「エイコーンズ・カスクストレングス・セレクション
グレングラント24年(1997年8月‐2022年3月)」
700ml,55.6% 開栓日:2023年7月4日
バークロスでのワンショット価格:4,000円
エイコーンさんが手掛けるオリジナルシリーズの最高峰
、通称どんぐりラベルの長熟グレングラントです。
樽はバレルでボトル数１４１本。
爽やかなフルーツ香と麦感が混ざり合い、それでいて力
強さもあります。開けたてはもう少しフルーツ感が強か
ったように思いますが、今後もまだまだ変化しそうな雰
囲気を持っています。
「ジャックウィーバーズ
グレングラント22年(1995-2018)」
70cl,48.3％ 開栓日:2023年4月18日
バークロスでのワンショット価格:3,600円
バーボン樽長熟のグレングラント。
ボトル総数221本。
バニラ様の甘い芳香と優しい麦の味わいは
まさに癒し系です！
48.3％という度数も丁度良い。
／グレングラント23年(1997年-2021年1月18日)」
70CL,58.7% 開栓日:2021年8月18日
バークロスでの1ショット価格:2,800円
カスクナンバー56923のリフィルアメリカン
ホグスヘッドから227本をボトリング。
【店主のテイスティングコメント】
色合いはやや黄色がかった美しいゴールドカ
ラー。
期待通りの大変心地よい香りです。
開けたてなので少しアルコール感を感じます
が、柑橘系の爽やかさをまとった煮詰めたリ
ンゴの甘い香りと、うっすらバニラでコーテ
ィングされたウエハースの香り。
味わいは想像したほど麦全開では無く、どち
らかと言うとフルーティ。でも南国系という
訳でもなく、パイナップルの芯よりの部分の
ような、やや苦みと酸味を伴った(決してネ
ガティブでは無い)フルーツ感です。
口の中で長く転がしていると、果実が熟した
感じが広がってきて、フィニッシュにかけて
はやや刺激的でオーキーなニュアンスも加わ
ります。
GMのグレングラントというと、ディスティ
ラリー・ラベルの麦感の強いやつか濃厚シェ
リー系のイメージが強くて、今回のようなタ
イプのグレングラントにはあまり出逢って無
かったのですが、これはこれで美味！
「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
9.83（グレングラント）25年（1988年4月18日）」
開栓日：２０１５年６月４日 ワンショット価格：２，２００円
リフィルシェリー・バットから510本がボトリングされています。
濃厚シェリー系ではなく、クリーミーで麦芽感が強いタイプの
グレングラントでした。
「グレングラント１２年（1970年代流通品）」
開栓日：２０１３年６月２１日 ワンショット価格：２，６００円
イタリア周りのオールドボトルでインポーターGiovinetti、タックスシール
3/4表記です。
グレングラントのオフィシャルボトルというと非常にライトであっさりとした
イメージがありますが、のっけから押し寄せるピーチ系のフルーティな香り
にまず驚かされます。最近の３０年オーバーの長熟ボトルに勝るとも劣らない
非常に心地よい芳香です。
口に含むとキャラメルやハチミツなどねっとりとした甘さを感じ、中盤からは
それに爽やかな果実の甘さとウェハースが加わります。
フィニッシュはあっさりと引いて、多少の物足りなさは感じますが、12年とは
思えないほど優雅な気分にさせてくれるモルトです。
「ウイルソン＆モーガン・バレルセレクション
／グレングラント20年（1978/1998）」 700ｍｌ、46％
今から14年前に瓶詰めされたプチ・オールドボトルです。
シェリーウッド熟成で色合いも黒に近い濃厚なマホガニー
カラーなので、よくある行き過ぎたシェリー樽モルトかと
思ったらこれには驚かされました！
香りは予想通りにひね香や若干の硫黄のニュアンスなど
があるのですが、口に含んでみるとタンニンや苦みは
ほとんど感じさせず、ミルクチョコのように甘く優しい味わい
が広がるのです。
まだ開けたばかりなのですが、既に残量0.3程ですのでお早めに！！
開栓日：２０１２年１０月２６日 ワンショット価格：１，５００円
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