BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

UD RARE MALTS SELECTION / PORT ELLEN20YEARS(1978-1998) 70cl,60.90%

2022年04月19日 | ポートエレン

「UD・レアモルトセレクション

 ポートエレン20年(1978-1998)」

70cl,60.90% 開栓日:2022年4月18日

バークロスでの1ショット価格:¥10,000

★5/6(金)までは12周年特別価格¥7,000

 

個人的に大変思い入れのあるボトルで、しかもバースデ

ーヴィンテージ!いつ開けるべきか散々迷ってきました

が、遂に開封しちゃいました!

 

いまや懐かしいレアモルトシリーズ。当時は2万円もし

ない程度の価格でカリラやブローラ、セントマグデラン

など魅力的なボトルが目白押しでした。

中でもポートエレンには最も魅せられ、恥ずかしながら

携帯のメールアドレスにも使用していたとか、いなかっ

たとか…。

 

前置きが長くなりましたが、満を持して開封したこのボ

トル、やはり良かったです!

瓶詰から20年以上の時が経っており、さすがにアルコー

ル感は穏やかに変化していて、60.9%という度数程には

きつく感じません。

磯、甲殻類の出汁、穏やかなピート、香ばしい麦芽など

の香りを感じます。

口当たりは甘くフルーティで、中盤から徐々にヨード、

ペッパー、塩、スモークなどのフレーバーが上がってき

て、最初の甘さと混ざり合いながら、ドライでスパイシ

ーなフィニッシュへと続きます。うーん、旨い!


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THREE RIVERS/PORT ELLEN29YEARS(2nd September 1982/30th January 2012) 700ml,55.5%

2014年12月18日 | ポートエレン

 「スリーリバース・オリジナル

  ポートエレン29年(1982年9月2日/2012年1月30日)」

  開栓日:2014年12月18日 ワンショット価格:4,000円

 

  スリーリバースさんオリジナルラベルのポートエレンです。バーボン樽から150本のみ

  のリリース。このシリーズは味わいの特徴をラベルに表現しているのですが、こちらの

  ボトルは珈琲豆。フィニッシュのビター感を表しているようです。

  蒸留所の閉鎖から30年以上が経ち、いよいよ樽のストックが尽きてきたのか、最近の

  ポートエレンの価格は骨董品レベルとなっておりなかなか手が出ない状況です。

  こちらのボトルも前回開封時よりはかなり高騰してしまいましたが、当店でもポートエレン

  をこの価格帯でご提供出来るのは恐らく最後です。ご興味のある方は是非!!

  強い海藻の香りに柑橘系の爽やかさ、そして消毒液とアイラモルトらしい個性ですが、

  アルコール感は意外にも穏やかです。

  一瞬のキャンディのような甘さの後、ヨード系の激しいスモーキーフレーバーが広がり、

  香り同様の柑橘系の爽やかさと、苦みを伴ったフィニッシュへとつながっていきます。

  余韻は非常に長いです。幻としてしまうのはあまりに惜しい蒸留所です・・・。

 


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SIGNATORY MILLENNIUM EDITION Port Ellen25yeras(14th january 1975-14th january 2000) 700ml,43%

2014年08月08日 | ポートエレン

Sigportellen19752000 「シグナトリー・ミレニアムエディション
 ポートエレン25年(1975年1月14日/2000年1月14日)」

 開栓日:2014年8月8日 ワンショット価格:4,200円
  
 
 カスクナンバー154と156の2樽から650本が瓶詰めされています。


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Douglas Laing Old Malt Cask PORT ELLEN21Years(MARCH1983/OCTOBER2004) 700ml,56.1%

2013年12月13日 | ポートエレン

Dlomcportellen21yfinalvintage「ダグラスレイン社オールドモルトカスク

 /ポートエレン21年(1983年3月/2004年10月)」

 開栓日:2013年12月13日 ワンショット価格:3,000円

 

 お待たせしました!

 年末スペシャル第4弾となる今週は豪華1点主義☆

 ウイスキーファン垂涎の一本「ポートエレン」の登場です!

 しかも瓶詰めがほぼ10年前のプチオールドボトル。

 価格高騰が著しく、10万円越えのボトルが珍しく無くなってきた昨今、

 このプライスでポートエレンを飲める機会はそうそう訪れることはないでしょう。

 味わいもバッチリ♪ソルティで強いヨード香。前半から中盤にかけては意外にも

  甘みを強く感じますが、段々とアルコールの強い刺激、くべた薪、海藻などの味

わいが膨らんできて、ドライで長いフィニッシュへと繋がっていきます。恐らく年内で完売するものと思われます。

  ご興味のある方はお早めにどうぞ!

