「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東京で買った聖護院大根

2020-02-10 07:12:53 | 2012・1・1
首都圏都心ではなかなかお目にかかれない京野菜の聖護院大根(写真)を家人が中延商店街(品川区)で見つけて買ってきた。それも一本100円という値段だ。東京の人間は食べ方がよくわからない。老妻がとりあえず鍋料理の具の一つに入れて食べたがおいいしい。

東京では「聖護院」と聞くとお菓子の八つ橋を想い出す。戦前から関西への修学旅行のお土産の定番として知られている。戦後"ナマ八つ橋”も登場したが、やはり僕にはあのニッキの味が郷愁があって好きだ。ところが、考えてみたら京都には数えきれないほど、出かけたのに聖護院へは行っていない。

1980年代から90年代にかけてJICA(国際協力事業団)の途上国技術研修の一環として京都へは外国人を案内して年に数回は訪れたが、時間の関係で、英語で京都の主だった観光地をバスで巡るだけに過ぎない、聖護院大根から改めて、ネットで調べたら平安神宮え歩いてすぐのところにある。

京都の冬の寒さは厳しいと聞く。しかし、観光には冬が一番だという。京都には金閣寺、銀閣寺、二条城などユネスコの文化遺産が17もあるが、数えてみたら僕は11しか訪れていない。”思い切ったら”だが、この新型コロナウィルス騒ぎでは年寄りには無理だ