ゴールデンウィーク中は下記の通り営業致します。
4月29日(火) 20時~2時
4月30日(水) 通常営業 5月 1日(木) 通常営業 5月 2日(金) 通常営業 5月 3日(土) 通常営業 5月 4日(日) 定休日 5月 5日(月) 18時~2時 5月 6日(火) 18時~2時
※29日、5日、6日は開店時間が遅くなります。 ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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※29日、5日、6日は開店時間が遅くなります。 ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
開栓日:2014年4月23日 ワンショット価格:3,400円
久々に周年の勢いで現行品の高額モルトに手を出しちゃいました!
グレングラッサは1986年に閉鎖されたのち、2008年に再稼働。
そして2013年にベンリアック・ディスティラー・カンパニー社の所有となり
ました。
この30年はマスターディスティラーであるビリー・ウォーカーが初めて手掛け
た限定品で1975年など蒸留所閉鎖前の貴重な樽も使用しています
樽はリフィルシェリーバット4樽にホグスヘッド1樽を混ぜ、カスクストレングス
で2013年にボトリング。
色合いは濃いめのダークブラウン。開けたてはまだ堅かったので、ワイングラ
スに移して10分程放置してようやく香りが立ち始めました。
アタックはシェリーの香りが強くホワイトチョコや生クリームの甘さ。奥の方に微かにアプリコット。味わい
はオレンジピールや黄桃、マンダリン、チョコレート。時間が立つとマンゴーのニュアンスも。
インポーター資料のようなトロピカル系のモルトというよりは、古き良き良質なシェリー樽の旨いモルトと
いった印象です。ここから開いてくるかもしれないのでさらに期待したいですね。
開栓日:2014年4月23日 ワンショット価格:1,000円
現行では”カスクストレングス”というレンジが無いので、ファーストフィルの
バーボン樽からカスクストレングスで瓶詰めしたテンペストを比較用に仕入
れてみました。バッチNo.4は2012年のリリースですので、2000年以降に
蒸留された原酒ということになりますね。
香りはハーブ、フルーツ、穏やかなピート、岩場の海岸。バーボン樽だけあ
って、アタックはバニラ様の甘みが強く穏やかです。中盤からはじわじわと
塩気、アルコール感が強くなり、ピーティなフィニッシュが長く続きます。
スモーキーではなくピーティという点が非常にボウモアらしいです。
シルクプリントのボウモアとは全く違う個性なので、あまり比較にならない
かもしれませんね(汗)。
「ボウモア・カスクストレングス(1990年代~2000年代半ば流通)」
開栓日:2014年4月24日ワンショット価格:1,800円
通称シルクプリントと呼ばれていた時代の懐かしボウモアです。
輸入元サントリーの正規品。カスクストレングスは14年以上熟成された
原酒を使用しているとのことですので、1980年代蒸留の樽が中心と推測
されます。香りを嗅いでみるとやはりパフュームが少し出ています。そこに
潮風とピート香が上品に乗っかった感じですね。アタックからヌメッっとした
オイリーな口当たりで潮気の強い味わい。後半からはしっかりとあの
パフューミーな味わいが出てきます。経年変化のためか、56%と言うほど
キツさを感じませんでした。
25.64(ローズバンク)22年(1990年11月14日)」
開栓日:2014年4月24日 ワンショット価格:1,800円
今や入手困難な閉鎖蒸留所のローズバンクがソサエティから入荷しました!
