「シグナトリー
・ザ・アンチルフィルタード・コレクション
ボウモア12年(2002年10月2日-2015年9月14日)」
70cl,46% 開栓日:2023年9月20日
バークロスでのワンショット価格:2,200円
ボトリングちょっと古めのボウモアです。最近ボトラー
ズのボウモアはめっきり見かけなくなりましたね。
リフィル・シェリー・ホグスヘッドで12年の熟成です。
香りはフルーティで、削りたての白い木材のような香り
もあり、ずっと嗅いでいると奥の方から仄かにピーティ
さも感じます。
アタックでは甘みが強く、砂糖水を感じる程ですが、中
盤からはしっかりとスモーキーで煙たい味わいが湧き上
がり、最後には甘さとスモーキーさが溶け合い絶妙な余
韻へと続きます。最後に感じる甘みはピーチのコンポー
トやシロップ漬けのパインのようなニュアンスがあり好
印象です！
「マキロップス・チョイス
／ボウモア1990年4月24日－2014年1月」
70cl,43％ 開栓日:2021年12月27日
バークロスでの1ショット価格:3,600円
昨日なんとなく流れで開封しました！
熟成23年の長熟ボウモア。
結果的に非常に良かったです！ただし好みは
はっきり分かれそう。
パフュームとまではいきませんが、1980年代
のグレンギリ―を思わせるような人工甘味料
やのど飴を思わせる甘味があり懐かしさを感
じます。
1980年代ボウモアファンの方には是非お勧め
したい1本です！
700ml、58.4％ 開栓日:2021年9月27日
バークロスでの1ショット価格:3,600円
オールドキャッスルズには限定2本のみ入荷！
ご購入はこちらからどうぞ。
カスクナンバーHL17811のリフィルバレルか
ら230本がボトリングされています。
当店には限定２本のみ入荷しました！
色合いはやや濃いめのゴールドカラー。
明るめの干し草のようにも見えます。
心地よい柑橘系のピール、潮風、フルーツシ
ロップ、おが屑などの香りを感じます。
開けたてなのでアルコールの香りはやや強く
感じますが、攻撃的ではありません。
第一印象では爽やかさが目立ちます。
口に含むと初めはフルーツキャンディの甘さ
と微かな塩気。ハーブやピートスモークの後
にボウモアらしい独特のフィニッシュ。
飲み込んだ後の返しで微かに感じるグレープ
フルーツのわた感が、古き良きボウモアをほ
んの少しだけ思い起こさせます。
これは旨いボウモアですね！
テイスティングをしている間にもアルコール
感はかなりおさまり、甘味を強く感じるよう
になりました。
「ボウモア12年・シルクプリント」
1000ml、43％
開栓日:2020年10月13日 1ショット:2,000円
１９９０年代流通のオフィシャルボウモア。
言わずと知れたパフューミーボウモアの代表
格です。
オフ・フレーヴァーと捉えられがちですが、
その強い個性故に熱烈なファンもおり、また
今となっては滅多に出会えない貴重な味わい
でもあります。
今回のボトルはそのパフュームが香りから典
型的な形で表れています。
スミレやラベンダーの芳香剤、石鹸、香水。
その奥に微かな潮の香りやピートも感じられ
ます。
口に含むと口中一杯に広がる石鹸水！！
中盤からシェリー樽っぽい重たさや渋み、そ
して塩っぽさも現れますが、最終的には芳香
剤が突き抜けます！
先日開封したアイラ・ヴァイオレットよりも
、こちらの方がより石鹸ぽく、またアイラモ
ルトらしさもありボウモア感が強いです。
パフューム好きの方が求めているものが、こ
のボトルの中には間違いなくあります。
「アイラ・ヴァイオレット33年
コニャック・カスク・フィニッシュ」
700ml、46.2％
開栓日:2020年9月11日 1ショット:5,800円
スペシャリティ・ドリンク社のボトラーズ部門
であるエリクサー・ディスティラーズ社から、
アイラの女王がリリースされました。
今回ラベルに蒸留所名の表記はありませんが、
