BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

Signatory Vintage/Dallas Dhu21years(1974/1996) 700ml,43%

2011年11月14日 | ダラス・デュー

ジェームスマッカーサーに引き続きオールドボトルです。

ご紹介が遅れて残りが僅か0.2程となってしまいました。

ボトルの希少性や味わいを考えるとリーズナブルなプライスとなっております。

是非今のうちにどうぞ!

 

「シグナトリー・ヴィンテージ

 /ダラス・デュー21年(1974年5月17日/1996年1月)」 700ml,43%

 

昔からモルトを飲んでいる人にとっては懐かしく、見覚えのあるボトルだと思います。

当時は今ほどボトラーの数が多岐にわたってはいなかったですからね。

このラベルはバレルスタイルラベルと呼ばれていて、トール瓶が加水タイプ、ダンピー

ボトルがカスクストレングスタイプだったと思います。

 

カスクナンバー1505-06の2樽から730本が瓶詰めされています。

そして輸入元は有限会社ウィズ(← これも懐かしい!)

 

Sigdallasdhu21y_220年オーバーにしては色合いは薄く、

麦藁系のゴールド。

エステリーで華やかな香りが優しく心を

くすぐります。奥の方にはウェハースの

ような麦を感じさせる香りも・・・。

味わいは蜂蜜のようにねっとりと甘く、

非常にクリーミーでワッフルのよう。

アタックから余韻まで芯の通った一貫性

のあるスタイルでした。

そのソフトで甘美な味わいをとてもセクシー

に感じたKozyでした。 

開栓日2011年9月24日

ワンショット価格:1,800円


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MURRAY MCDAVID-MISSION/DALLAS DHU29YEARS(1974)  700ml,46%

2011年06月15日 | ダラス・デュー

いよいよ明日から6月のスペシャルウイークエンドです!

 

最近対象商品を開封したのでご紹介させていただきます。 

 

「マーレイマックダヴィッド社

   ミッションシリーズ/ダラス・デュー29年(1974)」  700ml,46%

 

ダラスデューは1983年に閉鎖されていますが、現在もその建物は博物館として

利用され続けています。

個人的にはバーボン樽よりのフルーティー、フローラルなボトルに多く出会ってきた

印象があるのですが、このボトルに関してはどちらかというとどっしり濃厚系の味わ

いでした。色調も濃いですしね。

表記は単にOAK CASKSとなっていますが・・・。

ボトル総数は498本!

 

初期のミッションシリーズのボトルは段々と見かける機会が少なくなってきました。

飲むなら今のうちかもしれませんね。

 

Mmddallasdhu1974 色調はマホガニーよりの深い琥珀色。

46度にしては強いアルコール臭と干し

ブドウなどの凝縮された甘い香り。砂糖

漬けのフルーツとその奥に潜む麦。

口に入れるとまったりと官能的に舌にま

とわりついてきます。アプリコットやオレ

ンジのニュアンスに樽由来の心地よい

渋み。

フィニッシュもどっしりと長く続いていきま

す。

46度ですが数滴の加水もありかな。

 

開栓日:2011年6月7日

ワンショット価格:3,000円  ※6月16日(木)~18日(土)は半額 → 1,500円


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RARE CASK SELECTION DALLAS DHU 23YEARS(1978/2001) Selected by La Maison du Whisky 700ml,46%

2010年09月11日 | ダラス・デュー

昨日また新しいボトルを開けちゃいました!

 

「レアカスク・セレクション

 /ダラス・デュー23年(1978年2月21日/2001年8月2日)」  700ml,46%

 

あまり見かけないラベルですが、実はあの有名なフランスの酒商ラ・メゾン・ド・ウイスキー

が手掛けているシリーズなんです。ラベル下部にシグナトリー社によるボトリングと書いて

あり、キャップシール部のマークもシグナトリーになっていますので、樽の供給元もシグナ

トリー社なのでしょう。

購入の最大の決め手はバースデーヴィンテージだったから、なのですが、開けてみるとこ

れがどうしてなかなか・・・。

ボトリング時期もほぼ10年前ですから、瓶内で良い感じに変化したのかもしれません。

 

Dallasdhu1978 色合いは年数の割にはかなり薄いゴールド。

香りはクリーミーで柔らか。麦むぎした香り

カスタード、そしてバニラといったニュアンスが

感じられます。

飲み口も香り同様ソフトでクリーミー。度数も

加水調整されて丁度良いくらいです。

バニラっぽいニュアンスが強く、樽はバーボン

樽かな、と思います。

柔らかい割には余韻はしっかりとしていて物

足りなさを感じることもありません。

GMの1979/1999も良かったですし、自分の中

ではダラス・デューの評価はかなり上昇中です。

せわしない毎日に少し疲れを感じている方は是非お試しを!

 

開栓日:2010年9月11日

ワンショット価格:1,400円  


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GM DALLAS DHU1979/1999

2010年05月21日 | ダラス・デュー

昨日までの雨模様から一転、本日は早くも真夏日を記録したそうです

こんなに暑いとやっぱりモヒートが飲みたいなぁ。

そろそろフローズンカクテルも始めなきゃな。

なんて思いつつ今日もシングルモルトをテイスティングしております                                     

本日のボトルは今から11年前に瓶詰めされたゴードン&マックファイル社のダラスデューです。

蒸留所は現在「スコットランド歴史的建造物およびおよび記念碑保存委員会」の所有となり、

博物館として一般に公開されていますが、蒸留所が再開する見込みはありません。

1983年に閉鎖してしまっていることもあり、スペイサイドに位置しながらもその存在を知らない

方も多いマイナー蒸留所です。 が、 個人的にはその繊細で優雅な個性が非常に気に入って

おります。                                                                 

 

「GM社/ダラスデュー1979/1999」 700ml、40%                                        

 

 

Gmdallasdhu1979 

 色合いはやや薄めのゴールドカラー。

 香りの印象は蜂蜜と麦!その主張が圧倒的に強いです。

 段々とクリーミーでWalkersみたいな香りと若干のセメダイン臭も出

 てきます。非常にソフトな口当たりでしっかりとした甘みがあり、

 フィニッシュにかけては麦芽感、あるいはライ麦パンを口いっぱい

 に張った様な、そんな余韻がしっとりと流れていきます。

 余韻自体はそれほど長くありませんが、このウイスキーの個性を

 愉むには十分かと思います。                                         

 これといって強い主張がある訳ではないので、正直物足りないと

 思う方もいらっしゃるかとは思います。                                                    

 

 

 少し疲れ気味の時に、

 ぼんやりと物思いにふけりたい時に、

 カスクストレングスのモルトがキツく感じ始めた時に・・・。

 

 開栓日:2010年5月10日

 ワンショット価格:1,200円


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