ブレンデッドウイスキー、ちょい古シリーズも
本日で一旦終了です。
その最後を飾るのはこちら！
「プレジデント・スペシャルリザーヴ１２年」 750ml，43％
プレジデントはあまり有名な銘柄ではありませんが、
実はオールドパーを製造しているマクドナルド・グリンリース社が手掛けている
ウイスキーです。
８０年代後半の銘酒辞典を見てみると、当時オールドパーの価格が8,500円
なのに対しプレジデントは10,000円と高級品だったようです。
その名前からしても、
瓶の形からしても目を引くウイスキーです。
今回のボトルは１９９０年代に流通していたボトルで、
メインモルトはグレンダランとのこと。
色合いはやや濃いめの赤銅色。
ハチミツの甘さをまとった華やかな香り。
昨日ご紹介したJ&Bと似たような雰囲気
を持っています。
口当たりは甘みがありますが、ボディは
比較的どっしりとした印象で、オールド・
パーと共通する部分かもしれません。
フィニッシュはドライで辛口な仕上がり
です。
このキレのある味わいは珍しい！
開栓日：２０１１年８月３日
ワンショット価格：１，０００円
本日も引き続き昔のブレンデッド・ウヰスキーです。
「Ｊ＆Ｂレア １９９０年代後半流通品」 700ml，40%
Ｊ＆Ｂはジャステリーニ＆ブルックスの略で、
同社所有のノッカンドゥやオスロスクなど４０以上のモルトとグレーンを
ブレンドして作られています。
Ｊ＆Ｂ社は１７４９年に創立され、１７６０年からはロイヤルワラントを
授かっています。
現在正規代理店はキリンビールとなっていますが、今回のボトルは
輸入業者が日本ヒューブライン株式会社、総発売元が三菱商事株式会社
のものです。１９８０年代はサッポロビールが扱っていましたのでそれ以降、
かつ日本ヒューブラインは１９９８年で無くなっているのでそれ以前に流通
していたボトルということになります。
色合いは薄く白ワインのよう。
ハチミツ系の甘みのある香りとともに
麦芽や挽いた小麦などシリアルなニュ
アンスが強くライトな印象。
飲んでみるとアタックは密の甘みが強
く、中盤からはアルコールの刺激を伴
ってだんだんとドライに。
そして軽快なフィニッシュへと続きます。
気張って飲むような酒ではなく、気軽に
すいすいと飲みたいお酒です。
アメリカで人気があるのも分かる気がします。
開栓日：２０１１年８月２２日
ワンショット価格：１，０００円
今週はちょっと古めのブレンデッドを紹介していこうと思います。
「ホワイトホース１２年・２０００年頃流通品」 700ml，40％
今でもよく見かけるホワイトホース１２年ですが、
こちらは輸入元がジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ株式会社
のもので、２０００年頃に流通していたボトルです。
キーモルトにラガヴーリン蒸溜所、グレンエルギン蒸溜所、クレイゲラヒ
蒸溜所の原酒が使用されているのは有名ですが、飲んでみるとアイラ
モルトの個性がしっかりと感じられ、驚かされます。
色合いは12年にしてはやや濃いめ。
カラメル着色してるのかな？という印象です。
最初にアイラモルトを思わせるスモーキーな
香りが控えめに立ち上がり、その後メープル
シロップやべっこう飴などの香りがきます。
味わいはドライレーズンのような甘みと、舌を
弾くようなオイリーさ、そしてほのかに潮風。
ブレンデッドの12年というと甘さを強調したも
のが多い中で、モルトウイスキーの存在感を
しっかりと感じられる味わいです。
開栓日：２０１１年７月１９日
ワンショット価格：１，０００円
アイラモルト３連発から打って変って、
本日はブレンデッドウイスキーのちょいオールドボトルです。
「ジョニー・ウォーカー赤ラベル １９９０年代流通品」 750ml，43％
以前にも同年代流通で700ml，40％のボトルを紹介したことがありましたが、
今回はそれよりも数年前の流通品と思われます。
輸入元ユナイテッド・ディスティラーズ・ジャパン株式会社、
発売元ユーディージェイ洋酒販売株式会社のボトルです。
色合いはやや赤茶けた琥珀色。
ややアルコールのたった、オートケーキや
ウェハースのような香りにピーチやオレン
ジピールのニュアンスもあります。
口当たりはソフト。
最初は穀物感が強く、マーマレードや柑橘
系の果実のニュアンスが控えめに顔を見せ
、飲み込んだ後に喉から鼻に抜ける感じは
フルーティです。
余韻も結構しっかりとあり、腰のしっかりとし
