「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

飽食の時代のご馳走 カリン.ママレードとパンのミミ

2020-11-28 10:06:36 | 2012・1・1

東京も秋深まり、家の近くの目黒通りの街路樹の銀杏もすっかり黄ばんできたらしい。コロナ禍で不要不急の外出を避けていいる老生にはその季節感が残念ながら伝わってこないが、娘婿が散歩の途中、呑川歩道に落ちていたカリンを拾ってきた。老妻が早速、皮をむきママレードにして、娘婿が近くのパン屋で買ってきた食パンのミミにつけて食べた。”with コロナ"時代の何より安全な廉価なご馳走だ。

農水省はコロナ.ウィルスでで打撃を受けた飲食業支援のため打ち出した"go to イート”の運用を東京など10都道府県で停止するのを検討しているという。当然である。どうみても僕には、この制度はコロナ禍便乗策としか思えない。戦中から戦後にかけての食糧難時代、国民は米から味噌醤油、肉魚まで何でも配給で切符がなければ手に入らなかった。今は飽食時代、カネさえあれば”go to イート”である。

パンのミミは大きな袋に入って40円である。プレミアム付き食事券アド必要はない。道端に落ちているカリンなど拾う人もいない。食糧難時代は皆空腹で苦しんだが、コロナ.ウィルスなどなかった

 

 


のぞき見の海外旅行(30)和蘭 (1) アムステルダム 運河観光

2020-11-28 04:48:29 | 2012・1・1

和蘭(オランダ)王国の首都、人口220万人の最大の都市だが、政治の中心はデン.ハーグである。和蘭は国全体が海面下といわれるが、アムステルダムも13世紀、小さな漁村にダム(堰)を築き発展した町だ。その名のように町の中心部はダム広場といい、そこから運河が張り巡らのえされている。

日蘭修好400年の記念年だった2000年、アムステルダム博物館で開催されていた日蘭戦時資料特別展を見に観光方々訪れた。定番のレンブラントの「夜警」の絵を見に美術館を訪れたり、戦時中ナチスに迫害されて逃げ隠れ家にしていた少女,アンネ.フランクの家を訪れた。また鎖国時代、長崎交易で馴染み深い和蘭東印度会社跡を見物、その帰途、同行の女性と「飾り窓」コーナーに迷い込み慌てたことを想い出す。