ドバイはペルシャ湾に面するUAE(アラブ首長国連邦)構成7か国の一つで面積は埼玉県ほど。世界一ナウい国といわれれるが人口100万人のほとんどが外国人と変わった国だ。筆者は半世紀以上前、ドバイがまだ「休戦土侯国」(trucial states)という名の英国の保護領だった当時訪れ1週間滞在した。新聞社の新年企画記事”アラビアン.ナイトは生きている”の取材が目的だったが、まさに格好の場所だった。
それから48年後の2008年11月、筆者はその昔、取材に同行したカメラマンがドバイで撮った数百枚の写真がドバイ首長一族のエミレーツ航空のアハマド会長の目にとまり、はからずも招待を受けた。それについては小ブログ「ドバイから」(11月23日から7回連続で新旧のドバイを紹介しながら発信してる。御覧頂ければ有り難い。
カメラマンの撮った写真の一部は現在ドバイのアーカイブ博物館に常設展示されていると聞くが、「Dubai 1962」という写真集(Motate Publishing Dubai)も出版されている。半世紀前、日本では秘境といわれた往時のドバイが判って面白い。
写真(左) 人出で賑わうスーク(市場)(中)クリークを行く手漕ボート(右)建国の父といわれるラッシド首長