 


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THREE RIVERS / PORT ELLEN29YEARS(1982/2012) 700ml,55.5%

2013年03月28日 | ポートエレン

3rportellen29y「スリーリバーズ

 ポートエレン29年(1982年9月2日/2012年1月30日)」

 開栓日:2013年3月22日 ワンショット価格:2,800円

 もうすっかりお馴染みになった感のあるスリーリバーズオリジナルの

 ポートエレン。最近価格高騰著しいポートエレンですが、そんな状況の中、

 こちらはなんとかまだ手が出せる価格で手に入れることが出来ました。

 今回はバーボン樽から150本がボトリングされています。

 潮気を伴った穏やかな磯の香りで、その奥にややクリーミーな乳酸系の

 ニュアンスが感じられます。

 アタックは潮、仄かにスモーキー。海鮮出汁の味わいの後にミンティでやや

 苦みの効いたフィニッシュ。

 余韻は穏やかで比較的あっさりと引いていきます。

                       10年以上前から無くなると言われ続けていますが、無くならないにしてもそろ

                       そろ価格の面で手が出しずらく幻のモルトとなりつつあるのではないでしょうか。

 


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SIGNATORY VINTAGE/Port Ellen16years(1980/1996) 700ml,43%

2012年01月07日 | ポートエレン

新年早々、

いいモルトを開封しちゃいました!!

 

「シグナトリー・ヴィンテージ

 /ポートエレン16年(1980.3/13-1996.3)」 700ml、43%

カスクナンバー1228

ボトル総数640本

 

そう、私も大好きなポートエレン。

しかも1996年瓶詰めで熟成20年未満のポートエレンです!

さらにインポーターが(有)ウィズ(←懐かしいぃ)

 

自分がシングルモルトにはまり始めた頃、

シグナトリーのこのラベルのボトルには随分とお世話になりました。

 

最近ではなかなかお目にかかることも出来ないかと思います。

価格は高くなってしまいますが、

ハーフショットも大歓迎ですので是非!!

 

Sigportellen1980非常に淡い白ワインのような色合い。

しっかりとピートが効いていて、スモーキー

な香りも出ていますが、刺すような感じでは

なく穏やかな印象です。

アタックでキャンディのような甘みを感じ

後にじわじわと込み上げてくるピーティ

味わいがたまりません。

このアイラなのに刺激的なだけじゃなく、

どこか繊細で儚さを含んだ味わいにやら

れて今に至っているんですよねぇ。

気がつけば残念なことに自分のメアドに

portellenの文字が入っていました

個人的にノスタルジックな想いもあり、

                     一年の始まりに一押しのボトルです!

 

開栓日:2012年1月6日

ワンショット価格:4,000円

 


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SIGNATORY MILLENIUM EDITION<br>Port Ellen25years(1975/2000) 700ml,43%

2011年07月25日 | ポートエレン

先週末は秋のような肌寒さでしたが、

今日は一転、真夏の暑さに逆戻りですね。

 

そんな中、先月末に開封した人気閉鎖蒸留所のレアボトルが残量半分以下

となってしまいましたのでご紹介いたします。

 

「シグナトリー・ミレニアム・エディション

   ポートエレン25年(1975.1/14‐2000.1/14)」  700ml,43%

 

ミレニアムというとつい最近のことのように感じてしまいますが、

既に11年も昔のことなんですね。

ノストラダムスの予言だとか、

コンピューターの2000年問題だとか(← 結局何も起こりませんでしたが・・・)

個人的には大学卒業 → 信濃屋食品入社と、何かと思い出深い年でした。

 

このボトルはその2000年にシグナトリー社によって瓶詰めされた長熟の

ポートエレンです。

現在では珍しい1970年代蒸溜の2樽(カスクNo.154+156)から合計650本が

ボトリングされています。

 

Sigportellen1975色合いはやや薄めのゴールド。

開封したてのころはピート香よりもフルーティな

香りが強くて驚かされましたが、現在はややこ

なれた感じで穏やかなピート香。微かに桃やメ

ロンを感じます。

口当たりは柔らかくキャンディのような甘みもあ

りますが、控えめながらもスモーキーな味わい

は終始口の中に存在しています。

加水タイプのためか余韻はそれ程長くはありま

せんが、印象は強く残してくれます。

女性的な個性をもったポートエレンと言えるでしょうか。

 

開栓日:2011年6月27日

ワンショット価格:1,800円(この年代のはなかなかこの価格ではでないかと・・・)           


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LOMBARD JEWELS OF SCOTLAND PORTELLEN1982/2001 700ml,50%

2011年02月18日 | ポートエレン

昨日に引き続きまして、本日も無くなってしまいそうシリーズです。

こちらも残りは0.3以下となってしまいました。

 

「ロンバード・

 ジュエルズオブスコットランド/ポートエレン1982/2001」 700ml、50%

 

ロンバード社は300年以上の歴史を有する家族経営のインデペンデント・ボトラーです。

ジュエルズ・オブ・スコットランドは同社の基幹シリーズでスタイリッシュで背の高いボト

ルが印象的ですが、小売店にいた頃は棚に収まりきらず売場泣かせだったのを思い出

します(笑)

