「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

クリスマス リハビリ“納め”

2019-12-25 13:20:16 | 2012・1・1
今年の僕の十大ニュースのトップは9月から始めた膝のリハビリだが、今日で終わりだ。お陰で経過は良好だ。来年は1月8日から始まる。来る年も転倒しないよう気をつけよう。写真は施設の玄関前のクリスマス.ツリー。

体力テストがあった戦時下の中学入試テスト

2019-12-25 05:50:39 | 2012・1・1
スポーツ庁令和元年、全国の小学校5年、中学校2年の男女生徒を対象に耐力テストを実施したが、男子5年生は実技8種目を80点満点と数値化したところ53.6と過去最低値だったという。これについて関係者の間では、子供たちがスマホやテレビ.ゲームなどに熱中し、外でスポーツしたり、遊んだりする時間が少なくなってきたからだとみている。

たしかに東京などの都会では放課後、子供裁たち戸外が遊ぶ姿がめっきり少なくなった。古い話で恐縮だが、昔、僕らが子供だった頃は、木枯らし吹く一番寒い今の時期でも子供たちは霜焼けの手を息で温めあがら”おしくら饅頭”などに興じたものだ。今は塾通いの子供たちが手をポケットにして寒そうに開塾を待っているが、昔は学校によってはズボンにポケットをつけるのさえ許されなかった。

”撃ちてしやまん”の昭和18年の東京の中学校(旧制)入試は筆記試験はなく、口頭試問に体力テストであった。腕立て伏せ何回、懸垂が何回できるかがテストであった。今でも覚えてるが、僕は自宅の廊下の両端の桟に木刀を渡し,これにブル下がって懸垂の練習をした。

体力テストの結果の低下が将来どんな影響をもたらすのか。鈴木大地スポーツ庁長官は”(結果)を重く受け止めている”と記者会見で語っているが、昔から”文武一体”という言葉もある。体力がなければ何事も出来ない。