「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

支障が出てきた在宅介護者の外部との交流

2020-11-02 05:52:34 | 2012・1・1

PCのメールで時々ご機嫌伺いしている傘寿の女性から介護支援1の認定を受けたと知らせがあった。女性は親友だった夫君に先立たれたが、すでに定年を迎えられたお子さんやお孫さん、ひい孫さんまでおられる。が、自分から一人で離れてた集合住宅に住まわれている。

頂いたメールの中で、目から出血があり通院しているためかPCの操作がおかしくダブって送信しているかもしれない。御免なさいとあった。彼女ばかりではない。最近、僕もキーを叩く指の力が弱くなってきて、特定の文字の変換に時間がかかるようになってきた。加齢と共に悪書がますます悪書になり最近は郵便を出す機会がなくなり、メールに頼って頂けに困ったことだ。おまけに耳が遠くなってきて電話も進んでかけることがなくなった。

コロナ禍で外部との直接面会ができなくなった老人ホームなどではオン.ライン.システムが利用されていると聞く。傘寿、卒寿の在宅超高齢者も利用できないのだろうか。秋も深まり例年ならば、昔の友人、知人と杯を重ねる会が多いのだが今年はない。今年になって僕は近所に住む竹馬の友とさえあっていない。電話やメールは特別用事がないとしないものだ。コロナウィルスには感染しないかもしれないが、フレイルの度合いが深まるのではないかと心配だ。