「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

殊勲賞ではなく”てカムバック賞”を大相撲

2020-11-23 07:32:42 | 2012・1・1

大相撲11月場所は昨日千秋楽で東の大関貴景勝が優勝決定戦で小結照ノ富士をけれんみのない押し相撲で破り二度目の賜杯を手にした。白鵬、鶴竜東西横綱不在、新大関正代、西の大関朝之山もケガで欠場、コロナ騒ぎの中の場所であったが、終わってみれば協会にとってはメデタシめでたしの場所であったのでは。

場所が終わって恒例の三賞が発表になったが、今場所も殊勲賞なしである。殊勲賞は横綱に土をつけ、勝ち越した力士に授与されるが、横綱不在ではどうにもならい。かりに対象を大関にさげてみても今場所、平幕で貴景勝に勝ったのは翔猿だけだが負け越敢ししている。敢闘賞には幕尻で活躍した志摩の海と再入幕の千代の国が選ばれたが、技能賞には照ノ富士が受章した。千代の国も照ノ富士もケガで序二段まで番付を下げカムバックしてきた力士だ。

元大関の琴奨菊が今場所限りで引退するが、同じ元大関の高安、栃ノ心がが復帰を目指し活躍勝ち越した。大相撲が年二場所だった昔は一度大関を陥落すると復帰はまづ、なかったが、最近は年六ケガをして休どんなものか。場すると番付を下げるのも早いが、逆にdianionカムバックも早い。プロ野球にならってカムバック賞を設けてはどんなものか。

小ブログが選んだ「敢闘賞」。十両最下位の地位で15日間、1勝もできなっかたのに最後まで土俵に上がった富士東関。関取は9月の前場所、コロナ騒ぎで休場していた。稽古不足が影響していたのではないだろうか。カムバックを期待したい。