「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

精神衛生に悪い平昌五輪のテレビ観戦

2018-02-12 07:28:39 | 2012・1・1
12年前、小ブログを開始して間もなくの記事(2006年2月28日)に「無題」というタイトルでトリノ五輪の韓国、中国、、英国のメダル数が”今日はコメントなし、データーだけ”と記載されていた。韓国金6銀3胴3、中国金2銀4 英国金0銀1銅0。僕がこのブログで言いたかったのは、日本が大騒ぎしたのに金メダルはフィギュア.スケートの荒川静香選手1だけの不甲斐なさと、英国だってこの結果だという慰みだった。

平昌五輪は始まったばかりだが、毎度のことながら日本選手の期待外れの結果オンパレードだ。いつもと違い開催地との時差がないためかテレビ観戦の機会が多いからかもしれない。日本選手の予選落ち、下位入賞の画面ばかりで精神衛生に悪い。その上、競技そのものより、「北」の政治面の演出が先行し、南北融和ムードだけを見せつけされている感じだ。美女集団の応援はもう結構だ。

”「氷点下10度 相次ぐ中断.延期」 「強風 凍る選手」「葛西(紀明ジャンプ選手)も悲鳴 信じられない」-産経新聞(2月12日付け総合面)が伝える現地報告の見出しだが、たしかにテレビ観戦しても厳寒過酷の地での開催がよく伝ってくる。それに米国のテレビ放送の都合で、よりによっての深夜の開催まである。だれのための五輪かといいたくなる。

しかし、他人ごとではない。2年後の東京五輪の8月真夏日開催の暑さ対策は大丈夫なのだろうか。東京から200人の視察団が平昌入りしているそうだが、「他山の石」として貰いたい。それにしても米国のテレビ局の都合で開催時期、時間が左右されるのは、どうにかならないのだろうか。