「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

緊急事態宣言が解除された後の新規コロナ感染者数

2021-10-02 07:00:35 | 2012・1・1
19都道県に発令中だった緊急事態宣言が全面解除された10月1日、全国の新規感染者数は1447人と、半月ほど前の東京1日だけの数字だ。100人を超えたのも大阪の241人を最多に東京の200人、神奈川117人、埼玉105人の3県だけだった。一方、三重県は11人、静岡県、群馬県各14人だった。宣言が全面解除されてたらといって、すぐにリバウンドするわけではないが、まずは同慶だ。

解除明け初日の東京の感染者数は200人ピタリであった。たまたま偶然だと思うが、筆者が事前に推測していた新規感染者数は210人であった。その差は10人だけ。千葉県の推測数75人と広島県の25人は推測数通り、群馬県の14人は1人違い、滋賀県の23人は3人、三重県の11人は4人の違いである。新規感染者数が減するにつれての当然のことだが統計好きの老生を変によろこばせてくれた。

新規感染者数が3桁100人台では新聞も大きく扱わらない。昨年4月7日、安部前総理が緊急事態宣言を初めて発令した当時の小ブログを読み直してみたら3月28日の東京の一日の最多記録が68人とあった。当時とは事情が違うが、国民全体が数に無神経にもなってきた。新規感染者数はやはり感染流行の指針である。マスコミは忠実に報道してもらいたい。