たウイスキーと感じました。
４０％のボトルと飲み比べるのも面白いですね。
開栓日：２０１１年８月２３日
ワンショット価格：１，０００円
昨日池袋ではふくろ祭りが行われ、
数多くの神輿が町を練り歩いていました。
西口公園では屋台が軒を連ねていたのですが、
その中に金魚すくいのコーナーがありました。
せっかくだから、と思い本日よりその時救った（掬った？）金魚達を
本日より店内で飼っています。（３匹だけですが・・・）
結構癒されますよ♪
さてさて、
本日ご紹介するのは先週に引き続きアイラモルトです。
「シールダイグ・コレクション
／アードベッグ１２年（１９９８／２０１１）」 700ml，57.2％
シールダイグ・コレクションはエディンバラに本拠を構えるウィリアム・マクスウェル社が
手掛けるシリーズで、フランス市場向けにノンチルフィルター、カスクストレングスで
ボトリングをされています。
色合いはやや深めのゴールド。
アイラ島の荒々しい風や海岸を思い
起こさせる香りで、甘さの要素はあま
り無く、スモークやヨード臭が支配的。
口に含むとアタックは柔らかめだが、
どっしりとしたボディで後半は塩辛さ
と微かな苦み、そしてスモーク。
最近のオフィシャルボトルのような、
乳酸っぽさが無く、荒々しい印象の
アードベッグです。男の酒！
開栓日：２０１１年６月１８日
ワンショット価格：１，４００円
昨日に引き続き、
本日もカリラのご紹介です。
同じカリラといっても個性はがらりとことなります。
これがモルトの面白さでもありますよね。
「ケーデンヘッド社ボンドリザーブ
／カリラ１５年（１９９５／２０１０）」 ７００ｍｌ，５８．５％
モルトラヴァーには馴染みの深いケーデンヘッド社が日本向けにボトリング
したもので、ラベルにヴィンテージ表記はありませんが、輸入元ウイスク・イー
の情報によると１９９５年蒸留とのことです。
１５年にしてかなり完成された味わいです☆
お色合いは黄色みが強いゴールド。
強いヨード臭とともにシトラス系の香り
もあり、アイラモルトでありながらもどこ
か爽やかな印象があります。
アタックは甘みが強く、中盤からは柑橘
とカリラらしいスモーキーな味わいが混
在し、フィニッシュではカリラらしい潮っぽ
さとアルコール感が主役になります。
全般的に非常にバランスに優れていて、
満足度の高い一本と言えるでしょう。
開栓日：２０１１年８月５日
ワンショット価格：１，４００円
台風来てます
強風と豪雨のため、
いつも表に出している立て看板を今日は出していませんが、
お店は通常通り営業しております！
「ハイスピリッツ社
ナチュラルカスクストレングスセレクション／カリラ10年（1999/2009）」 750ml，60.4％
ハイスピリッツ社は、かつて一世を風靡したイタリアのカリスマボトラー
インタートレード社を立ち上げたナディオ・フィオリ氏が立ちあげたボトラーです。
ラベルやボトルのデザインなど、当時を思わせる雰囲気が随所に見られます。
このボトルも一見ワインのように見える背の高さで容量も750ml。
バックバーでもひときわ目を引く存在感があります。
当然のことながら、見た目だけでなく中身も秀逸です♪
カラーは薄めのゴールド。
潮風やヨード、スモーク香に混じって、
かすかにフルーティな甘いニュアンス
もあります。
口に含むと非常にパワフルでスモーキ
ー、かつミーティで、ベーコンの燻製を
思わせるような重厚な味わいです。
フィニッシュではソルティさも感じられ、
アイラ好きを存分に満足させてくれる
１本と言えるでしょう。
開栓日：２０１１年６月８日
ワンショット価格：１，２００円
久しぶりに連日の更新となりました！
コレを機に今週はなんとか更新を続けたいっ☆
「UDRM／リンクウッド26年（1975/2002．5月）」 700ml，56.1％
お馴染みのレアモルトシリーズより、
本日はスペイサイドの銘酒リンクウッドの長熟ものです。
このシリーズは当店でも何本かご紹介してきましたが、総じて平均点が
高い印象です。さすがUDというべきか。
ちなみにこのボトルは裏貼りが
ジャーディン ワインズ アンド スピリッツ株式会社のものです。
色合いは琥珀がかったゴールド。
開けたてはアルコールの香りが相当
強かったのですが、今はかなり馴染ん
できて、砂糖菓子や麦汁の甘い香りに
フローラルで華やかな香りが混ざり合
っています。
口に含むとオレンジピール系の爽やか
