「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
123.15（グレンゴイン）17年（1998年3月）」
開栓日：2016年2月25日 ワンショット価格：1,600円
ソサエティより、日本向けシングルカスクのグレンゴインが入荷致しました！
通常とは異なるラベルで、樽の種類やヴィンテージの表記は無かったのですが、
ソサエティのHPに情報が掲載されています。
今回の樽はファーストフィルのシェリーホグスヘッドで、ペドロヒメネスシェリー樽
の影響を強くうけているようで、マホガニーを超えて黒に近い驚愕の色合いです！
PDXそのもののような香りや、チョコレート、黒糖などを彷彿させる香りに、
黒蜜の濃厚な甘み、舌がキュッと窄まる様な収斂性のある強いタンニンと濃厚
シェリー好きには堪らない仕上がりとなっています。
アウトターン287本ですが、ソサエティのHPでは既に完売。
当店でも昨日開封したばかりですが、すぐに無くなってしまいそうな予感です・・・。
2月24日(水)は
6周年記念オリジナルビールを仕込みに、
茨城県の木内酒造さんへ行ってまいりますので、
＜ 20時開店 ＞
とさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
「カミュ・オルダージュ ラ・グランド・マルク」
開栓日：2016年1月28日 ワンショット価格：1,800円
ラ・グランド・マルクとは"偉大なる商標”の意味で、創業者の
ジャン・バチスト・カミュが1863年に同業者と立ち上げた団体名です。
その後同氏が権利を買い取り独自のブランドとして立ち上げました。
このボトルは1980年代に流通していたと思われるもので、最低熟成
15年以上の原酒から構成されているとされています。
特筆すべきはそのエレガントな香り。繊細でフローラル、熟したブドウの
果実の絵が浮かんできそうな良質で豊潤なアロマがそこにあります。
口にしてみると香りから想像したよりはライトでドライな仕上がりでやや
拍子抜けますが、その香りだけでしばらくの間酔いしれたいと思わせます！
「シボーナ・グラッパ・リゼルヴァ
テネシー・ウイスキー・ウッド・フィニッシュ」
開栓日：2016年1月25日 ワンショット価格：1,200円
マディラウッド・フィニッシュが評判だったシボーナのグラッパより、
テネシー・ウイスキー樽のフィニッシュものを仕入れてみました。
テネシーということはジャックダニエルかジョージディッケルのど
ちらかの空き樽の可能性が高いですよね。
香りは熟成したグラッパの甘く華やかな香りですが、マディラの
時に感じた紅茶の香り程の驚きはありませんでした。
実際に飲んでみると、樽由来のフレーヴァーがかなり強く出ていて
驚かされます。グラッパというよりバーボン？という位にバーボン
よりのフレーヴァーです。個人的な好みはマディラウッドですが、
これはこれでウッドフィニッシュのもたらす影響を知るにはうって
つけの1本と言えるかもしれません。
「キングスバリー/グレンロセス11年(2004)」
開栓日：2016年2月15日 ワンショット価格：1,600円
久々に良質シェリー樽のグレンロセスに出逢いました！
カスクナンバー11519番のシェリーパンチョンから588本
をボトリング。
非常に濃厚でカカオやミルクチョコレートを連想させる香り。
味わいもシェリー、チョコレートがけのウェハースなどの甘さ
とタンニンを感じるどっしりと重厚なフレーヴァー。
度数の高さはやや感じますが、若い割に熟成感もあり、大変
よく出来たグレンロセスだと感じました！
「アズ・ウィ・ゲット・イット
アイラ・シングル・モルト カスクストレングス」
開栓日：2016年2月3日 ワンショット価格：1,200円
旨・安・カスク・アイラモルトです。
以前はラガヴーリンとして流通していましたが現在ははっきりと
した情報がありません。
個人的には飲んでみた感じやはりラガじゃないかなぁ、と思い
ましたが・・・。
アタックからヘヴィなスモーキーフレーヴァーで度数の高さも
しっかりと感じ、パンチの効いたアイラモルトファンも納得の1本。
「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
58.17(ストラスアイラ)10年(2005年4月21日蒸留)」
開栓日：2016年1月28日 ワンショット価格：1,400円
ソサエティからはリリースの少ないストラスアイラですが、
今回のボトルは当たりです！
リフィル・バーボン樽から201本をボトリングしています。
特徴的なのは青リンゴのような爽やかな香り。ここまで
分かりやすく青リンゴ感が出るモルトはそうそうないでしょう。
味わいも60度オーバーとは思えない甘さと柔らかさがあり、
ボディはしっかりと麦。
オフィシャルとはまた違った個性ですが、非常に評価の高い1本です。
「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
29.175(ラフロイグ)16年(1999年7月1日蒸留)」
開栓日：2016年1月29日 ワンショット価格：1,600円
リフィル・バーボン樽から289本をボトリング。
クリーミーな甘さを伴った正露丸の香りが印象的。
16年とやや長熟気味のため、アイラモルトの荒々しさは
アタックではあまり感じられませんが、後半はしっかりと磯
のフレーヴァーが広がります。
ただ、カスクの割りには全体的に穏やかな印象を受ける
ことでしょう。
「スプリングバンク13年・グリーン」
開栓日：2016年1月20日 ワンショット価格1,600円
グリーンはオーガニック大麦を使用したスプリングバンクで、
今回が2回目のリリース。1回目はバーボン樽でしたが、今回
はシェリー樽になります。
シェリー樽由来の甘い香りとスプリングバンクらしい塩辛さが
見事に調和した秀逸な1本。
ブログ掲載が遅れてしまったのであと3、4杯分しか残っていま
せん。売切れの際はご容赦下さいませ。
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