RARE MALTS SELECTION ROSEBANK22YEARS(1981/2004) 700ml,61.1%

開けた時からこれは美味しいと思っていたのですがなかなか紹介ができず、

気が付いたら残量が半分を切っていたので慌ててのご紹介です。

 

「UD・レアモルトセレクション／ローズバンク２２年（1981／2004）」　700ml，61.1％

 

お馴染みレアモルトシリーズのローズバンクです。

ヴィンテージ、熟成年数違いで何種類もリリースされていますが、これは今まで

味わってきた同シリーズのローズバンクの中では一番の印象でした！

輸入元はディアジオ・モエ・ヘネシーの正規品。

 

色合いは中庸な琥珀色。

60％を超えているだけあって、アタックでは

溶剤系のアルコール臭がやや経ちますが、

鼻を刺す程ではなく、麦、シトラス、フローラ

ルの香りが心地よいです。

飲んでみると「本当に60％！？」と思うほど

穏やかな味わいです。

濃厚で甘く、オイリーな口当たり。ビターな

チョコレートやチョコチップクッキー。後半に

ほんのりと柑橘系のすっきりさが立ちあがり、

それとともに少しだけ舌にざらつくような渋み

が残ります。余韻もしっかり。

ローランドモルトのエレガントさが十分に表現された１本と言えるでしょう！

 

開栓日：２０１１年５月７日

ワンショット価格：２，２００円

Silver Seal／Dunyvaig14years(1996/2010) 700ml,50%

本日ご紹介するのは私の古巣でもあり、最近精力的にオリジナルボトルを

リリースしている信濃屋食品さんのアードベッグです！

 

「シルバーシール／ダニーヴァイグ14年（1996／2010）」　　700ml，50％

 

シルバーシールは、かつて名声を博したイタリアの伝説的ボトラー”セスタンテ”の

流れを汲むボトラーで、現行品なのにオールドボトルっぽい雰囲気をもった素敵な

ラベルが印象的です。

最近話題のウイスキーエージェンシーなんかもそうですが、目を引くラベルで中身

も確かに良いのですが価格がやや高めに感じてしまいます。

それでもやっぱり気になって買っちゃうんですけどね・・・。

 

ところでこのボトルは蒸溜所名の記載はありませんが中身はアイラ島の蒸溜所

「○ー○ベッグ」です。ダニーヴァイグは確かお城の名前だったかな？

樽の種類はバレルでボトリング総数３３０本。

アルコール度数は５０％に調整されています。

 

色調はゴールド。

アードベッグらしいスモーキーな香りですが、

その中にどこか爽やかな柑橘系のニュアンス

も感じられます。

現行品によくある乳酸発酵系の香りではなく、

一世代前のアードベッグのスタイルを思い起こ

させてくれます。

アタックは甘くキャンディのよう。アルコールの

刺激もほとんど感じません。驚くほど穏やかな

スタートで始まりますが、中盤から少しずつスモ

ーキーなフレーバーが顔を出し始め、後半は口

中が穏やかな煙たさに覆われます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 決して爆発的、あるいは暴力的なスモーキーさ

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ではなく、穏やかで静謐な味わいのアイラモルト

　　　　　　　　　　　　　　　　　 です。

 

開栓日：２０１１年４月２２日

ワンショット価格：２，２００円　

HART BROTHERS／CAPADONICH32years(1968/2001) 700ml,44.5%

本日の１本は10年前に瓶詰めされた1960年代蒸溜の長熟モルトです！

 

「ハートブラザーズ／キャパドニック３２年（1968年12月／2001年7月)」　700ml，44.5％

 

ハートブラザーズは当店でも既に何本かご紹介済みのボトラーです。

キャパドニックはグレングラントの姉妹蒸溜所で、もともとがブレンド用に造られていた

こともあり、その存在はあまり知られることがありませんでしたが、最近は同蒸留所の

長熟ボトルが高い評価を受けることが多く、注目を浴びています。

今回のボトルもそういった長熟キャパドニックの一つで、雨がちな今の季節にも優しく

身体に染み込んでくる癒し系モルトです。

 

色合いはややオレンジがかった褐色。

香りの印象はハチミツと麦芽で、最初は意外

にもアルコールの刺激も感じます。

瓶熟10年なので開けたてからもっと華やか

かと想像していたのですが・・・。

時間をおくとバタークッキーのような香りも出

てきます。

香りは意外でしたが、口にしてみると想像通

り密の様に非常に甘く、アルコールを含んだ

カスタードを食しているかのよう。

柑橘の皮系のすっきりさと相まって官能的な

余韻を楽しませてくれます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　これで香りまで開けば完璧ですね。

