2016年3月20日(日)、21日(月)は
休業日とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
「イングリッシュ・ハーバー5年」
開栓日:2016年3月14日 ワンショット価格:1,000円
1932年創業のアンティグア・ディスティラリー社が手掛けるラムで、
初リリースは1990年に遡ります。
その後2000年にコンペティションで初のアワードを受賞してからは
世界中でも非常に高い評価を得て現在にいたします。
銅製のスティルで蒸留され、小さなオーク樽で最低5年の熟成を経て
ボトリングされたこのラムは、バニラやスパイスをまとったさとうきび
の香りと、やや薄めの黒蜜を思わせる甘みやシナモンなどの味わいがあ
ります。価格とのバランスも良く、普段飲みにもおすすめの1本です。
「キロン」
開栓日:2016年3月10日 ワンショット価格:1,000円
またマイナーでマニアックなリキュールを導入しちゃいました!
フランスのエトワール蒸留所で造られている薬草系リキュールで、
青クルミをメインに約30種の高山植物などが使用されています。
リコリスやアニスを感じさせるビターな香りですが、度数が低く
甘みも強いため、色から想像したほどどぎつい味わいではありま
せんでした。(ややがっかり)
フランス版フェルネブランカ、あるいはイエーガーマイスターと
いったところでしょうか。
「グレンオード12年(2000年代流通品)」
開栓日:2016年3月10日 ワンショット価格:1,200円
現在はシングルトン名で流通しているグレンオードの旧瓶です。
2006年頃に終売になったのではなかったかと思います。
当時は何の気にも留めず、大変失礼ながら
「そう言えばそんな蒸留所もあったね。」くらいの感覚で飲んで
いましたが、今改めて飲んでみるとかなりいいです!
香りはシェリー樽よりのややひねたニュアンスがありますが、気
になる程では無く、麦芽やバターなどの要素も感じられます。
口にしてみると割とオイリーでシェリー。フルーティさと麦芽感
もあいまって、バランスの取れた優秀なオフィシャルボトルでした。
「ヒューガルデン・ロゼ」
1本価格:900円
当店としてはちょっと珍しい変化球です。
新発売だったのでちょっと気になって導入してみました。
ラズベリー、リンゴ、エルダーベリー、イチゴの果汁に加え、
コリアンダーシード、オレンジピール、香料、甘味料が添加されています。
やや毒々しいピンク色に人工的な甘みがありますが、ちょっと小休止したい
時などのリフレッシュ用にはいいかもしれません。アルコール度数も低いですしね。
「ポートアスケイグ100プルーフ」
開栓日:2016年3月4日 ワンショット価格:1,200円
ウイスキーエクスチェンジを率いるスキンダー・シン氏が完璧なバランスを
求めて創り上げたシリーズで、今回は今までのリリースの中で最も度数が
高いボトリングとなっています。
以前から蒸留所名のラベル表記はありませんが、中身はカリラではないか
と言われています。
シトラス系の爽やかさを持ったピーティな香りが心地よく、スモーキーで荒っ
ぽいボディながら、同時にかなりの甘さも感じます。
確かにバランスの取れた秀逸なアイラモルトと言えるでしょう。