこの季節になると、東京ではが師走を感じ、巷ではジングルベルのメロデイが、街頭宣伝塔から流れ、パチンコ屋の店先からは軍艦マーチが勇ましく流れたものだ。幸いこの騒音は規制されたが、お寺さんの鐘まで騒音だろうか。
除夜の鐘だけではなく、お寺さんの鐘が騒音だという苦情が日常的になっているようだ。数年前だが、江戸の昔が残る芝山内の古刹の住職から昔ながらに朝夕の鐘をつくと近所から猛烈な抗議が出るので中止しているという。「花の雲鐘は上野か浅草か」(芭蕉)と、お江戸の名物も、”産湯をつかった”江戸っ子の膝元でさえこうである。
イスラム圏の国々を旅行した人なら解るが、明け方の祈りを告げる「アサ―ド」の声は旅愁を感じさせるし、西欧のキリスト教会の鐘の音もうるさいとは思ったことはない。近隣の住民から抗議があると聞いたことがない。インドネシアの初代大統領スカルノはイスラム教徒だが、日本へ来ると、いま境内に日イの顕彰碑がある古刹に隣接する日本料亭で食事をし,鐘の音を聞くのが好きだったと、昔関係者から聞いたことがある。
今日、12月14日は「赤穂義士の討ち入り」記念日、昔はこの季節になると、東京ではが師走を感じ、巷ではジングルベルのメロデイが、街頭宣伝塔から流れ、パチンコ屋の店先からは軍艦マーチが勇ましく流れたものだ。幸いこの騒音は規制されたが、お寺さんの鐘まで騒音だろうか。