「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

北のSLBM発射 旧日本海軍元山航空隊のマレー沖海戦での勝利

2019-10-04 05:46:02 | 2012・1・1
北朝鮮の元山沖からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)が発射、日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下した模様だ。米国のトランプ大統領は、5日から北朝鮮との実務者怪談が始まるというのに沈黙している。北朝鮮のSLBM発射は明らかに国連安保理決議違反なのに物騒な話である。 

SLBMが本山沖から発射されたと知り、僕は大東亜戦争勃発時の1941年(昭和16年)12月10日)、南シナ海のマレー半島沖で起きた英国東洋艦隊との間のマレー沖海戦で、元山に根拠地を置く、旧日本海軍航空隊が,仏印の前進基地から飛来、英艦隊の戦艦、プリンス.オブ.ウェルズに魚雷を発射、撃沈させた快事を想い出す。航行中の戦艦が。航空機だけの攻撃で撃沈させられtのは史上初めてのことだ。

仏印の基地から発進した元山航空隊の九六式陸攻36機は、鹿屋、美瑛航空隊の陸攻機と共に、南シナ機の潜水艦と連絡を取りながら索敵、魚雷を撃ち込むことに成功した。ミサイル攻撃などなかった78年前の当時としては画期的な戦術であった。今のSLBMに匹敵する以上の戦術だったに違いない。

今回試射されたSLBMについて米国防筋は潜水艦から発射されたのではなく,海中のなんらかの構造物からだといっている。真相はどうなのか。韓国がGSMIS(軍事情報包括協定)から離脱したわけではないと思うがわからない。やはり、自国の防衛に必要な情報は自国で確立しなければならない。