「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

わが国も中国全土渡航禁止 在留邦人の引揚準備を

2020-02-01 05:49:53 | 2012・1・1
新型コロナ.ウィルスによる肺炎の感染拡大は依然として猛威を振るい、中国国内だけで患者数は10989人(死者258人)と2003年のSARS(急性重症呼吸器感染ウィルス)の世界感染者数8423人(死者916人)を越えている。WHO(世界保健機構)はようやく緊急事態を宣言、これを受けて、わが国も指定感染症に指定した。

政府は適切な措置をとっていると思うが、心配なのは感染の拡大のスピードだ。当初感染はは湖北省武漢市地域に限られていたが、チベットなど中国全土に拡がりをみせ、武漢から三次にわたってチャーター便で帰国した日本人だけで14人、26人、25人もの入院患者が出ている。患者の中には、国内での第三次感染者もいるようだ。

昨日の国会答弁で安倍総理は、指定伝染病の前倒し実施を明らかにし、武漢に滞在暦のある外国人は感染の有無にかかわらず入国を拒否する方針を明らかにした。一方、外務省は昨日、湖北省への渡航全面禁止についで、全土に対しても旅行を自粛するよう勧告をレベル2に引き上げた。米国は中国全土への渡航禁止とい厳しい措置をとっている。

”老爺心”で僕が心配なのは、中国に長期滞在の日本人だ。湖北省にはまだ日本人が残っており、菅官房長官によれば、中国国内の交通事情で第四次チャター便を飛ばすかどうか検討中だという。しかし、外務省の海外居住邦人数によれば、中国には12万4000人(2017年)もの長期滞在者がいる。かりに自然災害などで一斉に帰国するような事態が起きたらどうなのだろうか。武漢がよい例である。シュミレーションし、準備するのも無駄ではない。