 

開栓日：２０１１年５月７日

ワンショット価格：２，４００円

THE GLENLIVET ARCHIVE21YEARS 750ml,43%

一昨日開封のバリンダロッホ41年、早速ご好評いただいております！

このペースだと2週間程で無くなってしまいそうな勢いです♪

 

さて本日はそんなバリンダロッホとは対極の王道グレンリヴェットのオフィシャル

ボトルをご紹介いたします。

 

「ザ・グレンリヴェット／アーカイヴ２１年」　　750ml，43％

 

同蒸留所の奥には’”アーカイヴ”と呼ばれる特別な場所があり、特別に選ばれた

樽が熟成のピークを迎えるべく保管されているそうです。

このボトルはその中から最低２１年以上の熟成を経て熟成のピークを迎えた樽を

厳選し詰められています。

2000年代中ごろまでは瓶・ラベルともに青く、やや背の低いボトルでしたが、最近

になってスタイリッシュなボトルに変更され、外箱も紙箱から豪華な木箱へと変化

しました。（そして当然価格も）

 

ちなみにこのボトルは並行輸入品のため７５０ｍｌとなっております。

円高の絡みもあって非常にリーズナブルに入手出来たため、この

クラスのモルトとしては飲みやすいプライスでご提供しております！

 

色合いはやや赤みがかった茶褐色。

アタックで感じるのはリヴェットらしいバニラ系

の甘く優しい香り。熟れたバナナ、カスタード、

レーズン、熟成したマディラ。

ボディは厚めですが、色、香りから想像した程

深い熟成感がある訳ではなく意外とすっきりと

していて驚かされます。

シェリー樽由来の甘さと渋みが溶け合った味わ

いが主体で、舌に絡みつくような優しい印象。

余韻は中程度で控えめです。

感動するほどのインパクトは無いものの、これが

ザ・グレンリヴェットなんだ、という蒸溜所のスタ

　　　　　　　　　　　　　　　　　イルが伝わってくる味わいでした。

 

開栓日：２０１１年５月７日

ワンショット価格：１，６００円

衝撃のSpecial Price Malt Whisky !!

九州は早くも梅雨入りし、東京もぐずついたお天気が続きそう。

今年は東京の梅雨入りも早そうです。

 

はっきりとしない天気とじめじめとした空気に、自然と気が滅入ってしまいがちな

日本の梅雨ですが、そんな梅雨の憂いを払うべく、バークロスではスペシャルな

ボトルをスペシャルなプライスでご提供することに致しました！

 

「ローガ・シリーズ／バリンダロッホ41年(1969/2010)」　　700ml，52.7％

 

このシリーズはスコッチモルト販売さんが手掛けるシリーズで、

「ROGHA＝最上級」の名に相応しい最高品質の樽を選びぬいています。

BALLINDALOCHはモルト好きの間ではもはや広く知れ渡った名称で、

中身は今でも家族経営を続けているスペイサイドの蒸溜所、グレン□□ー

クラスです。

 

今回の樽の種類はリフィル・シェリー・カスク。

では早速テイスティングしてみましょう！

 

シェリー樽の長熟らしく濃厚な色合いで、

深い深いマホガニーカラーです。

注いだ瞬間から甘美な干しブドウ、そして

ビターチョコの香り。そこにドライフルーツや

ハーブ、カラメルなどの香りが複雑に入り

混じっています。

口当たりは甘さがつよく、オレンジピール入

りのチョコレートのよう。その後舌の中央の

部分にアルコールの刺激がじんわりと響き、

タンニンやカカオのほろ苦さを感じます。

思ったほど重たすぎず、長熟ながらもバ

ランスの取れた味わいはさすが！

　　　　　　　　　　　　　　　　　マデューロ系のシガー、そしてビターなチョコ

　　　　　　　　　　　　　　　　　レートとともに楽しみたい逸品です。

 

開栓日：２０１１年５月２３日

ワンショット価格：衝撃のスペシャルプライス →　￥２，０００

BRUICHLADDICH1972/2001 700ml,49.3%

お酒のご紹介をするのはかなり久しぶりになりますね。

本日ご紹介するのはこちら　↓

 

「ブリックラディ1972.5.28／2001.12/11」　　700ml，49.3％

 

