



芝居や映画の忠臣蔵の影響もあって「赤穂義士祭」は德川時代から江戸っ子には人気がある。昨日も平日なのに、国道(旧東海道)から山門までの道は、両側、善男善女で一杯、義士の装束をした行列が、この中をやってきた(写真)。境内も人人(ひと)で、やっとの事で参拝したが、四十七士の眠る墓地までは行けなかった。
戦前、子供の頃、五反田に住んでいた頃は、近くなので親に連れれて毎年のように「義士祭」にきて甘酒を飲み、帰りに討ち入りの太鼓の玩具を買って貰った。が、昨日は、雑踏で甘酒を売る店が見当たらず、土産店で、80歳半ばの老夫婦は、歳相応に赤穂名物の塩と泉岳寺のお線香を土産に買って帰宅した。