ここへきてコロナ.ウィルスの新規感染が全国的に増加、3日連続1000人を超えている。とくに北海道では昨日1日187人と過去最多を記録した。道では急遽、五つある独自の警戒ランクを上から2番目に引きあげ、札幌一の繁華街ススキノの営業時間を午後10時までに短縮するよう要請した。
北海道ではコロナ.ウィルス流行の初期の今年2月28日から3月19日までの3週間、国の緊急事態宣言に先駆けて道独自の警報を発出した.幸い当時は規模も小さく散発的な発生で済んだ。しかし、今回は鈴木直通知事や秋元克広市長が記者会見で述べているように”原因は気温低下による環境変化による”ものである。前回とは違い全国的なものかもしれない。
しかし、1970年代から80年代にかけて10年間札幌に在住した経験によると、北海道独特の耐寒住宅構造も感染に原因しているのではないだろうか。木造家屋ではたいがいの家が本州と違って二重窓になっておになっており、灯油ストーブをガンガン燃やす。温かいが換気などしない。これでは、コロナが喜ぶ三密である。
仕事にかこつけて毎晩のよう通ったススキノの飲み屋さんが懐かしい。働き盛りの現役では夜10時では物足りないが警報中は早く帰宅し、部屋の換気に気をくばろう