「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

コタコタ.インドネシア(7)プラパット 東南ア一の湖畔の町

2020-06-18 03:57:25 | 2012・1・1

東南アジア最大の湖,、トバ湖が北スマトラにあるのは割と知られていない。プラパットはこの湖畔の宿的な町だ。過去に2回日本人が大勢この町へ訪れる波があった。最初の波は先の戦争中、日本軍がこの地を占領した時代、次は戦後の昭和50年代から60年代にかけてアサハン.アルミ開発でこの地を訪れた時だ。

プラパットはトバ湖観光の拠点だ。シンガポール島がすっぽり収まるという広さの湖を見下ろすようにホテルやバンガローがが立ちならぶ。ここから遊覧船やモーターボートが出ており、サモシール島という中の島観光へでかける。島には居住民バタック族の踊りや唄などを売り物にしている。その一つㇳモクという集落では、何故か土産店で、明治初期に貿易決済にだけ使われた「大日本貿易銀」がお土産として売られている。

日本からは交通の便が悪いためか余り観光客は行かないようだが、バタックが歌う民謡「シンシンソン」を星降る夜空の下、インドネシア産の星(ビンタン)印のビールを飲むだけで一興がある。