樽の種類はリフィル・バーボン・ホグスヘッド。ボトル総数231本です。
ラベルに「Manzanilla Sherry Trifle」とありますが、久々にこのサブタイトル
に頷けました(笑) クリーミーでありながらも、ドライシェリーを連想させる
爽やかで酸を伴った香りです。アタックはミルキー(飴)のような甘さがあります
が、アルコールの高さもあってかすぐにドライに。酸味をもった味わいはスパイ
シーで塩気すら感じさせる程です。ソリッドでシャープ。ローズバンクの新たな
一面を見た様な気がしました。
開栓日:2014年4月23日 ワンショット価格:1,400円
J&Bの特級表記は当店でも何度か開封していますが、今回はラベル上部
にJUSTERINIの表記が入った760mlのボトル、輸入元バークレイ商会で、
今までで一番古いボトルとなります。
麦の甘い香りが中心で、熟れた黄桃や蜜にウェハース。J&Bには極めてラ
イトなイメージがあったのですが、飲んでみると予想以上にどっしりとしたボ
ディで驚かされます。古いブレンデッド特有の古酒感と黒蜜、バター、トフィー
などの甘みがあり、フィニッシュはややドライ目の仕上がりです。
以前開封した1980年代のボトルの方がより甘く、軽かった印象です。
意外な飲み応えに驚かされました。
開栓日:2014年4月23日 ワンショット価格:900円
上掲のオールドボトルとの比較用に仕入れてみました。
メインのロゴはほぼ変わりありませんが、ボトルがややスリムになり、
イエローがより明るい色合いになっていますね。味わいは・・・
香りを嗅いだ時点で歴然とした差があります。グレーンウイスキーの
比率が高そうで、麦の甘みよりもアルコール感が先に立つ感じです。
キャラメルコーンのような甘さのあとに粉っぽさとかりん糖の風味。
ストレートよりはソーダ割りやロックで軽く飲む方がよいかもしれません
目指している方向性は今も昔もあまり変わっていないようには感じますが、
深みや味わい深さはオールドボトルに軍配を上げざるを得ないと思いました。
是非ハーフずつで飲み比べてみて下さい。
BAR CROSSは4月27日(日)に4周年を迎えます。
そこで今年も、4周年を記念していくつか特別なボトルを開封致します。
<グラスシャンパーニュ>
◆G.H.マム・コルドンルージュ ¥1,500
<ブレンデッドウイスキー>
◆J&Bレア(特級表記・1970年代流通) ¥1,400円
◆J&Bレア(2014年流通) ¥900
※比較用に現行品も入れました
<シングルモルトウイスキー>
◆グレングラッサ30年 ¥3,400
◆SMWS 25.64(ローズバンク)22年(1990) ¥1,800
◆ボウモア・カスクストレングス(1990年代後半~2000年代半ば流通) ¥1,800
◆ボウモア10年・テンペスト・バッチNo.4 ¥1,000
※現行ではカスクストレングスが無いので、比較用にテンペストを入れてみました。
いずれも在庫は1本限りの限定品です。完売の際はご容赦下さいませ。
5年目に突入するBAR CROSSを今後とも宜しくお願い致します。
クライヌリッシュ15年(1996)」
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,300円
4月27日(日)にオープン4周年を迎えるのを記念して造ったオリジナル
ボトルです。幸運にもメジャーで人気も高いクライヌリッシュでリリースする
ことが出来ました!!今年が午年で、店主が年男でもあるのと4thの発音
が似てるのでラベルには馬(ホース)をあしらいました(笑)
樽の種類はバーボン樽で、限定本数は24本!
非常にクリーミーでハーバルな香り。甘くふくよかなボディだが、中盤では
若草やハーブなどの複雑さもあり、アルコールの刺激もじわじわと上がって
きてドライなフィニッシュへ。
手前味噌ですが優秀なクライヌリッシュだと思います。是非味わってみて下さい。
「グレンモーレンジ10年(1990年代~2004年頃流通)」
開栓日:2014年4月10日 ワンショット価格:1,200円
LVMH社に買収される前、グレンモーレンジ社だった頃のグレンモーレンジ
です。新瓶のエレガントなスタイルも良いですが、個人的にはこの無骨な野太い
感じのボトルの方が好みです。
香りの印象は新瓶よりこちらの方がやや重たく感じます。もちろんヴァニラ系
の香りはありますが、ややアルコールの香りもたち、オーキィさも。
いざ飲んでみると味わいはヴァニラというよりもカスタードクリームよりで、ボディ
は旧瓶の方が骨格がしっかりとあり、余韻も長い感じです。
度数が3%高いということもありますが、それよりもやはり最近の傾向としてより
飲みやすい味わいのモルトウイスキーを造る傾向にあるんだなぁと感じました。
先日のグレンフィディックもしかりです。
今年はオフィシャルの旧瓶を開けるときに、積極的に新瓶との比較をしていこうと思いますので、 皆様も是非ハーフ
ショットずつの飲み比べを楽しんでみて下さい。