緊急事態「宣言」と蔓延防止「措置」が9月30日で全国的に全面解除されてから1週間経過したが、感染情況はどうか。10月7日公表された全国の新規感染者数は827人と1000人を下回るのは昨年の11月以来とのことだ。政府関係者がコロナ感染者数は神のみぞ知ると言っていたが、その通りであろうか。不謹慎だが老生には「宣言」と「措置」の解除は、自民党の総裁選挙、それに続く衆院選挙などの政局を織り込んだように見えてならない。
全面解除されて1週間、新規感染者で1日100人を超したのは大阪の166人、東京の138人の2地域だけ、逆に感染者ゼロの件が岩手、秋田、山形東北3県をはじめ、島根、熊本、宮崎と計6県、1-3人の県が残る東北青森、宮城、福島3県を含めて9県にもなっている。
こんな情勢の中でも冬の到来に備えて第6波を警告する声が上がっている。注意万端怠らずにしくはないが、今回はどうか。感染急減の原因の一つはやはりコロナワクチン接種のスピードアップである。国民の2回接種率が61.4%だそうだがこれを高いとみるかどうか。ある程度神様だけでなく読めるのではー.。それに応じた対応策が望ましいありすぎるのではないか。のだが、いまだにワクチン接種について偏見に似た差別があるみたいだ。自由がありすぎるのではないか。