さが広がり、クリーミーさや麦芽感を伴
いながら、ドライなフィニッシュへと続き
ます。
度数の高さはしっかりと感じますが、少
量加水すると華やかさや甘みが引き立ちます。
開栓日：２０１１年５月７日
ワンショット価格：２，４００円
先週末に新商品を一挙１０アイテム以上開封したので、
今週からは今まで滞っていたブログの更新を怒涛の勢いで行っていきます！
という、決意で臨みたいと思っております・・・・・・（汗）
「グレンタレット１５年・旧瓶」 700ml，40％
2000年代半ばくらいまでは普通に買うことができた普通のオフィシャルボトルです。
当時は12年、15年、18年がありましたね。
もうすこし遡ると、15年は黒いすりガラス調のボトルで、１９６６などの絶品もありました。
現行は８年になるんですかね？
その前に一瞬１０年が流通していたと思いますが。
グレンタレットは現存する蒸留所の中でスコットランド最古を主張している蒸溜所でもあり、
またタウザーというギネスブック認定の世界一ネズミを捕まえたウイスキーキャットがいた
蒸溜所としても知られています。
酒質は非常にナチュラルで優しく、これといって突出したものがある訳ではないのですが、
心落ち着く味わいのシングルモルトです。
色合いは薄めのゴールドカラー。
ソフトで、ハニー、ウェハース、ホットケーキ
などの香りです。
味わいも非常に滑らかで優しくどこまでも
穏やか。
やはり麦芽の風味をしっかりと感じます。
適度にトロっとした舌触りと程良いアルコ
ールの刺激。
スタートの１杯にはもってこいな味わいです。
開栓日：２０１１年６月１７日
ワンショット価格：２，４００円
今週入ってから夏の暑さがぶり返していますが、
気がつけば9月ももう第３週の週末。
ということで、
本日９月１５日（木）～１７日（土）は
☆ スペシャル・ウイークエンド ☆
ワンショット￥２，０００以上のシングルモルトウイスキーを
半額にてご提供致します♪
新アイテムも投入致しました！
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ブリックラディ1972/2001 通常2,400円 → 1,200円 残0.2
ハートブラザーズ／ラフロイグ20年（1990/2010） 通常2,200円 → 1,100円 残0.6
DL・OMC／ラフロイグ12年（1994/2007） 通常2,200円 → 1,100円 残0.8
シルバーシール／ダニーヴァイグ14年（1996/2010） 通常2,200円 → 1,100円 残0.3
スプリングバンク12年・175周年記念ボトル 通常2,400円 → 1,200円 残0.3
グレンタレット15年・旧瓶 通常2,400円 → 1,200円 残0.4
ウイスキーエクスチェンジ／クライヌリッシュ38年（1972/2011） 通常4,000円 → 2,000円 残0.9
ハートブラザーズ／キャパドニック32年(1968/2001） 通常2,400円 → 1,200円 残0.3
ハートブラザーズ／トマーティン37年(1965/2003) 通常3,000円 → 1,500円 残0.2
オフィシャル・グレンモーレンジ18年（国分時代のボトル） 通常2,000円 → 1,000円 残1
モダンマスターズ／ベンリアック1975 通常2,800円 → 1,400円 残0.7
MMD・ミッション／ダラス・デュー29年(1974） 通常3,000円 → 1,500円 残0.3
オフィシャル・マッカラン18年（1990） 通常2,200円 → 1,100円 残0.4
ジャックウイーバーズ／モートラック１９７４ 通常3,600円 → 1,800円 残0.1
ウイスキーエクスチェンジ／ダルユーイン27年(1982/2009) 通常2,200円 → 1,100円 残0.3
UDRM・リンクウッド26年(1975/2002） 通常2,400円 → 1,200円 残0.7
クラガンモア14年・スペシャルエディション 通常5,000円 → 2,500円 残1
白州18年 通常2,400円 →1,200円 残0.4
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その他、
ワンショット2,000円以下のボトルでも新商品が色々と入荷しております！
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