本日はいよいよウイスキー・ライブ東京2011の日ですね。
この時間ですと初日の今日はもうすぐ閉会を迎えるところで、会場は異様なまでの
アルコール臭に包まれていることでしょう(笑)
今年はライブは2DAYSなので明日もありますが、当店で開催中のWHISKY WEEK
イベントは本日が最終日です。
1ショット2,000円以上のシングルモルトウイスキーを半額でご提供しておりますので、
是非色々とお楽しみ下さい!
本日ご紹介するのはマイナーながらも貴重な1960年代蒸留の長熟品です。
「ハートブラザーズ/トマーチン37年(1965年11月/2003年5月)」 700ml,47.2%
ハートブラザーズは1960年代から始まった歴史あるボトラーズブランドですが、
2007年に別会社に売却されましたがブランド名は残り、アステリア・ハートは
現在でもウイスキー部門の責任者として活躍しているそうです。
同社のラベルは何度かリニューアルされていますが、このラベルが今のところ
最も新しいラベルになるかと思われます。
数日前にご紹介したグレンアルヴィンのラベルが一つ前ですよね。
トマーチンは日本の企業(宝酒造)が所有した最初の蒸溜所なのですが、元々
ブレンド用に出荷されるものがほとんどだったこともあり、知名度はいま一つで
なかなかバーで見かける機会も無い銘柄です。
現在は代理店が国分になり、2009年10月よりパッケージもリニューアルされ
メディアやバーでの露出がかなり増えたように思います。
またボトラーズからリリースされる長熟ものの評価も高く、まさに隠れた銘酒と
言えそうです。
ような色合いです。
アタックで感じるのは蜂蜜とすっきりとしたハーブ
、そしてレモン系の柑橘香で、時間がたつとオート
ケーキのような香りも出てきます。
非常にソフトな口当たりで適度にクリーミー。香り
同様ハチミツをかけたホットケーキのような甘みを
帯びた味わいで、口の中にクリーミーなボディが
ふわっと広がり、それがそのまま余韻へと続いて
いきます。
穏やかで長熟いやし系モルトのお手本的な味わ
いと言えるでしょう。アルヴィンの方がよりエステ
リーなニュアンスはありましたが・・・。
開栓日:2011年2月3日
ワンショット価格3,000円 ※本日2月19日(土)までは半額 → 1,500円