「カスク＆シスル
グレンリヴェット14年（1998年8月25日/2013年7月）」
開栓日：２０１４年１月６日 ワンショット価格：１，２００円
カスク＆シスルはボウモア蒸留所で20年以上ゼネラル・マネージャーを
務めたブライアン・クルック氏が率いるザ・ハイランド＆アイランズ・スコッチ
・ウイスキー・カンパニーが手掛けるシリーズです。
ラベル表記はありませんが樽の種類はシェリー樽で310本のボトリング。
非常にクリーミーでナッティ、ミルクチョコレートに麦芽の香りが混じり、ひね
や硫黄の香りは出ていません。
口にしても非常にバランスが良くアプリコットやメープルシロップなどの甘い味
わいにカスクストレングスのアルコール感が程良いアクセントになっており秀逸
です。この季節にぴったりの銘酒！
「ジョージ＆Ｊ．Ｇ．スミスズ
グレンリヴェット21年(2010年詰）」
開栓日：２０１４年１月６日 ワンショット価格：１，４００円
定番のライオンリヴェット。やはり安定感があります。
ハチミツ、バター、生クリーム、そしてウェハースなどのうっとりとするような
香りに始まり、抵抗なくすっと入ってくるアタック、微かに柑橘のニュアンス
を漂わせながらクリーミーでややドライなフィニッシュへと始まりから終わり
まで嫌なところを全く感じさせません。
テイスティングコメントを書いている1月28日時点で残量0.3程です。
無くなる前に是非！！
「ディスティラリー・コレクション
グレンリヴェット３３年（１９７９／２０１３）」
開栓日：２０１３年８月６日 ワンショット価格：２，０００円
「ウイルソン＆モーガン・バレルセレクション
グレンリヴェット35年(1977/2012)・信濃屋向けボトリング」
開栓日：2013年3月7日 ワンショット価格：１，８００円
最近リリースの多い信濃屋エクスクルーシヴボトルで、通常のラベルに
チェスマークが記されています。樽の種類は記されていませんが、カスク
ナンバーは１３１５５。
非常に濃密でハチミツやアプリコット、オレンジピール、ホットケーキの香り。
味わいもシトラスの効いたキャンディ、ミルクキャラメル、マーマレードなどが
絡み合い、フィニッシュにかけて微かにミンティで仄かな苦み。
長熟のグレンリヴェットらしい穏やかで暖かな味わいです。
「ベリーズ／グレンリヴェット38年（1973/2012）」
開栓日：2013年1月11日 ワンショット価格：１，８００円
最近復刻ラベルでのリリースが多かったＢＢＲですが、こちらは
別のレンジのニューラベルのようです。
ラベル右下には同社のチェアマンのサインが記されており、
厳選された樽からボトリングされていることがうかがえます。
ボトル総数は記載されていませんが、カスクナンバー１０８２２と
あるのでシングルカスクでしょう。度数はカスクストレングスで、
自然減の４７．６%。
オレンジやアプリコット系の爽やかな香り。クリーミーで甘く、やはり
オレンジなどの柑橘のニュアンスを持った味わいがじわじわと優しく
舌に広がります。長熟の良さを改めて感じさせてくれる１本です。
いよいよ12月ですねぇ。
２０１２年もいよいよ1ヶ月を切りました！
ここからはあっという間に毎日が過ぎていくんだろうなぁ・・・。
さあ、
年末スペシャル第3弾はこちらの二品。
いずれも懐かしの顔ぶれです。
「HART BROTHERS Finest Collection
STRATHISLA34YEARS(1967/2001」 700ml，46％
ハートブラザーズ・ファイネストコレクション
／ストラスアイラ３４年（１９６７／２００１）
ワンショット価格：２，０００円
先週に引き続き1960年代蒸留、かつ瓶詰めが10年以上前の代物です。
ハートブラザーズは今でも頻繁にリリースがありますが、こちらは2世代前
のラベルになります。
しかもこれ、46％なので加水タイプかと思いきや実はカスクストレングス
なんです！
