本日でいよいよ8月も終わり！
暑さはまだまだ続きそうですが、9月と聞くとなんとなく秋の訪れを感じます。
さて、本日はお得なボトルキープキャンペーンのご案内です。
今回のキャンペーンボトルはこちら
「ラフロイグ・クォーターカスク」 700ml、48％
クォーターカスクは200年前のラフロイグの味わいを
再現すべく作られた商品で、10年弱の熟成の後、
通常の４分の１のサイズの樽で仕上げ熟成を施し
たものです。度数も４８％と通常のラフロイグよりも
やや高めで樽由来の個性と力強さが絶妙に調和
し、かつリーズナブルな逸品です。
ボトルキープ通常価格は10,000円ですが・・・
キャンペーン特価！10月末まで８，０００円
※ボトルキープのシステム
キープ期間：最終来店日より１年間
セット料金：８００円（乾きもの１品付）
先週11年前瓶詰めのモルトが開封されましたのでご紹介致します。
「GM社コニッサーズチョイス・シリーズ
ブラドノック1987/1999」 700ml、40％
こちらは「鑑定家の選んだ」という意味のゴードン＆マックファイル社を代表するシリーズです。
ラベルにスコットランドの地図が描かれており、地域ごとにラベルの色も異なっています。
たしかアイラが淡いピンク、スペイサイドがクリーム、ハイランドが色あせた肌色、そしてローラ
ンドが淡い青でしたね。色合いが微妙なので色の表現が不適切かもしれませんが・・・
ただ、このラベルも今や旧ラベルになってしまうんですよね。だんだんと見かける機会が減って
くるやもしれません。
さて蒸留所ですが、ブラドノックは1993年に一度は閉鎖されましたが、その翌年、現オーナー
のレイモンド・アームストロング氏がUD社（現ディアジオ）から買収し、現在は不定期ながら生
産が続いています。最近は同蒸留所の愛好家団体「ブラドノック・フォーラム」から様々なボト
ルがリリースされていて、ボトラーとしても話題を呼んでいますね。
色合いは程よく色づいた琥珀色。
麦芽の香りが非常に力強く立ち上がってきます。
その他には控えめにハーブや密、ビスケットなど
のニュアンスを感じます。
アタックはソフトながらもややオイリー。最初は麦
芽ジュースを飲んでいるかのようで中盤からはク
リーミーでハチミツのような甘さがこみ上げてきて
フィニッシュでは強い麦芽感に支配されます。
香りから想像するに、ややシリアルで粉っぽい味
わいかと思いましたが、なかなかどうして。
しっかりと味わい深いローランドモルトでした。
もう少し涼しくなってくるとより美味しく感じられそうな味わいです。
開栓日：２０１０年８月２７日
ワンショット価格：１，４００円
最近少々値のはるものが多かったので、今日はリーズナブルなラインもご紹介させていただきます。
「BBR復刻ラベル／カリラ９年(2000/2009）」 700ml、58％
BBR＝ベリー・ブラザーズ＆ラッド社は１６９８年に創業し、王室御用達勅許状（いわゆるロイヤル
ワラント）も授かっている老舗中の老舗です。
そんな同社が今から１００年以上前に使用していたラベルをモチーフにしたのがこの復刻ラベルシ
リーズです。このボトルは日本のインポーター「ウイスク・イー」の為に特別に選ばれ、冷却ろ過や
着色をせず、カスクストレングスでボトリングされたものです。
色合いは薄くソーヴィニヨンブランのワインのよう。
香りのアタックから強烈にスモーキーで海藻や潮
風を思わせます。
口に含むと初めは甘みを感じますが、すぐに爆発
するような強烈な刺激で満たされます。
オフィシャル１２年などは比較的穏やかなピート感
ですが、こちらはかなりシャープでドライ！
若いアイラモルトの良さが存分に発揮された１本
と言えるでしょう。
開栓日：２０１０年４月３０日
ワンショット価格：１，０００円
先月末に開封したスペシャルプライスモルト
「GMケルティックラベル／ロングモーン４４年（1966/2010）」が
お陰さまで開封より１ヶ月を待たずして完売となりました。
そこで次にご用意したのがこちら！
厳しい残暑を吹き飛ばしてくれるかのような極上の１本。
「ブローラ３０年・サードリリース（２００４年詰）」 700ml、56.6％
クライヌリッシュ蒸留所が１９６７年に新しい蒸留所を建設し、それ以降新蒸留
所をクライヌリッシュ、旧蒸留所をブローラとして操業をしていました。クライヌリ
ッシュよりもかなりヘビーにピートを焚いたそのスタイルはアイラモルトを彷彿と
させるようなニュアンスがあり、１９８３年に閉鎖された後も人気が高く、現在は
