コロナ.ウィルス感染者の推移は”神のみぞ知る”(政府コロナ分科会)だそうが、昨日28日の全国の新規感染者数は2678人と過去最多だ。最大の発生地東京は561人と連日500人代後半、大阪(453)、北海道(252)、愛知(215)神奈川(214)も200人以上を記録している。感染の報告がなかったのは青森、石川、山梨、鳥取、長崎、徳島、高知7県にすぎないない。
政府は東京、大阪、北海道、愛知、神奈川など大都市がある都道府県と連携して3週間の短期集中の拡大防止策に出ているのは神様も御存じだが、一つ疑問なのは東京発着の”go toトラベル”がどうなっているのか。小池百合子都知事は政府が決定することだとしているが,その政府は”go to "の見直しの繰り返しで、意識的に出し渋っているみたいだ。
不見識だが戦時中の短期決戦のスローガンを想い出した。当時の政府は国家総動員法の下で短期決戦を叫び、国民に”欲しがりません勝つまでを”呼びかけた。酒場は夕方だけ一刻、それも抽選に当たった者が酒一合、ビール一本だけ飲めた。外食も外食券所持者だけが食べられた。
コロナ拡大防止は持久戦だという専門家も言うが、欧米のオーバーシュート(大量発生)をテレビでみると、やはり初期の段階で短期に集中的に対策をとるべきだ。経済云々というが、オーバーシュートを招いては元の子もない。