1967のストラスアイラはGMからも良品が多くリリースされているので、
こちらのボトルにも期待が高まります！
「THE GLENLIVET12YEARS Unblended」 750ml，43％
ザ・グレンリヴェット12年・アンブレンデッド
ワンショット価格：１，８００円
こちらはモルトファンの間ではお馴染み、1980年代流通、
アンブレンデッド表記のザ・グレンリヴェットです。
ラベルにアメリカのインポーター名が記載してあるので、
オールドボトルとしては珍しくアメリカ市場向けの商品のようです。
今まで日本向け特級表記、あるいはスコットランド本国流通品や、
イタリア経由のオールドボトルは何度か味わう機会に恵まれましたが、
アメリカ市場向けはひと味違うのでしょうか？
「THE GLENLIVET
THE MASTER DISTILLER'S RESERVE」 1000ml，40％
ザ・グレンリヴェット・マスターディスティラーズ・リザーヴ
海外の空港免税店向けの商品で今のところは日本未入荷のようです。
ヨーロピアンオーク・バット、ファーストフィルのアメリカンオークバレル、
リフィルのアメリカンオークホグスヘッドと３種類の樽を使用しており、
グレンリヴェットらしいスムースで滑らかなテイストです。
リッターボトルなのでデカイ！！
開栓日２０１２年４月２７日
ワンショット価格：１，０００円
「EXCLUSIVE MALTS
BOWMORE8YERAS（7/10.2003） Specially bottled for Shinanoya」 700ml，56.4％
エクスクルーシヴモルツ／ボウモア８年（2003）信濃屋向けボトル
リーズナブルなリリースが多いクリエイティヴウイスキー社がエクスクルーシブモルツシリーズ
として信濃屋向けに詰めたボウモアで、樽はリフィルホグスヘッドを使用。
ラベルに描かれたパフィンが印象的です。
海藻系の香りと甘さを感じさせる香りが混ざり合っています。
味わいもピートとヴァニラが重なり合い、フィニッシュもドライで爽やかながらも飲みごたえがあります。
1990年代後半のボウモアとは毛色が違って良かったです！
開栓日：２０１２年７月２４日
ワンショット価格：１，０００円
「THE GOLDEN PROMISE
MACALLAN（22.December1988／Octber2001）」 700ml，56.2％
ザ・ゴールデンプロミス／マッカラン（1988／2001）
当店では2本目の開封になります。
シェリーウッドのカスクストレングスで、１本目を開封した時には「シェリー樽のマッカラン？」
と思ってしまうほどシェリー感が弱かったのですが、今回開封したこちらは確かにシェリー樽
由来の甘みや渋みをしっかりと感じます。
穀物感というか麦芽感というか、それが非常に強く、以前開けたウイルソン＆モーガンのボトル
を思い起こさせる味わいでした。
開栓日：２０１２年７月１３日
ワンショット価格：１，５００円
一昨日開封のバリンダロッホ41年、早速ご好評いただいております！
このペースだと2週間程で無くなってしまいそうな勢いです♪
さて本日はそんなバリンダロッホとは対極の王道グレンリヴェットのオフィシャル
ボトルをご紹介いたします。
「ザ・グレンリヴェット／アーカイヴ２１年」 750ml，43％
同蒸留所の奥には’”アーカイヴ”と呼ばれる特別な場所があり、特別に選ばれた
樽が熟成のピークを迎えるべく保管されているそうです。
このボトルはその中から最低２１年以上の熟成を経て熟成のピークを迎えた樽を
厳選し詰められています。
2000年代中ごろまでは瓶・ラベルともに青く、やや背の低いボトルでしたが、最近
になってスタイリッシュなボトルに変更され、外箱も紙箱から豪華な木箱へと変化
しました。（そして当然価格も
）
ちなみにこのボトルは並行輸入品のため７５０ｍｌとなっております。
円高の絡みもあって非常にリーズナブルに入手出来たため、この
