「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

心配な医療福祉施設へのコロナ オーバーシュート(爆発的急増)

2020-11-12 05:47:51 | 2012・1・1

11月11日は数字のゴロ合わせから(福祉の”いい日”)であった。要介護3の僕もその恩恵に浴して足腰のリハビリで施設へ出かけてきた。今年3月から4月にかけてコロナ第一波が到来、政府が非常事態を出した頃、僕の通園施設は自発的に休園した。その関係もあってか僕のフレイル度は確実に深まった。

その”福祉のいい日”、東京では新規感染者が317人と8月7日以来の記録をだした。8月はたまたま僕は大腸がんのCT検査などが続き、リハビリ通園を休んでいたためかコロナの第二波が襲来していたとは思わなかった。それに東京が中心で全国的ではなかった。それが。今回は北海道、大阪と記録を更新、札幌では医療福祉施設でクロスター(患者集団)が多発している。素人の僕がみても第三波の襲来である。

札幌のクロスター感染が出た国立病院に僕は30数年前風邪をこじら気管肢拡張症で入院したことがある。なにか変な身近感があるが他人事ではない。高齢者はどうしても医療福祉施設への通院の機会が多い。欧米のような”オーバー.シュート(爆発的急増)が起こらないよう祈るだけである。国が承認した”go to eat"の飲食店で感染者が出たという。もう少し防止対策は厳しくてもと思うのだが。国は全国的規模の第二の異常事態宣言を出すべきだ。