「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

"国力映え” 平昌冬季五輪

2018-02-26 05:58:16 | 2012・1・1
「北」朝鮮の参加で競技とは別に政治的にも注目された平昌冬季五輪が昨夜閉会式で17日間の幕を閉じた。閉幕式で文在寅韓国大統領夫妻の横にイバンカ米大統領補佐官(トランプ氏娘)、その後ろに「北」の高位代表、金英哲労働党副委員長が座っていたが、お互いに接触はなかった。しかし、韓国大統領府に発表によれば、「北」は米国との対話に十分用意があるという。弾道弾をとばし、核実験を勝手に行い、国連安保理決議を無視していながら、会話に応じる用意があるとはあまりも一方的だ。

即断はできないが、今回の平昌五輪は文在寅大統領の思惑とは逆に、「北」の一方的な宣伝の場に終わってしまった。象徴的なのはアイスホッケーの合同チームが一勝も出来ず敗退したことだ。「北」の”美女応援団”の誰だかわからないお面をかぶった応援だけが印象に残っている。

五輪はその国の国力を反映するように思えてならない。わが国は冬季五輪史上最高の金4銀5銅4合計13のメダルをを獲得したが、2010年のバンクーバー五輪の時は銀3銅2の計5にすぎない。小ブログは期間中2回にわたって”冬季五輪 日本選手の劣化” ”弛みはないか日本選手”と批判している、バンクーバー五輪では女子選手が器具にステッカーを張り忘れて失格したり、男子のフィギュア選手が靴ひもが緩んで敗退している。当時の政権は民主党で”政治とカネ”で迷走を続け、国会では朝鮮人学校をの無償化が話題になっていた。

安倍総理が平昌五輪の開会式に出席したのは結果的によかった。女子スケート追い抜き競技の金メダルは結束力の勝利である。”なんで一番でなければダメなのかという政権下では金メダルは獲れない。