緊急事態宣言下、自主的にサービスをやめていた通園介護リハビリ施設が今日3日、9週間ぶりに再開した。ところが起きて朝刊をみると、東京に「アラート」が発動され、東京湾にかかるレインボー.ブリッジが赤く点灯された。「アラート」(alert)とは手元の英和辞典によれば、警戒、用心、油断なくといった意で、空襲経験者にはあの尾を引いたサイレンを想い出させる。
「アラート」を知って僕は最後の最後までリハビリに参加すべきかどうか迷った。経験から送迎バスなど「三密」は避けらないし、お世話になっている施設は医療機関(病院)と同じ玄関である.。それに「アラート」発動原因の一つは武蔵野病院での13人の院内感染である。ハムレットの心境だったが結局、自分の責任で参加を諦めた。調べてみると、3-5月1クール13日のうち僕が参加したのは3月24日と4月1日の2日だけだ。
国が決めた緊急事態宣言の日j時と期間に引きずりまわされた格好だが、その点、東京都の3ステップにわかれたダウンロードはある程度手順が判ってよい、しかし解らないのは解らないの「アラート」とは関係がないというのだ。
老人福祉施設は緊急事態宣言下でも「三密」に関係あるサービスは自主的に休業してきた。やっと緊急事態宣言が終わり再開に漕ぎつけた。なのにここにきて「アラート」である。レインボウブリッジの赤点燈もよいが、もっと足が地に着いた政治をお願いします。