カスクナンバー1387と記載があるのでシングルカスクではありますが、カスクストレング

スではなく、50%に加水調整されています。

熟成20年以下のポートエレンを見かける機会も本当に少なくなってきましたね。

今のうちに是非飲んでおきたい1本です。

 

Lomportellen1982 色合いはゴールド。

穏やかなピート香と磯の香り、海藻など典型的な

アイラモルトの香りですが爆発するような勢いは

なく、柔らかな印象を受けます。

アタックでは独特の甘みを感じ、それが徐々にコ

クをもった出汁のように変化し、スモーキーではあ

るが繊細で控えめなフィニッシュへと続いていきま

す。

このピート感が前面に出てこない、奥ゆかしい感じ

でポートエレンを好きになった私としては懐かしく、

そして嬉しい味わいです。

刺激系アイラモルトをお好みの方にはやや物足り

                  なく感じるかもしれません。

 

開栓日:2011年2月7日

ワンショット価格;4,200円 ※2月19日(土)まで半額 → 2,100円


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Glenscoma PORT ELLEN22YEARS(1978/2000) 700ml,43%

2010年09月22日 | ポートエレン

昨日、今日と残暑がぶり返していますが、どうも今夜から雨が降り出し

一気に気温が下がるみたいです。温度差で体調を崩しやすい時期です

のでくれぐれもお気を付け下さい。

 

さて、本日ご紹介するのは雑誌にも掲載したこちらのボトルです!

 

「グレンスコマ/ポートエレン22年(1978.9月/2000.12月)」 700ml、43%

 

グレンスコマはドイツのボトラーで、スリーリバーズさんが積極的にひっぱる

ようになり今でこそ有名ですが、このボトルがリリースされた頃はボトラーの

数もまだまだ少なく、失礼ながら「えっ!?ドイツでモルトなんか飲んでるの?」

などと衝撃を受けたものでした。

裏のラベルを見るとテイスティングコメントが記載されており、

”John McDougall   Independent Whisky Consultant”と書かれています。

ジョン・マクドゥーガル氏といえば、スプリングバンクやラフロイグなどの蒸留所長

を務めた経験があるウイスキー業界の重鎮で、現在もウイスキーコンサルタント

として活躍している人物ですが、グレンスコマにも関わっていたんですね。

購入当時はこの件については全く気付いていませんでした。

 

Scomaportellen 熟成はオークウッドで388本のボトリング。

ほんのりと茶色がかったゴールドカラー。

アタックは穏やかにピーティで徐々にスモ

ーキーな香りが立ってきますが、前面に出

して強調するというよりは奥深くから控えめ

に顔を出す感じです。

アタックは柔らかく滑らかで甘みすら感じま

す。次第にキッパーのようにソルティかつス

モーキーな味わいが表れ、アタックで感じた

あまさと相まって素晴らしい余韻に浸らせて

くれます。個人的には、モルトを知り、どっぷ

りとはまり始めたあの頃を思い出させてくれ

る、非常に思い入れの深い1本です。

皆様にも是非味わっていただきたいと思います。

 

開栓日:2010年9月16日

ワンショット価格:3,000円  ※9月24日(金)までは半額 → 1,500円


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PRV-PORTELLEN25YEARS(1980/2006) EXCLUSIVE TO JOHM MILROY 700ml,55.8%

2010年07月12日 | ポートエレン

みなさん、先週土曜日の記事はご覧になりましたか?

本日「ブログ見たよ!」とおっしゃっていただければ

マッカラン18年をワンショット1,000円にてご提供させて頂きます!是非♪

 

第3木・金・土も近づいてまいりましたので、本日は少々高額なモルトのご紹介です。

 

「プロヴェナンス/ポートエレン25年(1980/2006) ジョン・ミルロイボトル」 700ml、55.8%

 

プロヴェナンスはOMCシリーズで有名なダグラスレインの兄弟会社ダグラス・マックギボン社

が手掛けるシリーズです。なかでもこれはモルトウイスキー業界の巨匠ジョン・ミルロイが、

特別に樽を選び瓶詰めしたもの。もちろん着色や冷却ろ過は行わず、カスクストレングスでボ

トリングされています。

 

Prvportellen25y 色合いはやや濃いめのゴールド。

香りのアタックからかなりへヴィーにスモーキーです。

ポートエレンにしてはヨードやスモークなどの主張が

かなり強いように感じます。

飲み口の初めはやや甘みがありオイリー。段々とス

パイシーさを帯びてきて、ヨード、スモークが強くなり

正露丸のフィニッシュへと繋がっていきます。

オフィシャルボトルや熟成の若いポートエレンは、ア

イラモルトの特徴を持ちながらも比較的繊細なボディ

ーをもっている印象でしたが、これは肉厚・骨太な

印象を受けました。

 

開栓日:2010年6月18日

ワンショット価格:3,000円 ※<15(木)、16(金)、17(土)なら1,500円>


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