「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ジングルべルが聞こえてこない

2019-12-19 06:44:59 | 2012・1・1
昨日,週一回の介護施設のリハビリ参加のため送迎車に乗って外気の空気に触れた。施設の玄関には賑やかにクリスマス.ツリ―が飾られ、季節の到来を知ったが、車窓からみた街の風景には年の瀬は感じられなかった。

加齢のせいか、時代の変化なのだろうか。神武景気といわれた昭和30年代頃までは街は街頭放送からジングルベルのメロデイが流れ、歳末大売り出しの籤引場は買い物客で賑わっていたものだ。クリスマス.イブには盛り場は三角帽子をかぶり、デコレ―ション.ケーキを手にした酔客のサラリーマンで一杯だった。

平成の時代に入ってこの商魂中心のクリスマスは影をひそめ、家庭で家族で楽しむようになってきた。自宅にクリスマス.ツリーを飾り、家の外にもお祝いのはでやかな電飾をする家庭が出てきた。7年前の小ブログは”わが町はクリスマス電飾で花盛り。”という写真特集をしている。ところが、今年は異変が起き、電飾する家庭が減ってきた。

わが町だけの現象だろうか。それともハローインでみられるバカ騒ぎ、昔のクリスマスの回帰現象なのだろうか。