クラスのモルトとしては飲みやすいプライスでご提供しております！
色合いはやや赤みがかった茶褐色。
アタックで感じるのはリヴェットらしいバニラ系
の甘く優しい香り。熟れたバナナ、カスタード、
レーズン、熟成したマディラ。
ボディは厚めですが、色、香りから想像した程
深い熟成感がある訳ではなく意外とすっきりと
していて驚かされます。
シェリー樽由来の甘さと渋みが溶け合った味わ
いが主体で、舌に絡みつくような優しい印象。
余韻は中程度で控えめです。
感動するほどのインパクトは無いものの、これが
ザ・グレンリヴェットなんだ、という蒸溜所のスタ
イルが伝わってくる味わいでした。
開栓日：２０１１年５月７日
ワンショット価格：１，６００円
来週末は2,000円以上のモルトウイスキーが半額になるスペシャルウイークエンド
ですので、最近開いた高額モルトをご紹介していきたいと思います。
「ダンカンテイラー・ロナック
／グレンリヴェット３９年（1968/2007」 700ｍｌ、40.7％
ピアレスに始まりウイスキーガロアー、ＮＣ２、オクタブなど多彩なシリーズを輩出
しているダンカンテイラー社が手掛けるシリーズの一つで、アルコール度数が自
然に40%近くまで落ちてきた長熟の２樽を混ぜ合わせてカスクストレングスでボ
トリングしています。
圧倒的な熟成年数の割にはリーズナブルなプライスで人気を博していましたが
最近このシリーズからのボトリングは見かけませんね。
さすがにそこまで古い樽が無くなってきたのか・・・。
40年近い長熟ながらも色合いはそれほど
濃いわけではなく、やや薄めのべっこう飴
のようです。
グラスに注いだ瞬間からフルーティーな香
りを鼻に感じるほど華やかな印象を受けま
す。シトラスなど柑橘系のすっきりした香り
にバターの効いたクッキーのようなミルキー
な香りも感じられ飲む前から非常に心地良
い気分にさせてくれます。
度数が低いこともあって口当たりはソフト。
しかしながら、香りで感じた印象とは裏腹に
しっかりと麦芽の風味があり、中盤から後半
にかけてはその麦芽感を爽やかなフルーティーフレーヴァーが風のように
さらっていきます。
今や大変貴重な１９６０年代蒸留の長熟モルトを是非一度ご堪能下さい。
開栓日：２０１０年１０月２７日
ワンショット価格：２，０００円
2日連続でラムをご紹介してまいりましたが、本日は再びモルトのご紹介です。
「GM社ジョージ＆J.G.スミスラベル／グレンリヴェット１５年」 700ml，57％
モルトファンの間ではお馴染み、通称「ライオンラベル」のグレンリヴェットです。
このシリーズは15年が40度（緑色のライン）、46度（水色のライン）そしてこの
57度（赤色のライン）の3種類があったのですが、この57度のボトルについては
終売となってしまいました。
他に21年やシングルヴィンテージなどバリエーションは多数ありますが、さすが
老舗ボトラーG＆M社だけあってそのクオリティの高さには頭が下がります。
ちなみに今回のボトルはジャパン・インポート・システムの輸入でコルクキャップ
ですが、今までのウィックやスマイルなどが輸入していたボトルはスクリューキャップ
のものが多かったような気がします。
色合いはやや赤みがかった茶褐色。
香りは生キャラメルや水あめ、そしてハーブなど。
テイスティング時点では開封2日目ですが、鼻に
ツンツンとくるようなアルコール臭はほとんど感じ
られません。
味わいは適度にボリューム感があり、バターや
スライスアーモンド、後半にはシェリーのニュアン
スも出てきます。
本当に57度！？というくらいスムースな味わいで
驚かされます。
アイラモルトやシェリー樽の強烈なモルトが持つよ
うなインパクトがある訳ではないのですが、飲んで
いて優しい気持ちになれる印象深い1本です。
開栓日：２０１０年８月３日
ワンショット価格：１，２００円
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