BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

CRAGGANMORE THE Distillers Edition(2001-2014) 70cl,40%

2023年01月13日 | クラガンモア

「クラガンモア 

 ザ・ディスティラーズエディション(2001-2014)」

 70cl,40% 開栓日:2023年1月6日

バークロスでのワンショット価格:1,800円

 

通常の熟成後、別の特徴をもった樽で仕上げ熟成をする

ディアジオの定番シリーズです。

クラガンモアはルビーポートワイン樽で仕上げ熟成をし

ています。

オフィシャル12年と比べると色も濃く、香りからも糖分

を感じる程に甘い芳香です。

イチゴジャム、ドライフルーツ、メープルシロップなど

の甘み、焦げた砂糖、ピート、麦芽などが感じられ、全

体的にやや重ためですが、度数の軽さと経年変化もあっ

てか、想像していたよりは軽めの仕上がりに感じました。

シガーとは合わせやすいと思います。

です。

 


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CRAGGANMORE 12YEARS (1990's) 750ml,40%

2020年07月07日 | クラガンモア

「クラガンモア12年(1990年代流通)」

 750ml、40%

開栓日:2020年7月1日 1ショット:1,800円

 

1990年代流通。輸入者ユナイテッド・ディス

ティラーズ・ジャパン株式会社のものです。

ディアジオ社のクラシックモルトシリーズの

初期の方のロットと思われます。

 

こいつは旨い!

非常に私好みの味わいでした。

 

糖化した麦芽とピート、そしてパフューミー

ではないけれどもそれに近いギリギリのニュ

アンス。時間が経つほどに麦とピートの力強

さが増していきます。

アタックは砂糖水を思わせる甘さから始まり

、そこにドライな麦の味わいが重なっていき

、香りでも感じたパフュームギリギリの華や

かさも現れます。

40%とは信じられないくらいリッチで、ボ

リューム感があります。

樽感とか、ピート感ではなく、シンプルに旨

い!シングルモルトの原点を見た気にさせて

くれました。

 


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CRAGGANMORE 12YEARS(bottled around 2000) 700ml,40%

2014年06月13日 | クラガンモア

Cragganmore12y2000 「クラガンモア12年(2000年頃流通)」

 開栓日:2014年6月13日 ワンショット価格:1,400円

 

  クラガンモアは2002年の途中でラベル変更されましたが、こちらは

 2000年頃に購入したボトルです。

 ミルキーでクリーミー、甘く香ばしい香りが印象的です。

 キャンディ、キャラメル、糖蜜などの甘さのあとに、麦芽の風味がしっかり

 ときいた重厚な味わいがあり、フィニッシュにかけては微かにピートの

 ニュアンスも感じられます。

 軽快な香りを持ち、飲みやすい口当たりながらも確かな存在感を感じさせる

 スペイサイドの銘酒です。





Cragganmore12y2014 「クラガンモア12年(2014年流通)」

 開栓日:2014年6月13日 
ワンショット価格:1,000円
  
 

 こちらは現在流通している最新ボトルです。全体的な雰囲気は変わらない

 のですが、ラベルから蒸気機関車の絵が消えています。

 香りを比較するとこちらの方がややアルコール感が強いですが、麦芽様の

 香りが主体なのは旧瓶と同じ方向性のように思います。新瓶の方が旧瓶に

 感じなかったシトラス系の爽やかさがあるように感じました。

 味わいはこちらの方があからさまに甘いです。蜂蜜や砂糖水、シロップなど

 の甘さの後に、シェリー樽由来の味わいか、やや重厚で焼き芋やカラメルの

 ような甘さとともに少々の渋みも出てきます。以前飲み比べたグレンフィディ

 ックやグレンリヴェット、グレンモーレンジの新瓶のように、飲みやすさだけを

 追求した印象は受けませんでしたが、分かりやすい甘さを求めて作っているように感じました。

 個人的には旧瓶のようにもっと麦芽風味を強調した味わいの方が好みです。


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CRAGGANMORE Distillers Edition1992-2005  700ml,40%

2014年03月05日 | クラガンモア

Cragganmorede19922005「クラガンモア

 ・ディスティラーズ・エディション1992-2005」

 開栓日:2014年3月3日 ワンショット価格:1,200円

 

 UD社のクラシックモルトシリーズを通常とは異なる樽で仕上げ熟成を

 行ったもので、クラガンモアはポートワインカスクでフィニッシュされています。

 ポートワインの空樽なだけに、ベリー系の果実のニュアンスを感じます。

 口にするとアタックでくるのはカシスやストロベリーリキュールのような甘みで

 、後半にクラガンモアらしい穀物様の味わいが出てきます。

 非常にバランスの良い秀逸なモルトです。

 


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CRAGGANMORE14YEARS Special Edition 700ml,47.5%

2011年10月20日 | クラガンモア

2011年も終わりが近づいてまいりましたが、

本日ご紹介するのは11年前にリリースされた限定のクラガンモアです。

 

「クラガンモア14年・スペシャルエディション」  700ml、47.5%

 

11年前といえば世界中がミレニアムに沸いていたあの頃ですが、

こちらはそのミレニアムを記念してリリースされたボトルです。

フレンズ・オブ・クラシック・モルツの会員向けに厳選された樽から

4987本が瓶詰めされました。

リリース当時池袋のバーで飲んで感銘を受けたのを思い出します。

 

少々値が張りますので、毎月第3週の木・金・土に行っている半額イベント

の際にでも是非お試しいただければと思います。

 

Cragganmore14yそれほど長熟ではない割りに色合いは濃く、

ルビーがかった濃いめの琥珀色です。

濃厚な味わいを連想させる香りで、熟成庫

に漂うウイスキーのような香りに、バターや

焦がしたカラメル、砂糖漬けのオレンジの皮

など。

味わいはドライアプリコットのアタックにレー

ズンバターのレーズン、ミルキーな甘みと麦

の旨み。

そしてどっしりゆったりと続く余韻。

オフィシャルの12年とはかなり異なった個性

が楽しめ、良質な樽を選んだことが分かります。

 

開栓日:2011年9月15日

ワンショット価格:5,000円


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