入手が非常に難しくなってきています。ポートエレンよりもブローラの方が探す
のが難しいかもしれませんね。
オフィシャルの30年は2002年にファーストボトルがリリースされ、5thリリースま
でが市場に出回っています。
このサードリリースはボトル総数3000本の超限定品。
そのレア度に比例して価格もかなり高価になっており手を出しづらい状況です。
今回当店ではかなり頑張ってギリギリの価格設定をしました！この機会に是非
味わって明日への活力にして下さい（笑）
色合いは美しくオレンジがかった琥珀色。
オレンジのムースやピールのような華やかな
香りが広がり、その奥で微かにピーティな香
りが鼻をくすぐります。
30年を超えてなお高いアルコール度数を保持
していますが、開封したばかりでもツンツンと
鼻につく感じはありません。
口に含むとアタックはマーマレードのようにコク
のある甘さを感じるのですが、中盤からは非常
にピーティー、スモーキーな個性が押し寄せて
広がっていきます。スモーキーさが香りよりも
味わいに溶け込んでいる感じで余韻も長く秀逸！
グラスに入れてから徐々に様々な表情に姿を変え
ていくその変化も楽しみの一つです。
飲み終わってしまうのがもったいなく思えてしまいました。
開栓日：２０１０年８月２７日
ワンショット価格：当店通常5,000円ですが → 思いきりました！2,200円
昨日
「ボウモア12年・新旧飲み比べチャレンジ」
をご紹介し、早速お客様にチャレンジしていただいたところ、
予想以上に楽しんでいただけたのでもう１種類飲み比べアイテムをご用意致しました！
題して
「ピーティーモルトブラインドチャレンジ」 １チャレンジ：８００円
アイテムはラフロイグ１０年とベンリアック・キュリオシタスです。
「えっ！？キュリオシタスってへヴィーピートとはいってもスペイ
サイドでしょ。そんなのすぐ分かっちゃうよ！」
と思いましたか？
私も正直これじゃあ簡単すぎるかな、と思ったんですが、ブライ
ンドで出されると意外と迷うんですよね。色はほとんど変わらな
いですし、飲めば飲むほど迷うんです。
ボウモア１２年・新旧飲み比べチャレンジと合わせて是非トライ
してみて下さい！
もちろんこちらも正解した場合は次の１杯を半額にてご提供させ
て頂きます♪
8月も残すところあと1週間となりました。
この厳しい残暑はいつまで続くのでしょう・・・。
来月からはネクタイ営業復活！ の予定です。 今のところ、一応・・・・・・・。
昨日のラフロイグを飲んでオフィシャル・スタンダードボトルの新・旧飲み比べがしたくなり、
棚を見ていたところボウモア１２年がありましたのでご紹介させて頂きます。
「ボウモア１２年」 700ml、40％
画像左側が現行品。右側が旧瓶です。
現行品の方がスリムで背が高くなっています。これまで
ボウモアのラベルで象徴的だったカモメがいなくなったの
を惜しむファンは多いですね。
まずは色合いですが、これはほとんど変わりありません。
香りは共に穏やかなピート香があり、それにシェリー樽の
ニュアンスなどがのっかった感じなのですが、少し時間を
おくと現行品は草原の草っぽい香りが強くなっていき軽い
印象を与えるのに 対し、旧瓶は焦がしたバタースコッチの
ような甘い要素が開いてきます。
現行品の飲み口は甘くすっきり、そしてフィニッシュはスモー
キーでドライです。ボトラーズの10年以下のアイラモルトにあ
りがちなやや苦みをともなったスモーキーさ、とでもいうのでしょうか。
一方旧瓶の方は一言でいうと「やや濃い」ですね。口に含んだ時、舌にシェリー樽由来の
渋みみたいなものと甘みを感じ、それにほんわりとスモーキーさがのっかった印象です。
現行品はフィニッシュのスモーキーさがやや強調された味わいで印象には残りやすいで
すが、ウイスキーとしての一体感は旧瓶の方が高いように感じました。
どちらが良いかは好みの問題ですが、ほんの数年前のラベルチェンジでも味わいには確
かに差があることを改めて実感致しました。
これは面白いのでみなさんにも是非試していただきたいと思い、一つ企画致しました！
題して
「ボウモア12年・新旧飲み比べチャレンジ！ ～あなたは違いの分かる人か！？～」
ボウモア12年の現行品、旧瓶をハーフショットずつブラインドでご提供致しますので、
どちらが現行品でどちらが旧瓶かを当てて下さい。
見事正解した方には次の１杯を半額にてご提供させて頂きます！
１チャレンジ：９００円
開栓日：現行品＝２０１０年４月２７日・旧瓶＝２０１０年５月４日
ワンショット価格：現行品＝８００円・旧瓶＝１，０００円