今やすっかり有名になった同蒸留所ですが、1995年以降は休止状態に

なっており、アイラ島の蒸溜所の中でもその存在感は極めて薄いもので

した。

しかし新オーナーのもと2001年より全てが刷新され新たなスタートをきり

、今では蒸溜所内にボトリング施設まであり、様々な革新的なボトルを意

欲的に世に送り出しています。

 

このボトルは蒸溜所が再スタートを切った年に日本市場向けに４０４本限

定でリリースされたものです。

樽の種類はバーボン。

裏ラベルにはマスター・ディスティラー「ジム・マッキューワン」氏の手書き

のサインもあります。

色合いはやや茶色がかった深みのある

ゴールド。

非常に洗練された香りで、ハチミツ、ピー

チ等フルーティ、フローラルな香りと、クラ

コットやウエハースのような麦のニュアン

スが混ざり合っています。

ボディはややオイリーで厚みがあり、前半

のバター系の重たさが徐々にオレンジピー

ルなどの柑橘系に変化していき、ゆっくりと

優しい余韻がじんわりと舌に響きます。

とりたてて特徴が無いと言えばそうなのかも

しれませんが、個人的にはこれぞモルト！

　　　　　　　　　　　　　　　　　 といった味わいでかなり好きです♪

 

開栓日：２０１１年５月７日

ワンショット価格：２，４００円　　※５月２１日（土）までは半額 → １，２００円 

Special Weekend in May !!

連休中の営業時間のご案内をしてからかなり空いてしまいました・・・

　　　　　　　　

気がつけば５月ももう第３週、ということで

今月もやります！

☆　スペシャル・ウイークエンド　☆

　　　　　　　　　　　　　

ワンショット￥２，０００以上のシングルモルトウイスキーを

半額にてご提供致します♪

　　　　　　　　　　　　　　

アニバーサリー以降無くなったボトルもあれば新たに開封したボトルもあり、

ラインナップが変わっていますのでこの機会に是非お楽しみください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

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PRV・ジョンミルロイ／ポートエレン1980/2006　 通常3,000円　→　1,500円　残0.3

DL・OMC/ポートエレン・ザ・ファイナルヴィンテージ1983/2004　通常3,000円　→　1,500円　残0.1

ブリックラディ1972/2001　通常2,400円　→　1,200円　残0.8

アードベッグ・アリーナムビースト1990/2006　通常2,200円　→　1,100円　残0.1

シルバーシール／ダニーヴァイグ14年（1996/2010）　通常2,200円 → 1,100円　残0.8

ボウモア16年（1993）クイーン・オブ・アイラ by 信濃屋食品　通常2,600円　→　1,300円　残0.1

信濃屋チェスシリーズ／ラフロイグ1990/2008　通常2,000円　→　1,000円　残0.2

スプリングバンク12年・175周年記念ボトル　通常2,400円　→　1,200円　残0.5

SMSDC／グレンスコシア36年（1974/2010）　通常3,200円　→　1,600円　残0.2

ハートブラザーズ／キャパドニック32年(1968/2001）　通常2,400円　→　1,200円　残0.8

ハートブラザーズ／トマーティン37年(1965/2003)　通常3,000円　→　1,500円　残0.5

オフィシャル・マッカラン18年（1990）　通常2,200円　→　1,100円　残0.9

ジャックウイーバーズ／モートラック１９７４　通常3,600円　→　1,800円　残0.4

リキッド・サン／グレンエルギン25年（1984/2009）　通常2,000円　→　1,000円　残0.3

モルトトリビューン／ダフタウン29年(1979/2009)　通常2,400円　→　1,200円　残0.2　

ウイスキーエクスチェンジ／ダルユーイン27年(1982/2009)　通常2,200円　→　1,100円　残0.5

MMD・ミッション／グレンロッシー1975/2004　通常2,800円　→　1,400円　残0.3

UDRM・リンクウッド26年(1975/2002）　通常2,400円　→　1,200円　残0.8

UDRM・ローズバンク22年(1981/2004)　通常2,200円　→　1,100円　残0.8

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G.W中の営業について

１周年記念イベントには大勢の方にお越しいただきました。

誠にありがとうございます。

これからもより一層皆様に愛されるBARでいられるよう、精進してまいりますので、

今後とも宜しくお願い致します。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

さて、巷ではゴールデン・ウイークが始まっておりますが、

BAR CROSS　はこの連休中も通常通り営業しております。

　　　　　　　　　　　

お休みは定休日の日曜日だけですので是非お越し下さいませ。

皆様のご来店をお待ちしております。