懐かしいボトルを入手しました！！
「スキャパ12年」 700ml、40％
開栓日:2019年4月3日 1ショット:2,000円
1990年代後半から2006年頃まで流通していた
オフィシャルボトルです。
改めて飲むとやはり旨いです。
香りは穏やかでフルーティさと麦芽、焼菓子
などを感じます。
口当たりはスムースでカスタードや洋菓子を
思わせる甘さがあり、麦芽の風味を纏いつつ
穏やかなフィニッシュへ。
現行のスキャパもソフトでスムースな印象が
あり良いですが、この12年を飲むと歴然とし
た厚みの違いを感じざるを得ません。
「スキャパ12年（2000年代流通品）」
開栓日：２０１４年１１月１９日 ワンショット価格：１，６００円
昨年も開封しましたが、２００６年に終売となった商品で最近はめっきり
見かけなくなりました。
洋梨系のフルーティーな香りに蜜のような甘さも感じられる心地よい香り。
口当たりも優しく甘いがややオイリーさもあり、フィニッシュではじわじわと
塩気がこみ上げてきます。
ライトでありながらも物足りなさを感じさせることのない、非常に秀逸な
バランスの取れたシングルモルトと言えるでしょう。
「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
17.38（スキャパ）12年（2002年1月23日）」
開栓日：２０１４年９月１０日 ワンショット価格：１，４００円
ボトラーからのリリースがあまりなく、ソサエティでも瓶詰めされる機会の
少ないスキャパが入荷しました。樽の種類はリフィルバレルでボトル総数
251本。
開けたばかりということもあってか、アルコールの香りがやや立ちますが、
麦芽、蜂蜜、カスタードなどのニュアンスも感じられます。
口当たりは糖蜜やメープルシロップなどの甘さが主体でややオイリー。
フィニッシュにかけてはスキャパらしく、甘さとともに塩っぽさが広がります。
「スキャパ12年」
開栓日：２０１３年１１月２２日 ワンショット価格：１，５００円
最近は滅多に見かけなくなった懐かしの旧ボトルです。
２００６年に１２年から１４年に変更になり、２０１０年には更に１６年へと
移り変わりました。
所有者もアライド・ディスティラーズ社からペルノ・リカール社へ。
ボトルは昔ながらの無骨なスタイルからスタイリッシュなデザインへと大幅
に変更され、時代の変遷を感じさせます。
ハチミツや麦の香りがあり、アタックはクリーミーでキャラメルのよう。
しかし中盤からは徐々に塩気が出てきてボディもドライに変化していきます。
そしてその甘さと塩気の狭間にしっかりと麦芽の風味も感じられ、非常に
素晴らしい、バランスの良い味わいに仕上がっています。
本日ご紹介させていただくのはオフィシャルボトルの旧ラベル！
「スキャパ14年・旧ラベル」 700ml、40%
スキャパはハイランドパークと同じオークニー諸島のメインランド島に位置し、
その名の通りスキャパ湾に面しています。
あと数キロ北にあれば最北の蒸留所となり、また違った歴史を歩んでいた
のかもしれません。
かつてはアライド・ディスティラリー社が所有していて、バランタインの味を
決める7つの柱の一つとされていました。2000年頃から１２年もののオフィ
シャルボトルが定番としてリリースされていましたが、以前はGM社のボト
ルの方を見かけることが多かったと思います。
12年ものは良かったのですが、2005年あたりに蒸留所のフル稼働を記念
してリリースされた14年に移行。しかし最近になってボトルとラベルのデザ
インが一新され、現在のオフィシャルボトルは16年ものになっています。
色合いは程よく色づいた琥珀色。
蜂蜜のような甘い香りと麦芽、微かにピート
のニュアンスも・・・。
アタックはややオイリーでコクがあり、キャラ
メルやバニラの甘み。中盤からハーブ、そし
て麦も出てきます。
12年で特徴的だった塩っぽさはほとんどなく
、全体的にすっきりとした印象を受けました。
バランスが取れていて良いのですが、もう少
しへヴィでもいいかな、とも思いました。
締めというよりは初めのうちに飲みたい一杯ですね。
開栓日：２０１０年６月３日
ワンショット価格：１，０００円
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