「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

コロナ拡大”静かなマスク会食”で防止できるのか

2020-11-20 08:27:02 | 2012・1・1

コロナ.ウィルスによる感染者が19日新たに全国で2385人とここ連日2日間、過去最多記録である。東京の534人を筆頭に大阪(353人)北海道(266人)愛知(219人)と8都道府県で過去最多の広がりだ。これを受けて東京は昨夕、”感染は拡大している”と警戒レベルを最高に引き上げた。

小池百合子都知事は記者会見で感染拡大防止策に「五つの小」を提唱した。感染の要因は会食にあるとして、これから年末年始の会食は少人数、小時間、小声、小皿料理,、小まめの換気にあるという五つのお願いだ。もっともなお願いで反対ではないが、最高警戒レベルの自治体のトップの提唱としては如何がものか。

如何がかものかは菅義偉総理もだ。テレビを見ていたら国民向けなのだろうか、ニュースの番組の中で”最大限の警戒情況にあると発言しながらも、具体的には”静かなマスク会食”を提唱していしているだけだ。今回の感染の新しい波が政府の一連の”go to"政策後発生している。政府はその関連性について科学的エビデスはないとしている。しかし、日本医師会の中川俊男会長がいうように”go to"が国民に“ゆるみ””を与えたのではないだろうか。経済も大切だが爆発的流行が出ては元の子もない。