「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

現行の介護制度は持続可能なのか

2019-12-13 06:43:25 | 2012・1・1
要介護保険資格証の期限が来年1月末できれるので、昨日、区(東京)の「「介護保険課認定調査係」から調査員が来宅色々聴き取りしていった。僕は要介護2の認定を受けているが、それにふさわしいかどうか、最近の日常生活や介護の現況を実際に来宅して認知テストまでして調べて行った。

僕は6年前、左膝に人工関節を入れ身障者4級の資格を受けたが、同時に要介護1の認定を受けたが、前回の調査で1ランク上がって2と認定された。しかし、幸い介護サービスは一切受けていなかったが、今年9月から掛かり付けの医師の診断で、介護施設で週一回のリハビリ治療を受けることになった。先日その月別の請求書が届いたが、約8000円(窓口負担2割)である。保険がなければ大変な額だ。

昨夜NHKのラジオで介護保険窓口負担ををすべて2割から3割に値上げすべきだという審議会からの提案に対して厚労省は見送ったという趣旨のニュースを聞いた。一瞬思ったのは、大丈夫なのか。現行の制度で持続可能なのだろうかといことであった。僕の介護保険支払い額は月に直すと7800円。これは東京の月平均5500円より高額である。単純計算だが、、この額は僕の週一のリハビリの月額にすぎない。

団塊の世代が75歳の後期高齢者入りする、2025年が待ったなしですぐやってくる。先延ばしせず、介護制度を審議しないと重大事になるというのが僕の実感だ。