”アイラ・ヴァイオレット”というその名前から
も想像されるように、1980年代蒸留が特に特徴
的だったあの蒸留所です。
アメリカンオーク樽で熟成後、珍しくコニャッ
ク樽で仕上げ熟成をしています。
ヴィンテージ表記はありませんが、リリース時
期から逆算すると1986年前後でしょうか。
ボトル総数は2200本ということですから、ヴィ
ンテージ違いの複数の樽を混ぜている可能性も
ありますね。
色はやや赤みを帯びた茶色。
期待の通りアタックから分かりやすい香りで、
フローラルでスミレや芳香剤、甘味料。奥の方
に微かなピートを感じます。
オイリーで厚みのあるボディにいわゆるパフュ
ーミーな味わいが広がり、一瞬塩気を感じた後
再びパフュームフレーヴァーが広がり、最後は
ドライなフィニッシュが長く続きます。
コニャックカスクフィニッシュの影響なのか、
この年代のボウモアにしては重厚な仕上がりと
なっているように感じました。
好き嫌いがはっきりと分かれる味わいですが、
今ではなかなか味わえないフレーヴァーとなり
つつあるので、未体験の方にも是非ハーフでお
試しいただきたい１本です！
昨日に続き、ボウモアのご紹介です！
「ボウモア18年 ディープ＆コンプレックス」
700ml、43%
開栓日:2019年9月5日 1ショット:1,400円
2017年に空港免税店向けにリリースされ始めた
シリーズで、他に10年、15年が同時に発売され
ました。18年はオロロソとペドロヒメネスのシ
ェリー樽で熟成されていて、見た目からもう濃
厚さに満ち溢れています。
香りは濃密なカカオ、ビターチョコ、オロロソ
・シェリー、ウッディでピートがあまり感じら
れない。アタックは黒蜜の様に甘く濃厚。中盤
からは苦味も伴い、フィニッシュで微かにピー
ト、スモークのニュアンスを感じる。その名の
通り、まさしくディープ＆コンプレックス！！
かなり個性的で、正直ボウモアらしさはほとん
ど感じられませんでしたが、この突き抜けた感
じが個人的には嫌いではない。思わず笑ってし
まう程に強烈でした。通常の18年とはかなり異
なる仕上がりです。
気が付けばボウモアのボトラーズものが無かった
ので開封してみました。
「SMWS3.264
ボウモア19年(1996年3月27日)」
700ml,58.2%
開栓日:2019年9月9日 1ショット:2,200円
樽はリフィル・バーボン・ホグスヘッド。ボトル
総数252本。
香りは甘いバニラと潮風、ピート、乾いた海藻、
ヨード。アタックではまずバニラ系の甘みを感じ
、そこに塩気とスモーク、タール様の苦味、燃え
さし。返しでややパフュームに近いニュアンスも
感じる。バランスの取れた塩バニラ・ボウモア！
旨いです。
「ボウモア
・ボルトエディション・ファーストリリース」
開栓日：2017年6月8日 ワンショット価格：1,800円
「エレメンツ・オブ・アイラ／Bw6(ボウモア)」
開栓日：2017年5月19日 ワンショット価格：1,600円
スペシャリティ・ドリンク社が手掛ける人気のシリーズ
「ボウモア25年」
開栓日：2017年4月26日 ワンショット価格：4,000円
ボトリングの時期は不明ですが、ここ2，3年のうちに流通
していたオフィシャルボトルです。逆算して1990年前後の
蒸留と思われます。
香りは1980年代を彷彿とさせるパフューミーなニュアンス
が強めで、その奥にやや重たいみたらしのような甘辛い
香りと爽やかな潮風。
最初にドライフルーツやアプリコット、オレンジジャムの甘さ
が来た後、はっきりとしたパフューミーフレーヴァーが口中
に広がります。後半はややドライでピーティな仕上がり。
これは確実に1980年代の原酒主体に作られていると思い
ます。好みは別れるところですが、今となってはもはや懐か
しくもあり歴史を感じる貴重なフレーヴァーです！
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