昨日ご紹介した幻の再入荷商品、ラフロイグ15年・旧ボトルが早速開封されましたので、
改めてご紹介いたします。
前回入荷したボトルと購入した場所、ロットは変わらないのですが、その味わいは以前の
ものとは微妙に異なるものでした。
オールドボトルはやはりボトルコンディションによる個体差が大きいことを改めて実感しました。
「ラフロイグ15年・旧ボトル（1998年以前の流通品）」 700ml、43％
色調は前回のボトルと変わりありません。
香りも1970年代ボウモアのようなトロピカル
フルーツ系のニュアンスがありますが、それ
に加えて前回のボトルではほとんど感じなか
ったラフロイグらしいヨードの香りも少々感じ
ます。
さらに口にしてみるとアタックは甘くまろやか
なのですが、ラフロイグ本来のスモーキー・
フレーヴァーもそれはそれでしっかりと感じら
れ、フィニッシュはどちらかというとややドライ
です。
このボトルの方が本来のラフロイグ15年で、
前回のボトルは長期間保存されている間にいい意味で抜けていたのかも
しれません。ただ今回のボトルも香りの系統は一緒なので、開栓後しばら
くしてこなれた頃にどれだけ変化しているかが非常に楽しみです。
ただ、その時まで中身が残っているかどうかが問題なのですが・・・。
開栓日：２０１０年８月２３日
ワンショット価格：２，０００円
昨日西武園のプールに行き、肩がヒリヒリしている井手尾です。
どれだけ日焼け止めクリームを塗っても１００％はガード出来ないものなんですね。
今日はシェークものを作るのがつらいです・・・
さてそんな中、本日はラフロイグ2種をご紹介いたします。
「ラフロイグ・カーディス」 700ｍｌ、55％
このボトルは２００８年のアイラフェスの時にフレンズ・オブ・ラフロイグの会員向けに
限定リリースされたものです。ボトル総数は一万数千本だったかと思います。
基本的にはクォーターカスクで熟成させたもので、１９８９蒸留の樽が２樽だけ混ぜ
られているそうです。
色合いはやや薄めのゴールド。
ラフロイグらしいスモーキーでメディカルな力強い
香りです。通常の１０年で感じる様なややフルー
ティさを帯びた香りはあまり感じません。
しかし味わいはまったりと、やや甘みを帯びてい
て、香りとは対照的にラフロイグらしいスモーキー
フレーヴァーは後半からフィニッシュにかけてよう
やく出てくるような印象でした。
香りとのギャップを感じながら楽しめる一本です。
開栓日：２０１０年８月２１日
ワンショット価格：２，０００円
さて、もう１本はこのブログで２回目の登場となるボトルです。
前回入荷時はわずか１週間で完売となってしまった大人気
ボトル。
このボトルが残っていた地方の酒屋でもこれがラストストック
とのことです。
オールドボトルなので前回同様の状態かどうか、やや気がか
りではありますが、前回存分に楽しんだ方も、残念ながら飲
めなかった方も、これがラストチャンスとなるかもしれません。
ご興味のある方は是非お早めにどうぞ！
開栓日：未開封（2010年8月23日15時現在）
ワンショット価格：２，０００円
本日もショット2,000円以上のモルトウイスキーを半額でご提供する
Special Weekend 期間中です！
普段はなかなか手を出しにくい長熟もの、レアものなど、この機会にぜひ味わってください♪
さて、本日は昨日開封されたばかりのボトルをご紹介させて頂きます。
「リキッド・サン／グレンエルギン25年（1984/2009）」 700ml、43.8％
リキッド・サン・ウイスキー社は、毎年ウイスキー・フェアーが行われるドイツのリンブルグ
近郊で、クリスチャン・クロフト氏を代表として2009年に設立された新進のボトラーです。
今までのウイスキーボトルとは異なる斬新なデザインが目を引きます。
長熟の割に色合いは淡いゴールドカラーです。
ハーブ、フローラル、フルーティーと女性的な
印象を残す香りでありながら、口にすると麦芽
の風味が一杯に広がり、シングルモルトの味わ
いをしっかりと感じさせてくれます。
フィニッシュはそれにオレンジピールの風味も加
わり、じっくりと長く舌の上を流れていきます。
ドライフルーツなど、適度に甘さのあるものを少量
つまみながら飲むとより一層その個性を楽しめる
ことでしょう。
開栓日：２０１０年８月１９日
ワンショット価格：２，０００円 ※今日２０日（金）、２１日（土）は半額１，０００円！
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